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3_3(有)不動産情報館

 

    電話 0982-35-4566

 

宮崎県延岡市恵比須町5番地4

 

宮崎県の北のはずれ、夏目漱石の「坊ちゃん」で、猿と人間が半々に住んでいると言われた町の、小さな不動産会社です。

 

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1.人と不動産の幸せな関係を築くためのサポートを信条とします。
 不動産の賃貸・売買だけでなく、資産活用、トラブルの相談その他不動産に関するさまざまな問題を総合的にサポートします。

 

2.お客様が求める範囲でしか営業をしません。
  しつこい営業は苦手です。やる気のない不動産屋に見られることがありますことを先にお詫びしておきます。

 

3.お客様のご要望に沿って、お勧めする価値のある物件のみをご紹介いたします。
  ご要望に総物件がないときは、顔を出すことが少なくなることをご容赦ください。

 

4.お客様の利益にならない取引はおすすめいたしません。
  ときどき、「買わない方がいいですよ」とか「売らない方がいいですよ」などと余計なアドバイスをしてしまう、変な不動産屋ですので気分をこわさないようにしてください。

 

5.延岡市エリアを専門として、地域に密着した情報提供をいたします。

 

6.知らないことは知らないとお答えし、お調べして後日正確にお答えいたします。

 

7.人と不動産の幸せな関係を築くために、不動産取引の知識やチェックポイントをアドバイスします。

 

8.人と不動産の幸せな関係を、将来に向かって残すために、相続・遺言についてアドバイスいたします。

 








有限会社 不動産情報館 
〒882-0046 宮崎県延岡市恵比須5-4
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【建設大臣認定】不動産コンサルティング技能登録(6)第4616号
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【掲載地域】延岡市

2024年11月 4日 (月)

私の生活はガーファに支配されている

私の生活は、GAFA・ガーファに代表される巨大IT企業に支配されている。

朝事務所に出勤すると、まずはパソコンを開いてメールのチェックをする。

毎日、100通くらいのメールが届いているが、私に必要なメールはほとんどない。

ほとんど全部が商品の売り込みのセールスメールだ。

この中に必要なメールが2,3通埋もれている。

迷惑メールを削除するソフトを入れているので、迷惑メールの大半は自動的に削除されているのだが、削除システムをすり抜けたメールが届いてしまうのだ。

まずは全メールに削除するためのチェックを入れて、その中から必要なメールだけ削除のチェックを外し、その他の迷惑メールを一括で削除する。

こんなのにひっかかる人がいるのかという稚拙なメールもあるが、Amazonやクレジット会社のメールにそっくり偽装したメールが毎日のように届く。

インターネットの世界は詐欺師の暗躍の場だが、巨大IT企業も詐欺師にも負けない手法で庶民の金を巻き上げようと網を張っている。

このところ目に余るのがGoogle。

アルゴリズムというのか、サービスの利益を最大化するために作られたさまざまな仕掛けがはりめぐらされていて、利用者の行動履歴を分析して興味・関心を推測し、より好みに合ったコンテンツや商品を送り付けてくる。

ネットのサービスは、それぞれが利益を最大化するアルゴリズムの上で運営されている。

検索をする、Webサイトにアクセスする、動画を閲覧する、商品を購入するといったユーザーの行動は、それぞれのサービスを提供する事業者が記録している。

そのデータを各種のアルゴリズムで分析し、商品の推薦や表示のカスタマイズ、広告の表示といった結果となって返ってくる

私は、それは重々承知していて、インターネットの世界にプライバシーのはないことも承知の上でインターネットの便利さの恩恵に浴してい

る。

しかし、最近のGoogleはそれが露骨だ。

ちょっと何か商品を検索すると、関連する商品にかかる広告がしつこく送り込まれてくる。

インターネットニュース等の情報も、私に送られてくるものと家内に送られてくるものは違っている。

私がまだ踏みとどまっているのは新聞を取っているからだ。

インターネットのニューを見ればいいから新聞はいらないと言っている人が私の周りにもたくさんいるが、これがすすんでいった結果がトランプさんの人気を保持されているわけだ。

アメリカの選挙はたから見ていると怖いが、私たちのまわりも同じことが起きていることを自覚しなくてはいけない。

 

2024年11月 3日 (日)

文化の日

3連休の中日。

テレビで今年最後の3連休だと言っていた。

いつからのことか祝日の法律をいじりたおして、新しい祝日が増えたり、もともと固定日だった祝日が移動日となって、日曜日と絡ませて3連休を増やしてきた。

最近はやたら3連休が多くて、何の日の祝日だかわかりはしない。

何の日だかわからないのは、日ごろが休みなんだか仕事なんだかわからないけじめの無い生活をしているせいもあるのだろうが、テレビやなんかでも何の祝日だとかはさらりと流す感じで、連休の行楽の模様ばかりを取り上げているからだろう。

今日は文化の日。

日本国憲法の交付を記念して定められた祝日だ。

文化の日は、皇居で天皇陛下から文化勲章が贈られる日でもある。

文化勲章受章者は、すでに新聞やテレビで報道されている。

今年の文化勲章受章者で私が存じ上げている方は、ちばてつやさんだけ。

漫画家では初の受賞なのだそうだ。

私はちばてつやさんの漫画の好きだった。

代表作は、あしたのジョーになるのかな。

古いところで紫電改のタカ。ちかいの魔球。

あした天気になあれ。

のたり松太郎。

おれは鉄平。

ちばさんの描く漫画の絵が好きだった。

 

