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2010年11月30日 (火)

今年の紅白の目玉、桑田佳祐さん復帰出演

 桑田佳祐さんが、紅白歌合戦で復帰するかもしれないという。

 桑田さんは、今年8月に食道がんの手術を受けて以来まったく姿を見せていない。

 順調に回復に向かっているという話だが、がんの場所が場所だけに、声に影響が大きくて元の歌声が出なくなるかもしれないという噂もあった。

 私は桑田さんの同世代だと思っている。

 私はすっかりおじさんになってしまったが、桑田佳祐さんの歌は10代20代の人にも受け入れられる。

 私の世代のほとんどの者が影響を受けたアーティストに「ビートルズ」がいるが、ビートルズがビートルズとして輝いていたのは10年程度だった。

 その後、ジョン・レノンとポール・マッカートニーを始めとしてそれぞれがソロ活動していたが、音楽に余り造詣のない私の耳には、ビートルズ時代に築き上げた音楽を超えるものは作れなかったと思う。

(解散直後のジョンの「イマジン」と「ハッピー・クリスマス」は今でも口ずさむ好きな曲だ。それ以外の歌は私には残っていない)

 桑田さんの歌は時代を超えて成長している。

 というか、桑田さんの歌は年をとらないと言ったほうがふさわしい。

 「勝手にシンドバッド」で鮮烈なデビューをした。

 今まで聞いたことのないリズムとメロディーと聞き取れない変な日本語。

 それでいて心地よい歌だった。

 しかし、奇抜なコスチュームを来て歌番組に出演したり、ベロベロと舌を突き出して歌う姿はコミックバンドと間違えるほどで、一発屋で終わると思っていた。

 続く「気分しだいで責めないで」もヒットしたが、「勝手にシンドバッド」イメージを踏襲した続編みたいな印象で、デビュー曲の残り香的なヒットだろうと思っていた。

 しかし次に出した「愛しのエリー」を聴いたときに、「彼は天才だ」と思った。

 そのころ仲間の集まるスナックで「あいつは天才だ」と一人興奮して喋っていたことを思い出す。

 それ以来色あせることなくヒット曲を造り続けている桑田さんには「天才」という言葉のほかには思いつかない。

 紅白歌合戦の出演者について、NHKの関係者は一切口を閉ざしているとのことだが、去年の矢沢栄吉さんの出演についても最期まで出演情報を発表していなかったことを考えると重弁可能性のある話だ。

 桑田さん復帰の舞台が紅白であれば視聴率アップは間違いない。

 なによりもファンにとって最高の年越しで、最大のお年玉になるだろう。

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