丸善、ジュンク堂300坪の大型書店
大日本印刷の参加にある丸善書店とジュンク堂書店が、共同で2012年1月までに売り場面積が3000平方メートル前後の大型店を10店出店する。
同時に300平方メートル程度の小型店数点を閉める。
本屋好きの私としては、3000平方メートルという大型の書店なんて聞くとぞくぞくするのだけど、私の町には無関係のこと。
300平方メートルの小型店舗に該当する本屋さんが1軒あるが、私の町ではそれが一番大きな本屋さんなのだ。
当市延岡市は人口13万人、宮崎県で3番目に大きい町なのだが、全国的な書店淘汰の波にあらわれた結果、書店は3店舗しかない。
全国的に見ても、書店数はこの10年で3割減少しているのだが、当市では地元発の本屋さんは壊滅してしまった。
もともと小さな本屋さんでは欲しい本が揃ってなくて、欲しい本があって取り寄せるとなると3週間もかかっていた。
今でも地元の本屋さんでは欲しい本がならんでいないことが多くて、10年前くらいからはアマゾンなんかのネット書店で購入することが多くなった。
それがさらに弱小の書店経営を圧迫して中小の書店が無くなっていくという悪循環に陥っている。
都会では3000平方メートルなんて大型店ができて便利になるけど、田舎町では本屋がなくなってしまうという悲しい状況が待っている。
アマゾンに代表されるようなネット通販書店が勢力を拡大していく一方、電子書籍という新しい流れが沸き起こっている。
私は、手帳と本は紙派だ。
何度か、手帳の代わりにパソコンや電子手帳を使ってみたが一覧性という部分では紙にかなわない。
書籍をスキャナーでパソコンに取り込んで整理するという方法もやってみたが、やっぱり紙の本の一覧性にはかなわない。
それで、今流行りのihponやらipad には余り興味がなかったのだが、昨日、文具小物を趣味とする私の知人からipada見せられて、ipadが購入研究対象小物として浮かび上がってきた。
知人が私に自慢してみせびらかせたなかでの電子書籍と、スキャナーで取り込んだ書籍や文書の一覧性は紙に充分対抗できる出来になっている。
なにせ、パソコンと違って立ち上がりが早い。
ぱっと開いて、開いた瞬間から立ち上がっている。
ドコモのデータ通信カードとノートパソコンを購入したばっかりで、すぐに購入には走らないかもしれないが、購入リストのトップの座についてしまった。
日本の出版業界はまだ電子書籍完全に容認にはならないようだが、電子書籍の台頭は遠くはない。
音楽の世界ではネットでのダウンロードの波に押されてCDの売り上げが落ち閉店した渋谷HMVのニュースはつい最近のことだ。
映画を見るために1時間もかけて宮崎に行かなくてはいけないように、本を探しに宮崎まで行かなくてはならなくなることのないことを祈りたい今日この頃です。
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早速の登場、ありがとうございます。
今日は、細島に「護衛艦ひゅが」を見に行ってきました。
対空砲火の射程距離を質問したら、軍事機密に該当しますのでお答えできませんと断られました。
明日は焼き肉大会のボランティアです。
今から、「生物と無生物のあいだ」についてのレポートを作成します。
投稿: | 2010年8月28日 (土) 21時40分