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2010年7月22日 (木)

猛暑か

 朝から暑い。

 「言うまいと思えど今日の暑さかな」の川柳のとおり。

 それにしても、テレビは暑いということでさえ、必要以上に大いにあおる。

 やれ、群馬では38度だったの、岩手でも酷暑日だったのと、見るだけでも暑くなってしまうような場面を競い合って見つけてきて報道する。

 「ほら、今日はこんなに暑いんだぞ」

 「暑くないやつは、どうかしているぜ」

 「気がつかないかもしれないけど、お前らが感じている以上に暑いのだ」

 「この暑さで、みんな夏ばてになるのだ」

 等々

 熱い風呂に入っていて、熱いのをぐっとこらえているところにずけずけと入ってきて、お湯をかき混ぜるようなことをするのがテレビ報道だ。

 暑いのは、テレビで報道してくれなくたってわかっているのだ

 日常の生活の中で「今日は暑いですね」「ほんと、暑いですね」という会話をするが、それはお互いをねぎらう気持での会話だろう。

 しかし、テレビ報道は違う。

 暑いときは、その暑さをなおさらのように騒ぎ立て、不快さをあおるのがテレビのやり方だ。

 そこに視聴者に対するやさしさは感じられない。

 暑いときはさらに暑く、寒いときはもっと寒く、悲しい気持はもっと悲惨に、ちょっと賑わうとお祭騒ぎに。

 とにかく何につけても騒ぎを大きくするのがテレビのやり方だ。

 暑い寒いなんてのは言わなくてもわかる。

 何十分も時間を使って報道してくれなくていい。

 もっと、じっくり報道すべきものがあるだろう。

 

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