渡辺喜美さん早死にしないで
今回の参議院選挙での「みんなの党」の躍進はすざましいものだった。
私は、行政改革担当大臣の頃の渡辺喜美さんの考え方はわかりやすく、とくに税金の無駄遣いを徹底的に排除するという姿勢には大賛成だった。
なにをおいても、まず税金の無駄遣いを無くすことから始めてほしいと思っている。
今回の選挙での民主党の大敗により、みんなの党はこれからの国会運営のキャスティングボードを握った。
私は、自民党時代から渡辺喜美さんは好きだった。
正しいと思ったらがむしゃらに自分の意見を通すところも、自分と同類で嫌いではなかった。
鼻血もでないほどという言葉まで使って行政改革を唱えていた管さんも、首相になってしまってからはなんとなくトーンダウンしてしまった。
実際に行政を運営する立場になると、野外いたときと違って、現実に急激な改革は難しいのかもしれない。
だから、渡辺さんに期待する。
連立に参加しないというのも賛成だ。
野党にあってこそ、間違いを間違いと指摘できる。
ただ、この2~3日の渡辺さんをみていると、言葉は悪いが、ちょっと図に乗りすぎているように思う。
みんなの党の強力無しには国会運営ができないのだから、みんなの党のアジェンダ?(なんで政策ではいけないのかなあ)を丸飲みしろ。
丸飲みできなければ法案は通さない。
あらゆるマスコミの取材において、そんな発言をしている。
過ぎたるは及ばざるがごとしです。
ブラフ(かけひき、はったり)ならいいのだが、100パーセント本気で言っているのだったら、それは無理がある話だろう。
渡辺さんの意見への賛同者は多いと思う。
渡辺さんに期待するものは大きいと思う。
だから、健全な野党の代表者になって、政治の舵を少しいい方向にまわす役割をしてもらいたい。
無茶な舵取りで船が転覆したり漂流するのでは困ります。
一番困るのは、強引に船長になろうとして、渡辺さんが他のみんなから船外に放り出されることです。
冷静に舵取りをして、長生きをしてもらわないと困りますよ。
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