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2010年8月24日 (火)

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」ウソ?ホント?

 武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を読んだ。

 3年前に話題になった本で、本屋で立ち読みして面白いと思って買ってきたのだけど、そのまま本棚に放っておいたものだ。

 ちなみに私の本棚はそんな本ばかりで、本屋で立ち読みして買ってきてじっくり読もうと思ってそのままになっているものが多い。

 読まずには捨て難く、本は溜まる一方なので、ときどき集中して読むことになるのだが、読みたくて買った本だけに読みはじめるとなかなか面白いものが多い。

 武田邦彦さんは「環境問題のウソ」論の本を多数出版されていて、その多くがベストセラーになっている。


今回、改めて読んでみようかと思ったのは、私はゴミの分別をこまめにやっているのだが、これが果たして本当にリサイクルされているのだろうかという疑問が拭えないからだった。

 私の町でも今年からゴミ収集が有料化された。

 ただし、資源ゴミについては無料で収集するということになった。

 今まで、空きビン空き缶ペットボトルを資源ゴミとして収集していたのだが、それに加えてプラスチック包装・容器も資源ゴミとして収集してくれることになった。

 私は、これまでも新聞雑誌、ペットボトルはきちんと分別して資源ゴミとして出すようにしていたが、プラスチック容器まで資源ゴミとして仕分けると、一般ゴミの量はずいぶん少なくなってしまう。

 ゴミ収集の有料化で一般ごみは目に見えて少なくなった。

 それは町のごみ収集ステーションを見ても明らかだった。

 一方、プラスチックゴミを含めた資源ゴミの量は増えている。
 
 特にペットボトルの増え方は半端ではない。

 当市では、ゴミ収集無料の時代にはペットボトルは分別すれば資源ゴミとして収集するが、一般の燃えるごみとしても出してもよかった。

 それが、今年から燃えるゴミは有料になったもので、従来は分別が面倒くさいから燃えるゴミとして出していたペットボトルの多くが、資源ゴミとして分別して出されるようになった。

 さらにプラスチック容器も無料収集される資源ゴミになったもので、この2つの資源ゴミの量が大幅に増え、ペットボトルとプラスチックゴミの収集日を増やすことになった。

 私は、この増えすぎた資源ゴミの山を見て、このゴミ状のモノが本当にリサイクルされるのだろうかと疑問に思うようになった。

 それで、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」をじっくり読んでみようと思ったわけだ。

 私の疑問は、武田さんの論に納得させられるところが多かった。

 データの量、質ともに不足した感じがあり、武田さんの個人的な感情のみでの理論展開が多いようも思うが、私が直感的に感じているリサイクルのインチキ臭さを確信に近づけさせられた。

 武田さんの主張については、データを捏造しているとか根拠が曖昧だとか、批判も多い。
 
 大勢としては武田さんが異端児として取り扱われているようだが、ペットボトルやプラスチックゴミを追跡して実態調査をすればその真偽は簡単に判明することだ。

 どこのテレビ局だったか忘れたが、リサイクルゴミの回収業者を数年にわたって追跡調査した報道を見たが、その業者はリサイクル料をもらって回収したゴミを秘密裏に他県に持ち出して廃棄ゴミとして処分していた。

 武田さんも知名度をあげんがために極端な自論を感情的に展開しているように感じられるところもあるが、自論を裏付けるために、武田さんもどこかの自治体のゴミの行方を集中して調査してもらいたいものだ。



 他方では、「環境問題はウソはウソ」という本も出版されている。

 私たちは、一度冷静に環境問題の真偽を問うてみる必要はあるだろう。

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