私はもう何年も、漫画を見ることがなくなっていたもので、ちばさんの受賞の報道を聞いて、まだ漫画を描いておられたのかとびっくりした。

80歳はとうに過ぎておられるのではないか。

インターネットで検索してみたら85歳だった。

いったん引退をしようとしていたようだが、出版社からの要請で、今も「ひねもすのたり日記」という漫画エッセイがビッグコミックで連載されている。

インターネットはありがたいもので、連載が始まったいきさつもがこの漫画の冒頭で描かれていて、現在単行本として第六巻まで発行されていることを知った。

早速ネット購入して読んでみることにする。

思いがけない、文化の日の拾いものであった。

 

 

 

 

 

 

 

2024年11月 2日 (土)

明日からは

10月31日。納期限ぎりぎりに無事納税を済ませ、昨日は気持ちも新たに11月を迎えた。

今日からは、その日のことはその日に片付けることにするぞと、恒例のリセット。

 

19日に書いたが、こんなとき頭の中に流れる歌、「今日までそして明日から」

ページを埋めるために再度書くが、

50年前の

吉田拓郎が25歳の時の歌

これもよく私の頭の中を駆け回る。

 

私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました

そして今 私は思っています
明日からもこうして生きていくだろうと

 

いいかげんに生きてきた私の思いとは違っているのだが、相通じるところもある歌だ。

ただ、いつまでも「明日からもこう生きて」はいけない年になってしまった。

明日からは、このままではいけないなあ。

 

 

2024年11月 1日 (金)

まだ、感じること、思うこと、やりたいこと、言いたいことは山ほどある

11月1日。

月の初めのリセットの日。

自分の生活に大きな変化はないが、世の中はすさまじい勢いで変化している。

楽しい話題としては大谷翔平選手待望のワールドシリーズ優勝。

心配な出来事としては、総選挙で自民党の大敗で衆議院の議席数が過半数を割ったこと。

アメリカでは再びトランプ政権が誕生しそうなこと。

深刻な情勢のイスラエルの戦争拡大、ロシアのウクライナ侵攻。

感じること、思うこと、やりたいこと、言いたいことは山ほどあっても、どこから手を付けたらいいのかわからない。

 

現実的に、私にとって一番大変な出来事は、昨日がわが社の決算申告納税の締切日だったこと。

ずっと前から気になりつつも決算処理を放置していたもので、今月はこれが最大の懸案事項。

あーだ、こーだと、世の中のことに口出しできる状態ではなかった。

なんだかんだで11月を迎かえて、気持ちを新たにしている今日の1日であった。

 

自分が人様に意見を言うほど立派な人間じゃないことを自覚してしまって、言いたい放題を言えなくなってしまっているのだが、読者もいなくなってしまった今人のことは気にせず、言いたいことを言い続けようと思っている月の初日である。

 

 

2024年10月31日 (木)

もうリセットはできない

久しぶりに自分のブログを開いてみたら、10日余り更新が途絶えていた。

更新していないという自覚はあったが、私の感覚としては1週間足らずのことだと思っていた。

当社の決算月は8月。

10月は申告期限の月となっている。

先月から税理士事務所から要請を受けていた必要書類を揃えるのに四苦八苦。

日ごろの整理が悪いもので、行方不明の書類を探し回ることになる。

こんな時に限って飛び込みの雑用的な仕事が入ってきて、てんやわんや。

とういことでブログの更新などできる状況ではなかった。

今日、無事納税を済ませた。

経営としては9月から新年度がスタートしているのだが、こんなことだからきれいなスタートが切れない。

 

リセット、リセットでやってきたが、もうリセットができる年ではなくなってしまった。

 

凝りもせず、さて明日から。

2024年10月14日 (月)

これも死ぬまで治らない

今月末が会社の決算申告の最終締め切り日である。

9月に入ってから、毎日、締切日を気にしつつ時間を浪費してきた。

もう後が無いところまで来ていて、気持ちは追い込まれているのになぜか体が動かない。

これは、依存症の人がやってはいけないと思いつつやめられないのと似た病気なんだろう。

逆依存症とでもいうのか。

今、やっと取りかかった。

これで、なんとかしてしまうから治らないのだ。

残り少ないが、これを完治するのが私にとっての最大の課題だ。

さて、なんとかしなくては。

2024年10月13日 (日)

七五三 前撮り  またしても脳内を駆け巡る徒然草11段

今日、孫娘の七五三前撮り撮影に同行してきた。

写真スタジオに着くと、すでに孫の衣装選びが始まっていた。

最初の衣装の着付けが終わり、それは可愛い。

孫はディズニーのプリンセスが大好きで、自分の一番の推しのプリンセスと同じ衣装を着せてもらって、嬉しそうにしていた。

ここは一枚写真を撮っておこうとしてスマートフォンを構えたら、「スマートフォンの撮影は禁止です。スマートフォンは携帯をご遠慮ください」と止められてしまった。

理不尽な規定に感じたが、決まりならしょうがない。

撮影の邪魔になるのだろうと思ってスマートフォンはバッグに入れた。

お色直しが2回。

カメラマンほかスタッフ3名が、さまざまなポーズをとらせたり、緊張する孫を和ませてくれる一所懸命な姿を感謝の気持ちで眺めていた。

その様子も含めて、カメラマンとは違った目線からは写真を撮りたいと思うのだが、「スマートフォンは禁止です」と言われた言葉がきつく心に焼き付いていて内緒でスマートフォンをだすことはできなかった。

