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2010年8月27日 (金)

民主党代表選について②

 就任後たった半年で小沢さんを道連れにして辞任した鳩山さん。

 辞任会見では「次の総選挙には出馬しない」と明言し、事実上の引退宣言をした。

 その後、引退を撤回するかのような発言をしたが、引退について明言はされていない。

 そんな鳩山さんだが、今回の代表選でのテレビ露出は一番大きかった。

 最初には、民主党員として管政権を支えると言い、そう言いつつ軽井沢の別荘に烏合を集め、そこで小沢さんと会談をしてどうなることかと思っていたら、引き続き菅さん支持を表明し、その後菅さんと面談したと思ったら、小沢さんを支持するという。

 「民主党員として管政権を支えるのは当然」と言っていたのが、「小沢さんを応援するのは『大義『」だという。

 言葉が軽いと言われるけど、軽いというのは少しは重さがあるということで、鳩山さんの場合は言葉は意味を持たないということだろう。

 私は、政権交替、首相就任時の鳩山さんに期待をしていた。

 世間離れしているのは、良い意味での育ちの良さで経済的に恵まれているから、怖いもの無しで政治を変えてくれるのではないかと思っていた。

 しかし、結果は違っていた。

 鳩山さんの言葉は、無重力だった。

 辞任に至った一番の問題は普天間発言だったと思う。

 「最低でも県外」

 「辺野古の海に基地は作らせない」とも言っていた。

 「5月までに決着させる。3月までに政府案をまとめる」

 「今月中にやらなきゃならないとは法律で決まっているわけではない」

 「5月までに決着させる」

 「移転先は、腹案を用意してある」

 その後、移転先徳之島でのゴチャゴチャ。

 カメラの前でマイクに向かって喋った言葉だけど、数日もすると全然違ったことを言う。

 ビデオ映像が残っていても、自分の話は一貫していると主張する。


 一事が万事だ。


 そもそも民主党は、1年交替で首相が3人も交替した自民党を激しく追求して政権交代した。

 今回もし小沢総理が誕生したら、1年で首相を3人も取り替えるわけだ。

 国会でのどんな激しく論争しても、発言する言葉が意味を持たないのではしかたがない。



 「命をかける」

 政治家のどんな言葉も胸に響かない。

 

 

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