SFCGその②
昨日話をしたSFCG元会長逮捕の記事が、今日の朝日新聞の社会面の一面全部を埋めるくらいの大きい事件だった。
一部のワイドショーではこの事件を取り上げてましたが、圧倒的に報道時間の多いのは大相撲の野球賭博問題と、ワールドカップのこと。
大相撲は国技だと言うけど、これは国の機関によって認められているものではない。
話はそれるんだけど、柔道が国技だっていいと思うし、空手も国技に指定してくれって主張してもいいんじゃないかな。
外国でも、国で定めた国技というは少ないようで、アメリカのベースボール、アメリカンフットボールも国でさだめたものではないくて、カナダのアイスホッケー、スリランカのバレーボール、韓国のテコンドー、ブラジルのカポエイラなんてのは国で定めた国技のようだ。
このまま話を横道にそれたままにすると、大相撲が国技だというのは、明治42年に両国に始めての相撲の常設館ができたときに「国技館」と名前をつけたことことによるものではないかというのが有力な説のようだ。
ちなみに日本の国花は、国民になんとなく親しまれていている「さくら」と天皇家の紋章に使われている「菊」が国花としてとりあつかわれている。
国鳥は「きじ」で、これは日本鳥類学会が定めたようで、「きじ」は日本の固有種の鳥なんだそうだ。
ということで、(主題はSFCGで話はまだまだそれっぱなしだが)なにも大相撲は国技じゃないし、国民番組とも言える紅白歌合戦的に国民の多くが関心を寄せているような視聴率をとるわけでもないんであって、どうしてこんなに朝の貴重な時間のなかの30分も1時間もの時間をさいてとりあげるのか不思議でならない。
サッカーのワールドシリーズもそうで、少なくとも日ごろ僕のまわりでサッカーの結果を話題にする者はいない。
実際鳴り物入りでサッカーのプロリーグが誕生した時がサッカーブームの頂点で、それからは人気はずっーと下がりっぱなしのはずだ。
プロリーグの誕生のときだって、なんでテレビがこんなに大騒ぎするんだろうっ思っていて、テレビに扇動されて、流行りに乗り遅れてはいけないと、例によって自分の個性をもたない国民たちが、めくらましにあってテレビのチャンネルを回しただけの俄かサッカーファンは早々に撤退してしまったようだ。
テレビというのは、なんでもいいから考えることを放棄している国民が興味をそそるイベントを造っていかなくてはいけないもので、それがこの数日のワールドシリーズであり、野球賭博問題なのだ。
しかし、僕の周りから聞こえる声は、「どのチャンネルを回してもワールドシリーズと、野球賭博問題でテレビが面白くない」というもの。
まだ調べに言ってはいないが、絶対にビデオレンタルの「ツタヤ」の売り上げが伸びているはずだ。
僕は、構想ばかりで行動に移さない悪癖をもつ人間だが、どなたか「ツタヤ」の売り上げと、テレビ視聴率の相関関係的な調査をしてみると、新しい分野の社会評論家として売りだせるかもしれない。
ということで、本題のSFCG問題だが、さすがに純粋なニュース報道ではテレビでもトップニュースとして取り上げられている。
そして、一番最初に書いているように、朝日新聞では社会面の一面の半分条のスペースを割いた記事になっている。
だけど、身の回りの、例えば家人に聞いても、愚息に聞いても、うちの社員に聞いても、仕事で出会った人に聞いても、だれもSFCGなんて知らない。
国会でも取り上げられた、あの商工ファンドという会社のことだよ、と言ってもわからない。
僕が、ちっぽけな不動産屋で少ない取引の中でも、この会社に被害を受けた人の案件に5つ位はでくわしているわけで、日本国中では何万人何十万人、ひょっとするとそれ以上の人が被害を受けている会社なわけだ。
だから、テレビで臨時ニュースにもなったし、トップニュースにもなったわけだ。
でも、誰も知らない。
こんな問題は自分にさえ関係なけば、ニュースで大きく取り上げても少しも記憶には残らない。
一般庶民がこんな風だから、テレビはくだらない番組しか作らないのだろう。
それでも、あきらめずにブツブツ言っていく。
ところで、昨日話をしていたSFCGの根抵当権の仮登記抹消が、今日無事に終わりました。
朝、まだ僕が出勤前の8時50分過ぎに携帯がなりました。
しらない番号からの電話で、なんだろうと思って出てみると、なんと法務局の職員さんからで「抹消登記が終わりましたので書類を取りに来てください」ということでした。
役所は9時からだと思っていたのに、早くから仕事をしているんですね。
その親切な電話に感謝、感謝。
先月、応対の悪い職員さんを怒鳴りつけてすみません。
でも、僕は是々非々だもんで、お許しください。
勤務時間外に働いている公務員さんも少なからずいることは、知っております。
それには、感謝しております。
テレビに対する苦言ですが、役人・官僚は全部悪だというような印象を与える番組作りではなく、是々非々で、若くて前向きに日本を何とかしたいと思って汗水だして働いている若き公務員さんに日の目をあてて、彼らに日本の経営を語らせてあげるような番組を作っくてほしいものです。
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