最後に孫と、夫婦と、両家2家族の集合写真撮影が終わるまで約2時間。

やっと終わったと思ったら、次には別室で、撮影した写真の中からアルバムに残す写真を選ぶという作業に入る。

プロ仕様のデジカメでバシバシ撮りまくった写真の中から、あらかじめ、ものにならない写真を外した数十枚の写真中からアルバムに仕上げる写真を選び出すわけだ。

それにあたって、まずシステムの説明になった。

「アルバムに載せる写真1枚が7,700円になります。それ掛ける枚数が写真の料金になります」とのこと。

私はそばにいて聞いていてびっくりした。

1枚7,700円。10枚で77,000円。20枚なら154,000円。

この写真をアルバムにするのにも、表紙や表示形式に様々なパターンがあって、その編集費用が加算されるようだ。

写真は連射で数十枚、おそらく100枚以上撮っているはずだ。

これも捨てがたい、あれも残しておきたいと、写真を全部残したら数十万円になる。

なるほど、ここにいたって「スマートフォンは禁止です」との厳しい言葉の意味が分かった。

家族にスマートフォンで好き放題撮影させてしまうと、写真の購入枚数が少なくなるから撮影禁止というわけだ。

 

私が、常日頃よく頭に浮かぶ言葉の一つに「この木なかりましかば」というのがある。

高校の古文の時間に出て来た、徒然草11段の「神無月のころ 来栖のというところを過ぎて」で始まり、途中の文章はしっかり覚えていないのだが、山奥の細い道に立ち入ってしまって、そこに落ち葉に埋もれた古い庵があって、なんにもないところだけど、お供え物の棚に菊や紅葉が飾られていて、こんなところにも人が住んでいるんだなーと、しみじみと感じ入っていると、ミカンがたわわに実をつけている木があって、そのまわりを厳重に囲っているのを見て、「この木がなければなー」と残念に思ったという内容だった。

 

私は、年の終わりの大晦日や、月の変わりの一日(ついたち)に、高浜虚子の「去年今年(こぞことし) 貫く棒のごときもの」という言葉が頭の中を飛び回るのだが、「この木なかりましかば」という言葉も、なにかにつけ脳内を飛び回る言葉の一つだ。

孫娘の場合、日ごろから親達が可愛い写真を撮り続けて送ってきてくれていて、それが一番の楽しい写真なのだけど、親としても祖父母としても七五三は特別の写真を撮っておきたいところ。

そその気持ちに乗じての商魂が見えてしまったとき、「この木なかりましかば」が頭の中に渦をまいてしまうことになる。

 

しかし、ラインで送られてきた写真を見ていると、やっぱり写真を撮るのは良かったなーと思った今日の出来事だった。

 

 

 

2024年10月12日 (土)

悪徳不動産屋日記 負動産というものは無いと思っていたが

負動産という言葉がある。

親が残してくれた家や土地の管理や処分に多大な労力とお金がかかってしまって、相続財産がマイナス財産になるという意味を表現する言葉だ。

しかし私は、元来、売れない不動産はないと考えてきた。

売れないのは、そこそこ売ってなにがしかの利益を出したいという欲があるからであって、タダみたいに安くすれば売れると思っていたのだ。

私は、相続した家などについて相当数の相談を受けてきた。

その多くは、相続した家の売却の相談だった。

相談の多くは、「こんな古い家、売れるでしょうか」とか、「どのくらいで売れるでしょうか」という相談だ。

私は、前述のとおり「売れない不動産はない」という考えであったから、「売れない不動産はないですよ」と答え、売るためにどうしたらいいか、また売れる価格がどのくらいになるかという助言をすることになる。

売却にあたっては、どのくらいだったら売れるだろうかという価格査定をする。

私の査定方法は、売る人はこのくらいで売りたいだろうなという価格と、買う人はこのくらいの価格を考えているだろうなという両面からは査定することにとしている。

100%の現実として、売る人は1円でも高く売りたい、買う人は1円でも安く買いたいと思っている。

育ちが良く良識の権化と言った体の方でも、いざ取引となると、人間の本性があらわれる。

お互い、なかなか条件をゆずらないで厳しい交渉が入ることが少なくない。

しかし、それはあたりまえのこと。

人生で一番の高額な買い物なのだから、数百万円、数十万円価格の交渉がはいることも少なくない。

この相反する両者の欲の狭間で話をまとめるのが私の仕事だと思っている。

だから、こんな家買う人がいるだろうか、売れるものだろうかとおっしゃっていたお客さんが、いざ私の査定をすんなり納得するかというとそうはいない。

私の査定価格をはるかに上回る価格を想定している方が多い。

「そんなに安くは売りたくない」「近くでもっと高く売れた例を知っている」となるのだ。

私は悪徳不動産屋。人がそう思っていることは身に染みて思い知らされてきている。

だから、売る方が思っているだろうなという価格と、買う方が買う気になるだろうなという2面から価格査定をするようにしているのだ。

しかしお客さんは、買う方のお客さんが思っているだろうなという価格の説明を、不動産屋が値切り倒しているのだと勘違いする傾向があってなかなか納得しない。

そこを、これはあくまでも買手さんはこう思うだろうなという価格なんですよと、価格の実態を理解していただいて、とりあえずは売主さんの希望する価格でお預かりすることになるというのが私のやり方だった。

