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2010年8月25日 (水)

チリ鉱山落盤事故

 チリの鉱山で大きな落盤事故があり、地下に閉じ込められた作業員33人が地下避難所で無事生存しているというニュースが話題になっている。

 事故から17日が経過した22日、状況を探るために地下700メートルの地中に掘り進んだドリルを引き上げたところ「33人は避難所で元気でいる」という手書きのメッセージがついていたというとこだ。

 避難所は地下700メートルの地点にあり、広さは約50平方メートル、照明等の電池や水、食料などがストックされていたという。

 今後は、水、食料品、医薬品などを避難所に届けながら、救出活動を続けていくことになる。

 今日のニュースではカメラやマイクが送り込まれて、地上との連絡もとれるようになっていた。

 しかし、救出までには4カ月もかかるということだ。

 50平方メートルというと15坪、30畳の広さ、1人畳1枚分のスペースになる。

 4カ月間も狭い空間に閉じ込められるわけで、野口さんが宇宙ステーションに長期滞在したのが5カ月だったから、期間的には生きていくこには問題がないのだろうが、生活環境は宇宙ステーションに比べてはるかに劣悪なものになるのだろう。

 宇宙ステーションの長期滞在は長期滞在するために充分な準備をして行なうわけで、今回のように突発的な事故によるものとは全く状況が違っている。

 生存のニュース報道での関係者の喜び方、さらには閉じ込められた側の人が自分たちと別行動で地上に逃げた人の無事を喜ぶ様を見ていると、炭鉱労働者の特別な団結心が感じられる。

 こんな団結真の強い人たちの集まりだから、異常な状態での生活にも耐えることができるだろう。

 無事全員が生還できるとは信じているのだが、報道でも全然触れられていないことで気がかりでしょうがないことが一つある。

 それは、排泄物の処理のことだ。

 排泄物の処理は難民キャンプでも大きな問題になっている。

 溜まっていく汚物の処理や、臭いの問題はどうするんだろう。

 4カ月は長すぎる。1日も早い解決を祈りたい。

 

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