深刻な宮崎県の口蹄疫禍
18日の朝日新聞で、大分県豊後大野市で口蹄疫の進入を防ぐ措置
として、感染が確認された市町村から来る団体を対象に、公民館や
体育館の使用を制限することを決めたことが報じられていた。
れていたため、大分の球場に会場を移したもらったと言う。 は口蹄疫発生の市町村の住人160人前後が訪れることになっていた からだそうだ。 たい」とコメントしている。 市の立場もわからないではない。 害が拡大を阻止することができていないのだから、豊後大野市の畜 産業者が感染を恐れるのも無理はない。 みなさんご存じのこととだろう。。 いる以上の規模で拡大し続けている。 れにあって、いまのところ口蹄疫は入ってきていない。 大きなイベントとしては、口蹄疫発生から1カ月後の5月22日に予 定していた「ゴールデンゲームズinのべおか」が中止になった。 も手作り会場運営に参加する大きな市民行事だ。 これに参加する予定だった何千人かの宿泊、飲食がゼロになって しまったわけだ。 私は先日、宮崎に車で行ったのだが、行く途中いたるところで車 の消毒所が設けられていた。 国道から枝分かれする道路の入り口は、いたるところ消毒用の石 灰がまかれてあって、口蹄疫の拡散防止につとめていることがよく わかった。 わけで、今回の口蹄疫の感染力の大きさを改めて感じさせられる光 景であった。 知人連れられて居酒屋さんに行ったのだが、全席個室の大きな店だ ったが、半分以上の部屋が空いているようだった。 昨年一度連れてきてもらっていた店で、予約をしないと部屋がとれな いという繁盛店だったのに、その日は店は閑散とし、従業員さんが手 持ち無沙汰な感じで立っていた。 としていた。 ママさんに聞いたが、もともと景気が良くなかったのに、それに輪をか けて来客が激減しているということだった。 で、宮崎の旅館、飲食業の経営悪化について報道されていた。 集会が報じられていた。 あるそうだ。 そしてこの日の社会面には、口蹄疫がもたらした宮崎の観光・経済 ふへの影響が大きな記事になっていた。 いた。 「ホテルの予約キャンセルが相次いでいる。そしてその後の予約が入っ てこない」 「「宮崎県保する旅館生活衛生同業組合のサンプル調査によると、県 内の祝初施設の売り上げは前年比36.4%減。6月に入っての県外客 の宿泊客はゼロ。」 「宮崎県社交飲食店衛生同業組合のサンプル調査では、県内の飲食 店の5月の売り上げは前年比32.1%減」 「口蹄疫発生が集中した川南町や西都市など1市5町村で、県が5月 の状態についてアンケートしたところ、事業者の8割以上が売り上げ減 の影響が出ていた」 「影響が出ていた業者のうち6割が、売り上げが3割以上減少した」 「運輸業者の33%、卸売業者の21%が、売り上げが7割以上減少 したと回答」 だろう。 とき、激甚災害と同様な措置はとれないものだろうか。 みなさん。 「がんばってください」としか言えませんが、「がんばってください」
同市内の球場で予定されいた野球大会も、宮崎県内のチームが含ま
球場から500メートルくらいのところに畜舎があったことと、宮崎から
これについて、東国原宮崎県知事は「過剰な反応は謹んでいただき
私も同じ宮崎県民として、東国原知事と同じ思いを持つが、豊後大野
非常事態宣言を発令して、厳戒体制をひいていてもなお口蹄疫の被
ところで、連日報道されてきた宮崎県の口蹄疫の被害の大きさは
しかし、この口蹄疫の被害は、宮崎に住む私でさえ自分が感じて
私の住む延岡市は、大分県と県境を共有する宮崎県の北のはず
それでも、さまざまなイベントが中止になっている。
これは、五輪代表選手も参加を予定する大きな陸上大会で、市民
こんなに注意を払っていても、口蹄疫の被害は拡がり続けている
また、先日は宮崎の夜の町も歩いたのだが、みごとに人通りが少ない。
次に行ったスナックも、お客が私たちとは別に一組しかなく、ひっそり
宮崎でそんな体験をしてきた直後の17日の夕方のローカルニュース
旅館業と飲食業の方が、売り上げが落ち込みを訴え、救済を求める
飲食業で6割の売り上げダウン、旅館業では9割ダウンという企業も
明けて18日、朝日新聞の一面に冒頭の記事が書かれていたわけだ。
その記事は、私の想像をさらに超える深刻な事態であることを語って
まさに想像を超えた恐ろしい数字である。
そして、これらの業者に対しては補償も援助も、何にもないのである。
当然、私の従事している不動産業界にもその影響は及んでくること
これほどまでに、深刻な問題を抱えているわけで、この状況を見る
畜産業の方をはじめとして、直接口蹄疫の影響をうけていらっしゃる
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