根底には、「売れない不動産はない」。

売れないのは売主が欲張って、設定価格が高いからであって、売れるべき価格になれば売れると思っていた。

極端に言えば、タダどうぜんに安くすれば売れる。ただで売れないものはないと思っていた。

「思っていた」。はい、過去形です。

最近、タダでも売れないという物件の相談に少なからず遭遇するのだ。

壊れかかった家があって解体して更地にしないと売れないのだが、建築基準法で再建築ができない土地。

建築はできるが、道が狭かったり、利便性が悪くて、家を解体費用が土地代より高くなるという物件もある。

町の中心部の商業地で、土地の値段はそこそこつくのだが、土地いっぱいに鉄筋コンクリート3階建てとか4階建の老朽化した建物が建っているので、解体費用が高額になって土地代で解体費用が賄えないということもある。

「負動産」はないと思っていたが、「負動産」になってしまうこともある。

しかし私は物を捨てることができない年代の不動産屋。

知恵を絞れば、「負」とまではならないこともある。

私は物を捨てることができない世代の不動産屋。

手っ取り早く解体しての売買だけでなく、古い建物をなんとか生かせないかを考えて、不動産を「負」にしない売り方に知恵を絞っている。

ただし、不要不急の不動産は早めに処分の方法を考えることが肝要。

「売れない不動産もある」と思い直している、今日この頃の悪徳不動産屋である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年10月 9日 (水)

袴田さん無罪確定!

強盗殺人罪で死刑が確定していた袴田巌の再審無罪判決について、検察庁が控訴しないと発表し袴田さんの無罪が確定した。

逮捕されて58年。
袴田さんは、今、88歳。
人生の半分以上を、死におびえながら檻の中で生きてきた。

当初から物的証拠が少なく、自白のみによる裁判が始まった。
すべてのマスコミの報道も袴田さんが真犯人だという報道であった。
当時、日本中が袴田さんを犯人視していた。。
罪を認めれば死刑になることがわかっているのに、やってもいないことをやったと自白するはずはないと思っていた。

マスコミは検察検察側からの発表をもと報道するが、無罪を主張する被疑者側の声の検証をしない。
国民も、マスコミの報道のみの情報で被疑者を犯人だと断定し、糾弾する。

今日、私が朝日新聞は1面の「袴田さん無罪」の記事の一部で、当時の報道を詫びていた。

私が忘れられない事件に、松本サリン事件がある。
オウム真理教がサリン散布をして8人の命を奪ったテロ事件だが、当時第一通報者の河野さんが重要参考人として取り調べを受け、マスコミは河野さんが真犯人であるかのような報道合戦を繰り広げた。

あの時も、日本中が河野さんを犯人扱いしていた。
マスコミの報道を見ていて私も、河野さんが犯人だと思い込んでしまった。
そんな中で私の家内は「あの人は絶対に犯人じゃないと思う」と言っていたのだが、家内のそんな感想に対して私は、「あの男が犯人なのは明白だ。どう考えてもあの男以外に犯人はあり得ない」と家内を怒鳴りつけたりした。

当時も、一部専門家の中ではサリン散布が原因であって、それは河野さん個人でできることではないという見解が出ていたのだが、警察も、マスコミからもそんな情報は発せられなかった。

そして、それから数年後になって私の同級生の友人が狂言により強姦犯人として逮捕され、新聞沙汰になった事件を体験した。

個人間のトラブルから、相手方が警察に強姦されたと通報し、友人は逮捕され新聞に強姦版として実名報道された。

それは、金銭のトラブルから逆恨みした友達男女が、まったく事実無根の虚偽通報をしたことによる誤認逮捕だった。

このとき、無実の罪で逮捕監禁された友人は、結局、警察の筋書き通りの自白調書に署名したのだ。

その後、余りにも不自然な訴えに対して被害者を取り調べる中、事件が事実無根のでっち上げだったことが判明し、友人は釈放・開放された。

しかし、1週間以上に及ぶ拘禁取り調べ中に職場からは解雇され、無実だったにもかかわらはず世間の目は友人を犯人とした。

警察も、それを報道したマスコミも誤認逮捕であったことは一切報じない。

彼は、職を無くし、次の働き場も見つからず、住所を変え人目を避けた生活を強いられた。

私は、現実に、まったく事実無根の被疑者が、自白させらた事象を経験している。

袴田さんの事件は誰にも起こり得ることで、一般の人にとって全く無関係な話しではないのだ。

疑いをかけられて、一度逮捕されてしまうと自白するか、他に犯人が見つからない限り拘置所から解放されることはない。

起訴前においては、20日間という勾留期間の制限があるのだが、裁判所に勾留延長を申し立てるとほぼ100%近くは勾留延長が認められるというのが現実だ。

テレビや映画で、逮捕された犯人が「弁護士を呼んでくれ」「弁護士同席でないと何もしゃべらない」と言っている場面をよく見かけるが、日本の社会では通用しないのだ。

ましてや袴田さんの場合、警察検察の証拠捏造まで糾弾されている。
これは組織的な殺人だとも言える。

組織の一員としての人は、人の良心を無くしてしまうのだろう。

日本の人質司法は、絶対に見直されなければならない大きな問題だと思っている。


袴田さんが無実になったことに対して、おめでとうございますという言葉は適切だとは思えない。
大変でしたねと声をかけるのが正しいのか。
なんとも、やるせない思いである。

