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2010年8月11日 (水)

不明高齢者と年金

 所在不明の高齢者の問題が全国的に、次々と明らかになっている。

 神戸市は10日、住民登録された100歳以上の高齢者のうち105人の所在が分からないと発表した。

 また、105人のうち、存命が確認できれば現在の日本最高齢の113歳を上回る114歳以上が18人いることも判明。

 その中には、生きていれば、日本最高齢125歳女性も含まれている。

 その住民登録の住所は、81年に神戸市が買収し公園となっているという。

 市は、所在不明の105人にあらためて訪問調査や周辺住民に聞き取りを始め、所在不明が確認できれば住民票抹消手続きを行うことにしたそうだ。

 神戸市が発表した所在不明の高齢者の数は、これまでに発表された数のなかでも最大級だ。

 しかしこれは、神戸市が不在高齢者問題に対して真剣に踏み込んだことに結果だと思う。

 もっと人口の多い東京、大阪、まだ不明者の数を発表していない市町村でも、相当数の不明者がいると思われる。

 神戸市は、所在不明が確認できれば住民登録の抹消をすると発表しているが、これはもともと法的に定められている事項なのだ。

 それに、年金は本人のために給付するわけだから、本人がいて本人のために年金が使われているのかを確認するのは当然のことだ。

 それを、「プライバシーの問題で・・」「個人情報があるから・・」などと、わけのわからない理由で言い訳していたわけだ。

 責任のがれのいい訳で、テレビの画面みていてもそれはわかる。
 これはテレビのもつ強力な力。

 先日の東大阪市の担当者の記者会見がその典型だった。

 東大阪で119歳になる所在不明者の問題での記者会見で、「年齢の公表は誤解を与えるので・・」ともぞもぞと発表する市の担当者は、一見しただけで本当のことを隠していることは明白だという態度だった。

 おどおどとし、焦点は定まらず、言語不明瞭。

 案の定、記者から「誰に対して誤解を与えるのか?」と突っ込まれ、それに対しては「いやんな意味で誤解を与える」などとわけのわからない答えをする。

 さらに記者から、「いろんな意味って?」と突っ込まれると、「そのへんは差し控えたい」と日本語として成立しない答えをする。

 私も「よだきんぼ」(なまけもの)で怠慢な仕事をすることもあるが、自分の仕事の不手際を指摘されたら、即座に「申し訳ありません。お許しください」と即座に非を認める。

 非を認めれば良いってわけではないが、言い訳すればするほど泥沼に入ってしまう。

 公務員さんの立場もわかる。

 正しいことを行なおうとすると、不正をやっている相手から恫喝されることが少なくないのだろう。
 

 私だって、電車の中で禁止されている携帯電話で大きな声で話している人がいたとしても注意をする勇気はない。

 それと同じこと。

 誰だって、もめごとにはかかわりあいたくないもの。

 しかし仕事となればやらなければいけないときもある。

 今だったらマスコミが応援してくれる。

 良くも悪くもマスコミを味方につけたら勝者になれる。

 市役所や関係の方々は、不正受給が行なわれていることをみんな知っているはずです。

 それを正すチャンスは今しかありません。

 テレビを引き連れて、不正受給者のところに押しかけるのですよ。

 テレビがバックにつけば鬼に金棒。

 テレビの流れに勝てるものはないんです。

 それでも勇気のない人は、情報をテレビにリークしてはいかがだろうか。

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