カタカナ語と英語の公用語化
私は、とにかく英語が苦手だ。
だから、テレビなんかに露出している方々が日常的に使っているカタカナ語もちんぷんかんぷんだ。
最近気になるカタカナ語は「ガバナンス」という言葉で、このことは先日相撲協会が「ガバナンスの整備に関する独立委員会」を設けたという話で、国技である相撲の世界でどうて「ガバナンス」という言葉を使わなくてはいけないのかということを言った。
私は、選挙前に初めて聞いた単語だったのだが、その後頻繁に耳にするようになった。
「リベンジ」という言葉が、これと同じ流れで頻繁に使われるようになったような印象がある。
「リベンジ」という言葉を最初に聞いたのは、大リーグに行った松坂投手のインタビュー会見のときだった。
このときまで、「リベンジ」は無名の単語だった。
このときはテレビでも「リベンジ」をとりあげ、ちょっとした解説をしたところもあるから、私だけが知らなかったわけではなくて、無名の言葉だったはずだ。
その後、特にスポーツ界では「リベンジ」が日常用語として定着したように思う。
最近のもう一つの流行りのカタカナ語が、「リスペクト」だ。
「尊敬する」という意味なのだが、これも意味がわからないのでカタカナ語辞典のやっかいなった単語だ。
「尊敬」「尊敬する」という意味だ。
なんで「尊敬する人」ではなくて「リスペクトする人」なのだろう。
今、「やばい」という言葉が流行っていて、これが本来の「危険だとか、都合が悪い」という意味ではなく、「すばらしい」という意味であったり「美味い」という意味であったり、「すごい」という意味を含む広い意味合いをもつ言葉として使われている。
ものごとを曖昧にして使われていて、日本語が乱れているなどと苦言を呈する知識人の方がおられたが、その方なんかは知識が豊富すぎて日本語を飛び越して英語の単語を多用されたる。
そんなことで、英語が苦手の私としては意味のわからないカタカナ語に意味が通じなくて悲しい思いをすることが少なくない。
そんなとき、最近の救いは、携帯電話のインターネットサイトでカタカナ語辞典が使えることだ。
テレビを見ながら、わからない言葉が出てくると携帯電話でインターネット検索をするというのが普通になってしまっている。
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