 

 

2024年10月 5日 (土)

悪徳不動産屋日記  悪徳不動、反省

今月2日に貸店舗を探しに来られていたお客さんが、今日ご来社された。

いろいろ検討してみたけど、車での荷物の出し入れを考えて見合わせますということをわざわざ来店して伝えに来られた。

さんざん案内に引っ張りまわして時間を取らせても、そのまま連絡なしというお客さんも多いのに、丁重なご報告をいただいたことに感謝。

今日は、「他になにかあったら、また連絡してください」ということは言われなかった。

何か他に良い物件が見つかったのだろう。

条件に見合う物件はないと思っていた私の怠慢を反省。

 

悪徳不動産屋は、すなおに反省する不動産屋なのである。

2024年10月 4日 (金)

久々にツタヤに

今日、ツタヤに行った。

ずいぶん久しぶりのことだった。

最寄りのツタヤは、当事務所から車で3、4分といったところ。

近いので、以前は週に1,2度は週刊誌の立ち読みがてら寄っていたのだが、雑誌8000冊が読み放題という触れ込みの楽天マガジンのサブスクサービスに入ってから、立ち読みがてらに本屋に行くということが少なくなって、このところ本屋さんにいくのがめっきり少なくなっている。

それにしても、月に1か2度は立寄っていたのだが、行くたびに本の配置が変わっていて、目当ての本を探しに行くと見つけにくくなっていた。

本の配置が変わるのは、売れるの本を手に取りやすい場所に陳列するということなのだろうが、陳列の商品構成の変化を見ていると、今、本屋さんの経営は大変なんだなーというのをひしひしと感じられる。

商品構成だけでなく、セルフレジが標準になっている。

私はスーパーではセルフレジを使うし、支払いにはもっぱら電子マネーやバーコード決済を使っているのだが、なぜかツタヤのセルフレジは使ったことが無くて、有人レジでしか支払いをしたことが無い。

昨日は、ちょっとどうなっているのかツタヤの2階のレンタルCD・DVDのコーナーを覗いてみた。

本が売れない時代になって、本売り場にはその苦労がまじまじと現れているが、動画配信サービス・音楽配信全盛の今、レンタル事業の状況はどうなっていくか、ふと気になったからだ。

こちらは、本売り場以上の変身を遂げていた。

レンタルCDのスペースは以前の5分の1位に縮小されていた。

DVDはスペースも全体的に縮小されていて、座って休憩できるようなラウンジスペースが広く撮られていた。

驚きだったのは、アニメと、韓流映画・ドラマのコーナーに大きくスペースが割かれていること。

どちらも私が興味が無いジャンルなので、私にとっては大きな驚きだった。

 

インターネットが、大きく社会を変えてきた。

いろんな分野でそれに対応して生きてきているのだなーと、つくづく感じさせられた今日の出来事だった。

2024年10月 2日 (水)

悪徳不動産屋日記 「あったら」ですよ

今日、貸店舗の案内をした。

 

当社の周囲50m程度ということが条件だった。

周囲50mと限定されると、該当する物件は少ない。

予算は低額。

使用目的も特殊。

そんな中で、なんとか該当しそうな物件があったので案内した。

そこは当社が家主で、内装のクロス等を張り替えて貸す予定にしている物件だった。

使用目的が室内を汚しそうな作業場だったから、家主さんにその了解をもらえることという条件もあったので、内装をやり替えないまま家賃を安くするので見てみないですか、ということで案内した。

 

この物件の欠点は、なにか湿気が多くて壁が結露してかびるということだった。

だから、店舗とか事務所として貸すためには結露対策を考えなくてはいけない。

その対策を考えている最中だった。

だから

 

そこに作業場として使える物件を探しているという話が舞い込んだわけだ。

私もリフォームをしないで借りてもらえるならありがたい。

それで、そのままの状態で、湿気が多いという状況を納得して借りてもらえるのであればという条件で、相当低額の家賃を提案した。

お客さんは、まず外観の写真をみて、「トイレは洋式ですか」と聞いてきた。

「トイレは洋式です」と答えると、「それだったら、そんなに安くしてもらえるなら、これでいいかかな」というような、すぐにでも借りるというような勢いだった。

そこで、私は「検討するということでしたら中を見てください。中を見ないとわからないでしょう。広さとか設備とかを確認して使えるかどうか確認してください」

ということで室内を見てもらった。

あれこれしっかり見てもらったが、反応は悪くない。

しかし、ちょっと気に入らない部分もあるようだった。

私は商談のクロージングが下手。

ここでお客さんを追い込むことができない。

家賃は絶対に安い価格を提示している。

条件の8割は満たしていると思う。

不動産は、要望の100%を満たす物件はない。

どこで折り合うかだ。

私は、ご希望の8割は満たしているという意味合いの説明はするが、結論を急がせることはしない。

当社の周囲50mが一番の条件だとのこと。

私がいかによだきんぼ(宮崎弁で、怠け者)な不動産屋だと言えども、周囲の物件の状況は頭に入っている。

予算を大幅に引き上げるのか、範囲を広げないと該当する物件はない。

少なくとも、内装工事をしないでそのまま使えるような物件はない。

だから、借りる方向で前向きの答えが出ると思っていた。

 

