売買契約解約 その②
先日売買契約をした買主さんの融資が受けられなかくて解約になった話をしましたが、その後の経緯です。
しっかりとした説明をして契約をしていたものですから、売主さんには、契約解約についてすんなりと受け入れていただきました。
差し入れていた手付金100万円もその日のうちにもどしていただきました。
100万円と言えば結構な大金ですので、銀行にあずけておいた手付金をおろしてきていただきました。
売れたと思って喜んでいただいてたのに、手間をおかけするとこになり申し訳ない気持で、顔を合せるのがつらいです。
その手付金を買主さんにもどして、解約の手続きを終了しました。
売主さんの処理も買主さんの処理も、時間をお客様の都合に合せの処理です。
次に、融資を申込みしていた金融機関に行き、融資申込み時に差し入れていた土地建物の登記簿謄本の原本を始めとする書類を引き上げて、それを売主様側の不動産会社に届けなければいけません。
そして、もう一度売主さん側にお詫びすることになります。
スムーズに売れたときと同様の仕事量です。
感謝もされず、自分の落ち度ではないけどお詫びをして、報酬はゼロです。
スムーズに行くときにも、水面下ではトラブルにならないように問題点を全部解決しながら話を進めているのですが、スムーズに行っているときには私たちのそんな努力は見えないものです。
「不動産屋さんはいいね。ちょっと案内して、ちゃちゃっと書類を書いただけで何十万円もの手数料をとるんだからね。手数料をちょっとまけてよ。」なんていうお客さんがいますけど、私は手数料はまけません。
手数料を値引きしなくてはいけないような仕事はしていませんから。
私は、たった数十万円のために、数千万円の責任を負って仕事をしております。
という、不愉快な発言をする不動産屋です。
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