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2010年9月15日 (水)

一人称名詞

 私(わたくし)(わたし)、僕、ボク、俺、オレ、小生、わし、余、吾輩、我が輩、拙者・・・。

 日本語には無数の一人称名詞がある。

 私は、「私は」と書くことが多いが、これは「わたし」であって「わたくし」ではない。

 日頃、家族や友人と話すときは「オレ」と言っているのだが、文章にするときには「オレ」も「俺」もふさわしくないように感じる。

 「オレ」も「俺」も文字にすると、悪ぶっているようでもあり、なんだかふさわしくない。

 「ボク」や「僕」は、私は日頃余り使わないのだが、テレビなんかを見ていると政治家や一流会社の社長さん、芸能人も「ぼく」と言う人が多い。

 大人が会話の中で使う「ぼく」はなんとも品がいい。

 会話の中だと、「わたし」も「わたくし」も少し固い感じがして、「ぼく」のほうがやわらかくて格好がいい。

 それで、私も意識して人と喋るときは「ぼく」を使うこともあるのだが、プライベートでは「おれ」を使うことが多く、仕事では「わたし」を使う。

 日本語は主語抜きでも成り立つ言語なのに、どうして使わなくてもいい一人名詞だけでもこんなにたくさんあるのだろう。

 方言を加えるとその数は膨大なものだろう。

 ともあれ、私はブログを書くようになって、一人称名詞にしっくりくるものがないことに気がついた。

 「わし」は週刊誌やスポーツ紙に登場する清原さんくらいしか使わない言葉だろう。

 実際には清原さんは上品に「ぼく」と言ってるのに、なぜか週刊誌やスポーツ紙での清原さんのコメントは「わし」になっているのだ。

 テレビ番組で清原さんが「ぼくは『わし』なんて言ったこと一度もないですよ。そもそも今どき『わし』なんて言う人いないでしょう。」と笑いながら話していた。

 「吾輩」はネコが独占使用している感のある言葉だが、日経新聞のコラム「食あれば楽あり」で小泉武夫さんが「我が輩」と自称している。

 小泉武夫さんは見た目も風格があり、洒脱な文章の流れの中で「我が輩」と称されることに違和感はない。

 他に、なかなか「我が輩」の似合う人はいない。

 「小生」はいかがなものかと迷うところもあったが、謙遜さがわざとらしい。

 「余」はお殿様みたいだし、「拙者」はちょんまげでもつけたくなるし、結局は「私」と称することになるのだが、主語をつけなくてすむところは主語無しでいいのだと思い直した、とりとめのない今日の出来事でした。
 

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