エコカー補助金終了
エコカー補助金の受付が、昨日終了した。
終了間際になって申込みが殺到して予定より随分早く終了になったそうだ。
私は車を買い換えるつもりがなかったので、補助金のシステムについて何にも知らなかった。
最高で25万円もの補助金がもらえるということで、エコカー減税と合せると35万円から40万円安くなるというのだから、買換えが殺到したというのも納得だ。
私は、余り車には興味がなくて、というか興味はあるのかもしれないが趣味で車を買い換えるほどの経済的な余力がなくて、エコカー減税もエコカー補助金も無縁の存在だった。
テレビCMで、エコカー減税やエコカー補助金という言葉は一日に何十回となく聞いていたのだが、「あっしにはまったく関係のないことで」内容を知ろうともしなかったわけだ。
パソコンくらいなら買換えができる経済力はあるから、10月22日でウィンドウズXPをインストールしているパソコンが販売中止になるという新聞記事を見て、XPをインストールしたパソコンの新しいものを買っておこうかなと思ったりはしたわけだが、こちらの方は余り大衆の注目を引きにくいようでワイドショーでは取り上げられてなかった。
エコカーについては各局ともにワイドショーでもニュースでも大きく取り上げられいたから、ちょっと興味をもって調べてみてその存在に気付いたわけだ。
今朝のワイドショーに自動車解体業の社長さんが登場していたが、廃車処分する車が爆発的に増えてその処分だ大変だと言っていた。
言っていたというより、テレビ局の思惑通りに喋らされていただけなのだが、テレビの画面にはまだ使えそうな車を大きなプレス機で一気に鉄の塊にしてしまう映像が流されていた。
自動車解体業の社長さんの話だと、廃車を頼まれた車はすぐにつぶさずに一定期間は保管しておいて、車の修理をするための部品として再利用していて、部品をとりつくした後に処分しているそうだ。
しかし、今年は廃車になる車が増えすぎたために部品も取らずに処分していかないと間に合わないそうで、もったいない話だと言っていた。
私は車を趣味とはしていないので、動く車を買い換えるという意味がわからない。
それでも、たまにはCMなんかを見ていて買い換えたいなと思う車がないことはないのだが、まだ何の異常もなく使える車を廃車にして買い換えるという気持にはならない。
今回のことで、エコカー補助金・減税に興味をもったので調べたのだが、エコとはエコロジー(生態学→環境)という意味と、エコノミー(経済学)という意味を併せ持つ造語だそうだ。
その意味からすると、今あるものを長く使い続けるのが一番のエコではないかと思う。
結局はエコの名を借りた景気対策なわけで、それはみんなが知っていることなのだけど、「それを言っちゃおしまい」で、エコという錦の御旗の元に税金の無駄遣いをするなと言っている一般国民と言われる私たちも、税金の無駄遣いに加担しているわけだ。
このことはまた別の機会に言いたいのだけど、総論賛成各論反対で、税金の無駄遣いには大反対だけど、自分がとくする税金の無駄遣いはどんどんしてくれというのが我々一般庶民なのだ。
私は仕事の関係で車を3台持っているのだが、一番年式の新しい車が7年目で、他の2台は11年、12年も乗っている。
車に限っては私は大いにエコに貢献していると思うエコカー問題でした。
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