資源ゴミはリサイクルされているのか
わが町は、今日は資源ゴミの日。
ペットボトルとプラスチックを分別して出している。
一般ゴミ収集が有料化されたが、ペットボトルとプラスチック類は資源ゴミとして無料で収集するというシステムになったせいで、ペットボトルや包装容器のプラスチック類の分別が進んできたように感じる。
でも、この膨大なペットボトルとプラスチックゴミのどれだけがリサイクルされているのだろう。
リサイクルには私たちが想像する何倍ものお金がかかる。
リサイクルの名を借りて、大量の税金が投入されているのだ。
リサイクルにはお金がかかるから、リサイクル業者は自治体からリサイクル費用をもらっている。
だから、リサイクル業者は、リサイクルゴミとして収集したごみは当然リサイクルしなければないないわけだ。
リサイクルにはお金がかかることと、膨大に発生するリサイクルゴミを処理する能力がないこともあり、このゴミを秘密裏に燃えるゴミとして処分しているという話がある。
このことは、あるテレビ局が何年もかけて取材したものを報道していた。
リサイクルゴミとして収集してきたものをこっそりと県外にゴミとして持ち出しているのを映像でとらえていた。
日本生産性本部が今年2月に実施した消費者調査では、温暖化対策に使ってもいいと考える金額は「月1000円まで」との回答が54%、「負担したくない」が22%だった。
約80%の人が温暖化対策になどお金は使いたくないということのようだ。
これが実情だと思う。
私はアパートの管理をやっていてゴミ置き場の整理もしているが、ゴミ収集が無料のときにはペットボトルやプラスチックゴミを分別する人はまれだった。
それが一般ゴミは有料、ペットボトル等の資源ゴミは無料ということになって分別は進んだように思う。
建前では「地球にやさしく」なんて言っているけど、結局自分のことが一番大事というのが人間の心理だろう。
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