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2010年11月20日 (土)

介護保険利用費2割増 テレビでは大きくとりあげられないニュース

 今日の朝日新聞の一面トップは、介護保険の利用費が増えるという記事。

 見出しは「高所得者 2割負担」「ケアプラン 有料化」。

 続いて「介護保険 利用費増」とある。

 高所得者についての自己負担を、現在1割の自己負担を2割に上げようというのである。

 「介護保険の費用が膨張し続ける中、新たな財源は見込めない。そこて厚労省は、保険料の伸びを抑えるためには利用者の負担増が不可避と判断」したものだ。

 介護保険の安定的な運用のために、高所得者に多少の負担をお願いするのはいたしかたがないことだと思いつつ、年収いくら以上を高所得者とするのかと数字を探した。

 なんと年収320万以上(年金のみ)を高所得者と想定しているというのだ。

 年収320万円に「高所得」という言葉はいかがなものか。

 私が講読している、もう一紙の日経新聞の一面トップは税制問題。

 そして税制問題に続いて、朝日新聞と同じく介護利用料の引き上げの件を取り上げていた。

 朝のワイドショーは柳田法務大臣の進退問題をはじめとする民主党をとりまく国会のゴタゴタ劇がおもしろおかしく取り上げられていた。

 私が見ていた限りでは、「ウエーク」で辛坊さんが「国会のこんなゴタゴタばかりが目立っているが、知らない間に中層所得者の負担増になる法案がどんどん作られている」と、ちらっとコメントしたくらいだ。

 テレビは大衆の興味を煽る題材でないと取り上げられないという構造的宿命をもつメディアであるから、大衆に受けない話は報道しない。しないというよりもできないのだ。

 テレビが大衆に迎合した製作をせざるを得ない構造であるため、テレビの報道は金太郎飴状態でどの局も同じ事件を同じ時間の配分で報道するという傾向がある。

 新聞報道も全部を信用するわけではないが、少なくとも新聞各社で取り上げる事件への力の入れ方と解説に違いが見える。

 蛇足だが、インターネットで「くらべる一面 あらたにす」というサイトがある。

 日経新聞、朝日新聞、読売新聞の3社協同で作っているサイトのようだ。

 サイトを開くと、朝日、日経、読売の1面トップ記事が3社横並びで表示される。

 各社の1面トップ記事の見出しと概要が表示され、詳細をクリックするとそれぞれの記事の全部が表示される。

 「くらべる一面」という名称だが、一面の記事だけではなく社会面、経済面はもちろんのこと朝日新聞の「天声人語」、日経新聞「春秋」、読売新聞「編集手帳」も読み比べることができる。

 利用料は無料。ぜひ一見をお勧めする。

 ということで、新聞には引き続き頑張っていただきたいというエールを送る、今日の私である。

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