しかし、「ほかに何かいい物件はないですか」との答えだった。

私には、この他にこのお客さんの希望する条件に該当する物件情報の持ち合わせはない。

このお客さんを連れて来てくれた紹介者(私の知り合い)の方からは、「何かあったら連絡してください」と言われた。

 

私は、「はい。あったら、また連絡します」と答えた。

私は言葉には責任を持っている。もし該当する物件が「あったら」連絡をしますなのである。

私が悪徳不動産屋たるゆえんは、「なかったら」連絡しませんという気持ちを込めているということ。

 

このお客さんは、まだ今は差し迫った状況で物件探しをしてはいない。

差し迫ったら、今日私が勧めた物件を借りたいと言ってくるかもしれないし、予算を上げたりエリアを広げたりと条件を拡げて希望にあう物件を探しあてることになるのだろう

 

不動産は縁とタイミング。

真剣に探せばどこかで見つかります。運が良ければ。

 

2024年10月 1日 (火)

石破さん あなたもですか     国民をそんなに甘く見てはいけない

自民党の総裁選は石破さんの勝利となった。

私は自民党支持者ではないが、自民党内で党内野党的な発言をしてきていたい石破さんの総裁就任には期待していた。

自民党は変わるかもしれない。

そう思っていたが、石破さんは次期総理大臣に決まった瞬間に、いままでの言動をひっくり返す行動に出た。

野党のどなたかが言っていたが、「自民党を変えると言っていた石破さんが、自民党を変える前に自分を変えてしまった」。

実に言い得て妙。

もう、ガッカリである。

総裁選が大きく注目され、今まで時の政権に批判的な意見を言い続けてきた石破さんが自民党を変えるてくれそうだということで世論調査の支持率が上がった今、直ちに選挙することで選挙に勝てると思ってのことだろう。

こんな時、いままでだったら反対の声を上げたのが石破さんだった。

その石田さんが、まだ総理大臣になったわけでもないのに解散を宣言した。

かつて、石破さんは「衆院解散・総選挙は内閣不信任案が可決されたり、予算案や重要法案が否決されるなど、内閣と衆議院の意思が異なった場合に主権者である国民の判断を仰ぐために行われるのが憲法の趣旨であり、時の内閣の基盤を安定させるために行うといった発想はとるべきものではない」と、首相の裁量だけで行われる解散を批判していた。

総裁選挙中でも、「全閣僚出席形の予算委員会を一通りやって、この政権は何を考えているのか、何を目指そうとしているのかということが、国民の皆さま方に示せた段階で、可能な限り早く信は問いたい」と言っていた。

その石破さんが、平然と歴史的にも最短での解散総選挙の正当性を主張する姿をみていると、石田さんあなたもかと予定通りの落胆をしてしまう。

 

岸田さんにせよ、兵庫県知事の斎藤さんにせよ、一番やりたかったことは総理大臣になることであり、県知事になることだったと揶揄されていたが、石破さんも結局は一番の目的は総理大臣になることだったのかと無力感さえ感じる。

 

しかし、国民をそんなに甘く見てはいけない。

今、緊急の支持率調査を行えば、直前の支持率に比べて、支持率は10ポイント以上下落しているはずだ。

これで自民党が勝利したら、国民が悪い。

2024年9月27日 (金)

袴田事件 大谷翔平地区優勝 自民党総裁選挙

今日は大きな出来事の多い日だった。

袴田事件再審無罪判決。

ドジャースが大谷翔平選手の活躍で地区優勝。

自民党総裁選で石破さんが新総裁に。

テレビで大騒ぎしているほどの大問題ではないと思うのだが、兵庫県斎藤知事の出直し選挙出馬。

 

どれも大きな出来事だが、こんな時に限ってよくあることなのだが、私は小さな出来事に1日中振り回された。

まだその小さな出来事の始末が終わらなくて、ゆっくりパソコンに向かう時間が無い。

 

そんな中で、一番言っておきたいのは、一番個人的に身につまされる大問題は袴田事件のことだ。

日本の司法制度だと、いつ自分の身に起きるかもしれない問題なのだ。

大谷選手の活躍は、私にとっても最大の注目しているニュースだし、自民党総裁選も大いに気になる結果だけど、それがそのまま自分の身に直接影響を与える問題ではない。

しかし、袴田事件の問題点は、いつ私の身に及ぶことになるかわからない怖い問題だと思っている。

犯罪とは全く無関係な立場であっても、誰かが悪意に犯罪者に仕立てようとして告発され逮捕されてしまったら、そこから抜け出す方法はないのだ。

このことは、私が私の身の回りで体験したことで何度か書いてきているが、無実であっても疑われて逮捕されてしまうと、自白するまで監禁されてしまうというの日本が日本の現実だ。

怖がりで小心者の私としては、日本の司法が、憲法に遵守した運営がなされることを切望している。

 

時間がないので、また時間を見つけて主張していきたい。

今は、痩せガエルの独り言だが。

 

2024年9月23日 (月)

秋分の日 暦の通り 暑さ寒さも彼岸まで

今日は秋分の日。彼岸の中日(ちゅうにち)。

今年は、まさに暑さ寒さも彼岸までの言葉の通り、今朝はちょっと肌寒く感じるほどの涼しさだった。

朝のワイドショーで、今朝の気温は6月なんにちか以来の気温だそうだ。

猛暑、猛暑の残暑、残暑。

近年、その年だけが特別なような言い方になっているけど、大昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言ってきた。

