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2010年8月23日 (月)

渋谷HMV閉店

 渋谷HMVが閉店。

 九州の片田舎にいて、「渋谷HMV」には行ったことはないのだが、東京みたいな大都会の有名店でも時代の波には逆らえないものだなと感じた。

 98年のピーク時に5878億円あったCDの生産額は、09年にはは2495億円と激減している。

 思い起こせば、最近休養宣言をした宇多田ヒカルが760万枚という爆発的な売り上げを上げたファーストアルバム「First love」を出したのが99年だった。

 その頃はB'ZだのGLAYだの、今病気療養中の桑田君ひきいるサザンオールスターズ、浜崎あゆみ他小室ファミリーと、そんなに音楽ファンでもない私がちょっと思い出すだけでも相当な歌手たち(アーティストと言わなくてはいけないのかもしれないが)が、出すアルバム出すアルバム200万枚だの300万枚だのと販売枚数を競っていた。

 私はほとんどCDを買うことはないので気がつかなかったのだが、そういえばこのこところ100万枚以上売れたなんて話をほとんど聞かない。

 楽曲の売り方も、インターネットでダウンロードして購入するというのがあたりまえになっているそうで、聞くだけならインターネットで聞けてしまうし、作詩作曲演奏する人たちの収入にも影響しているのだろう。

 著作権料や印税収入みたいなものも減ってきているのだろう。

 このことについて、今朝のワイドショーのコメンテーターたちは「CDのジャケットや歌詞カードも一体で曲を楽しんでいる」という意見が多かったが、私はレコード時代に育ったものでいまだにCDの小さなジャケットになじめない。

 たまにCDショップに買いたいアルバムを探しにいくのだが、老眼の身には、CDケースの背中の見出し(本で背表紙)の小さな文字を頼りに目的のCDを探すのは一苦労なのだ。

 それに歌詞カードの文字も小さくて、拡大コピーする必要がある。

 レコードの時代には、アルバムはLPといわれる直径30㎝くらいもあるレコード番だったから、それを包むジャケットをながめながら目的のレコード盤を探すのは楽しい作業だった。

 CD販売製作会社に提案だが、CDジャケットと歌詞カードを昔のLPレコードのサイズにして、それを折り畳んでCDにつけたらどうか。

 40歳代以上の年代をターゲットにした楽曲については、ぜひそうするといい。

 この年代はインターネットもそんなに詳しくないし、お金を使ってCDを買う層だと思われるから、販売促進策としても妙案だと思うのだがいかがだろう。

 60年代70年代のヒット曲をあつめたベスト盤なんかに、LP時代の大きなジャケットと歌詞カードをつけてCD復刻版として売りに出すと結構うれると思うのだが。

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