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2010年6月19日 (土)

長嶋さん、王さん、石川遼さん

 昨日も言ったのだけど、石川遼君はすごい。

 すごいというしかない。





 今朝も早朝から全米オープンゴルフを見ていた。

 なんと遼君が1位と2打差の2位タイでホールアウトした。




 トムワトソンと同じ組でまわっていたが、なんとも堂々とというか、

遅れすることもなく、ひたすらゴルフに集中しているように感じた。




 ここで、ちょっとだけ宮崎の宣伝をさせてもらうと、トムワトソンは宮

崎ではなじみのあるベテランのゴルファーで、かの有名なフェニックス

カントリークラブのあるフェニックス・シーガイヤ・リゾートにトムワトソ

ンの名前を冠したコースがあって、トムワトソンがメジャーで優勝争い

をしていた人気バリバリの頃に、彼の設計で作られたゴルフコースな

のだ。



 僕たちの年代だと、現在のゴルフ界で言うとタイガー・ウッズやフィル

ミケルソンみたいな人で、僕たちの年代の野球選手で言ったら、長嶋

さんや王さんみたいな人で、そんな人と肩を並べてというか、それ以上

に大きく感じさせる彼のプレーは見ていて本当に感動ものである。

 


 それは何も日本の代表としての彼の活躍に感動するのではなく

て、彼のゴルフにひたむきな生き方に感動するわけだ。


 彼のゴルフは、限りない自分の未来への挑戦であって、決して

目の前の成績のために逃げることをしない。



 常に攻め続ける。

 そこにファンは感動してしまうわけだ。

 

 いいスコアーで上がってきても、大叩きをして上がってきても、彼

の発する言葉は、常に自分の目指すゴルフの完成を追い続ける

ものでしかなく、だから明日、さらにいいスコアーを出しても彼が慢

心することはないだろうし、攻めた結果の大叩きをしても彼はなげ

くことはないだろう。




 どんな結果であっても、それは彼が目指すゴルフの完成形に近づ

くための一経過でしかない。





 昨日も言ったのだが、彼は長嶋さんの華やかさと王さんの重厚さ

を併せ持つ希有な巨人である。





 この年になるまで、なにもして来なかったおじさんとしては、まだ

19歳にしかならないこの少年に、つくづく人生を教えられてしまう

のだ。

 

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