ということは、9月になっても暑い年は珍しくないってことだろう。

人は、苦しいことや辛いことは過大に感じる、愚痴の多い生き物なのだ。

何度も言ったことだが、ワイドショーなんかは「良い気候になりましたね」と喜びの声を上げる時間は短い。

楽しいこと、幸せなことは、当たり前のこととして、ことさらに喜びや感謝の言葉は発さない。

そもそも、ワイドショーってのは視聴率第一で作っているわけで、ジャーナリズムではない。

人の小さな幸せなんてものでは視聴率は取れない。

それは人間がゲスであるってことで、人の不幸は蜜の味。

人の悪口を肴に飲む酒が一番おいしいなんて言葉もある。

 

一つ今日は、自然が運んでくれた秋の気配に、ひとりで感謝することにしよう。

2024年9月22日 (日)

なんということ 能登半島地震被災地域が豪雨災害

昨日、夕方のテレビの石川県能登地方の豪雨被害の映像には言葉を失った。

街が川の底に沈んでしまったような映像が流れている。

さらに驚いたのは、ニュースから聞こえてくる被災地の地名だった。

大きな被害が出ているのは、「輪島市、珠洲市、能登町」だと言っている。

1月1日の地震の被災地そのものじゃないか。

昼間、スマートフォンに、石川県に線状降水帯による豪雨災害が発生しているというニュースが入っていたが、地震被災地にだとに集中しているとは思わなかった。

テレビに表示されている地図を見ると、豪雨の被災地は能登半島地震の被災地の地図にそのまま重なっている。

地震被災者用の仮設住宅も床上浸水している。

なんということ。なぜ、同じところに。

豪雨の被害がもっと広範囲で、その一部に能登がはいっているのであれば、まだ理解ができる。

しかし、地震の被災地と寸分たがわない地域を限定して豪雨を降らせている。

まだ地震の後片付けにも手をつけられないまま、避難していた仮設住宅が水に浸かってしまった被災者は心が折れてしまうのではないか。

 

 

おかけする言葉も見つからない。

2024年9月21日 (土)

大谷サン

なにはともあれ、大谷サン。

すごいですね。

前人未到の50ホームラン・50盗塁をやれるのか。

やりそうだな。

間違いなくやれるな。

達成はいつになるのだろう。

記録達成目前で、数試合ホームランが止まった(ように感じた)。

一昨年、ヤクルトスワローズの村上選手がホームランを打ちまくり、あっさり王さんのホームラン日本記録55本に並んだと思ったら、それから12試合53打席ホームラン無しの大スランプに陥ったことを思い出していた。

大谷サンにも大記録を目前にしたプレッシャーがあるのだろう。

そう思っていた矢先、大谷サンはあっさり大記録を達成した。

それも一試合で、6打数3本塁打10打点という劇的な形で。

もう、何にも言えねー。

それにしても大谷サンは、すべての人を楽しく幸せにしてくれる。

我々世代の大スターであった、長嶋さんも王さんも、石原裕次郎だって、アンチはいた。

だけど、大谷サンへのアンチの声は聞こえてこない。

 

大谷サンのような勢いで戦争をやめさせるような人は出ないものかなあ。

2024年9月18日 (水)

厳罰の必要性をていねいに説明してもらいたい

17日、福島第一原発2号機で実施予定だった燃料デブリの試験的な取り出しが、またしても失敗に終わった。

これは、8月22日に取り出し作業にとりかかったものだが、装置の接続順のミスが発覚して中断して、再発防止策をとって今月10日に作業を再開したものだ。

再発防止策をとってかかったはずなのに、今度は、 使う装置のカメラ映像が確認できなくなったということで中断。

原因は調査中で、再開の見通しも立っていないという。

もともと、政府と東電は当初、2号機での試験的な燃料デブリ取り出しを2021年までに始める予定だった。

莫大な国費も投じながら、ロボットアームの開発の遅れなどでこれまでに3回延期してきた。

880トンの燃料デブリがあるとされているのに、事故から13年半が経つというのに、たった3グラム以下を試験的に取り出す作業に着手するという話なのだ。

デブリの組成や硬さなどはわかっておらず、燃料デブリの本格的取り出しに向けて、まずは3グラム以下を試験的に取り出し、分析するというなんとものんびりした計画なのだ。

3グラム以下という言い方も、なんとも理解しがたい。

取り出せるのは0.1グラムということもあるわけだ。

事故から13年ですよ。

本当のところは、どうしていいかわからない。

とにかく、一所懸命やっているふりをしておこうということではないのか。

必至になって試験的な取り出し方を検討している姿を見せて、時間を引き延ばせるだけ引き延ばして、なんとか国民の非難の声が収まるのを待っているのではないか。

ようやっとのことで耳の垢くらいのデブリの取り出しに成功したら、取り出しに成功しましたよと手柄を立てて見せて期待を持たせ、次には成分の分析でまた時間稼ぎをする。

分析が終わったら、そこからまた取り出し作業方法の検討に入る。

時間稼ぎをしている間に、自己の責任を負うべき立場の人たちは、先に此の世を去っていく。

 

いったん事故を起こしてしまうと、処理方法の無い原発を、どうしてさらに推進しなければならないという流れを作ろうとしているのだろう。

今後は絶対に事故は起こさないといっているが、世界中から注目を浴びていて、見事に成功させなければいけないデブリの取り出し作業でさえ、単純な作業ミスで失敗したり、原因もわからない故障で失敗している。

