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2010年8月31日 (火)

民主党代表選について④

 なんだ?驚いた!唖然。

 いやいや、やっぱりそうかと言うべきか。

 夜のニュースで、管さんと鳩山さんが、おそろいで記者会見をしている。

 小沢さんが代表選に出ないというような話をしている。

 短い記者会見の間に、鳩山さんは何度か「トロイカ体制」という言葉を使った。

 カタカナ語の苦手な私は、すぐに辞書を引いた。

 「トロイカ」=ロシアの3頭立ての馬車。

 「トロイカ方式」=「三人の有力者、特に政治家による指導・執行体制」とある。

 三人の有力な政治っていうのは、管さん、小沢さん、あとの一人は鳩山さんなのだろうか。

 鳩山さんは政界を引退するとテレビの画面で公言していたはずだから、トロイカの馬にはなれないはずだ。

 政治家とは平気で嘘を言える人ということなのか。

 これでは選挙演説も、公約も意味はないのではないか。

 脱小沢を改めろと言われたのかという貴社の質問には、そんな話はしていないと答えている。

 脱小沢の象徴である仙石官房長官と枝野幹事長をやめさせろとか、小沢さんを要職につけろと言われているのではないかという質問には、ポストについての話はしていないという。

 非公開での話だから、当事者が話をしていないということは話はなかったのかもしれないが、テレビカメラとマイクを前にして話したことでも「そんな話はしていない」と言い切れる人種だから、質問するだけ無駄なことだと思う。

 「小沢さんの意見を聞かずに政権運営ができないというのはおかしいと言って、脱小沢を明言していた管さんが、鳩山さんの言うトロイカ運営をすることは、私は納得できない。

 今晩の状況は、小沢さんが代表選を降りることが決定したわけではなく、明日菅さんと小沢さんが会って話をするということだけだ。

 よもや、豪腕小沢さんが直前の言葉を翻すようの恥ずかしいことはしないと思うのだが。

 明日、彼らの詭弁会見を見せつけられるのならば、腹立たしい限りだ。

 報道は、芸能レポーターみたいに追いかけまわしてマイクを突きつけ内容のない質問をするよりも、それまでに彼らが喋った言葉を繰り返し繰り返し流すだけでいい。

 その言葉と行動の差異を見せつけるだけでいい。

 悲しいのは、私たちがそれに変わる人を選べないことだ。

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