事業仕分けに怒りの原口元総務大臣
これまたワイドショーネタだけど、原口元総務大臣が仕分けに激怒していた。
自分が総務大臣として来年度予算で概算要求していた「フューチャースクール推進事業」と「教育ITC推進事業」が廃止判定されたことに対しての怒りだった。
もともとこの事業については、去年の事業仕分けで廃止判定されていたもの。
それなのに原口さんが中心となって、再度今年度の予算に組み込んだといういきさつがあるらしい。
「教育に採算性を求めるのはおかしい」という理論には多少納得できる。
しかし、「仕分けるなら自分を仕分けて見ろ」だとか、「仕分人を仕分ける必要があるだとかとどまるところを知らない怒りの会見の姿には同感できない。
さらには、「こんな判定をするなら次の選挙では相手候補を応援する」とまで発言するに至っては、なにをか言わんやだ。
原口さんはテレビ露出の多い人で、野党時代、そして政権を取った後も大臣になるまでは、「霞が関を解体する」なんて言っていた。
温和な顔だちと、おだやかな口調で、私の好きな政治家だった。
それが大臣になったとたんに感じが変わってきた。
それまで歯切れがよかった話し方が一変した。
何か聞かれても官僚的な回答しかしなくなった。
それでも、政権運営に直接たずさわる立場になると、発言にも注意が必要なんだなと思って好意的に見ていた。
その原口さんにがっかりしたのは、総務大臣を辞めさせられてからの彼の態度だ。
またテレビに出演するようになったが、以前の印象とは違って見えた。
要は自分をどうアピールするかということにのみ腐心しての発言だと感じるようになった。
とどめが、今日のワイドショーでの彼の発言。
民主党の唯一の看板政策である事業仕分けにイチャモンをつけるだけでなく、「自分が付けた予算を削るんだったら、選挙で相手候補を応援する」なんて発言は常軌を逸しているとしか思えない。
事業を執行することによって大きな利権が介在していたのではないかなどと、つまらない憶測をしてしまう。
ということで、今日2度目の「ぼうふらのつぶやき」なのだ。
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事業仕分け 原口 で検索したら2番目でした(笑)
投稿: 津隈 | 2010年11月16日 (火) 12時57分
『事業仕分け 原口』今では3番目ですが、
『原口元総務大臣』で検索したら1番目でしたよ。
そこで一つ小言を。
増税を促進させる菅政権には心底がっかりしているので、
小沢元代表よりの原口元総務大臣が次期総理大臣となれば
日本の景気もよくなると考えています。
大臣に昇進した前後と追い出された後で違うようですが、
菅総理よりよほど現状を理解されていると思います。
昨年末に「みんな増税病に侵されている」と云う
私と相違のない見解を示されていますので、
増税しないことで経済活性化を推進していただけると
半ば期待しています。その時が急務であると、
早々に気づいてほしいものです。
本来は小沢新総理を待望しているのですが、
例のはめられた強制起訴がありますからね。
投稿: 匿名希望 | 2011年1月14日 (金) 22時07分