原発が必要だという考えの人は、原発は安全なんだと見え見えの嘘をつくより、こんなに危険な原発でも、人間社会を維持するのに必要なんですよと納得できる説明をしてもらいたい。

 

 

 

2024年9月17日 (火)

衝撃 朝日新聞大スクープ   安倍元総理 統一教会会長と面談

今朝の朝刊を手にして、びっくりした。

一面ぶち抜きで、「安倍氏、旧統一教会会長と面談」の見出し。

カラー写真の中央に安倍総理と並んで統一教会の会長。

その右側には萩生田光一さん、岸信夫さんと統一教会幹部、左側には勝共連合の二人の幹部。

自民党本部の総裁応接室で撮られた写真だ。

時期は2013年の参議院選挙直前。

 

衝撃的なニュースだが、私は、今朝のワイドショーでは見ていない。

 

インターネット検索をしてたが、朝日新聞のスクープのようだ。

 

その中で、「x」でトレンド入りした「写真は私」という記事。

この明々白々な写真について問われた羽生田さんが、写真は私と認めつつも「記録はなく、記憶もない」と、なんとも言い訳にならない回答。

岸信夫さんも「確認できなかった」と述べているとのこと。

 

今、時の人となっている齊藤兵庫県知事にも見るように、事実をつきつけられても一切認めず、都合の悪いことは忘れきることができることが政治家の特性のようだ。

 

総選挙を見据えた自民党総裁選で、悪い流れを断ち切ろうとしていたこの時期の大スクープ。

 

どうなることだろう。

 

 

 

 

 

2024年9月16日 (月)

警察からの電話

電話が入った。

表示されている番号は、市内の固定電話の番号だった。

なんだか見覚えのあるような気もする。

ん? 末尾が0110。

これって、警察署の番号だ。

警察からの電話となると、なぜかドキッとする。

警察にごやっかいになるような悪いことをした覚えはないのだが、警察からの電話というのは楽しい話ではないことは確かだ。

なんだろう?

子供が交通事故にあったのではないか?

管理しているアパートで事件でもあったのか?

不安がよぎる。

同時に、一昨日から、普段の買い物用のダイレックスのクレジットカードが見つからなくて、家の中で紛失したと思っていたのだが、外で落としていて警察に届いているという電話なのか?という都合のいい想像もした。

まさか、昨日のブログで警察の悪口になる内容を書いたことでの苦情の電話ではないかということはあり得ないことだろうが、まったくないとは言えないなと、ちょっとだけ不安がよぎる。

一瞬で、いろいろ想像しながら受話器を取った。

「こちらは延岡警察署からですが・・・・」

やっぱり警察署からの電話だった。

犯罪をした覚えはないのだが、なぜか緊張がはしる。

「延岡駅近くの〇〇ビルの管理は、そちらでやられていますか」

想定していた内容のひとつだった。

泥棒が入ったのか。入居者が問題を起こしたのか。

入居者のことで問い合わせを受けた経験も何度かある。

何だろう?

「はい。〇〇ビルは当社の管理ですが、なにかありましたか」

気の弱い悪徳不動産屋としては、不安をいだきつつも平静を装って冷静に応対する。

「実は、〇〇ビルに長期間放置されている自転車がありまして、そのことで管理者様にお話があるので、お伺いしたいのですが・・」

私が責められる話ではないようでほっとしたが、自転車置き場のないビルだから、入居者が路上に放置しているのでなんとかしろというはなしだとちょっと面倒だ。

「どういう話でしょう?」と聞くと、警察で放置自転車の処分をするので管理者様の同意の署名と印鑑をいただきたいのですが、ご協力願えませんでしょうか」

私は、ここで完全に心が安らいだ。

ラッキーなことに、近所の人から警察に放置自転車があるという苦情があって、警察で調べてみたら盗難車だったというのである。

盗難車であれば、警察が収容することになる。

そのために、自転車の放置場所の管理者としての印鑑をもらいたいというのである。

 

これは、はなはだ幸運なことなのだ。

これが盗難車でなかったら、法にのっとって処分するとなると、なかなか大変なのだ。

空き地とか駐車場と言った私有地に不法に放置された車や自転車は、勝手に処分すると窃盗罪や損害賠償で訴えられることになる。

私の経験でも、私有地に無断で放置されたままになってた車の撤去について警察に相談しても、民事問題だからということで警察は撤去はしてもらえなかった。

悪意で、ナンバープレートをはずした車を放置されでもすると、結構大変なことになる。

壊れかかっててゴミみたいな車であっても、勝手に処分はできない。

法律違反になるから、まっとうな車の解体業者さんだと、移動も引き取りもしてくれない。

正統な法律手続きをとって処分するには、弁護士に依頼しなければないが、40,50万円の費用がかかってしまう。

 

さらに私にとってラッキーだったのは、担当の警察官がうら若き、かわいい女性であったこと。

こんなことを言うとジェンダー差別だと叱られるかもしれないが、相手がいかつい男性警察官であったら、なんとなくこちらが緊張してしまう。

まだ赴任して間もないようで、非常に恐縮した感じで丁寧に手続きの書類を作成されていた。

 

重ねての話になるが、私有地に悪意の放置車両の処理は大変です。

ということで、今回はラッキーでした。

 

昨日のブログの話とは外れるが、多くの場合は警察は国民の安全を守ってくれているのですよ。

 

 

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