ジョンのハッピークリスマスが反戦の歌ということを確認していたらCCRの「雨をみたかい」も反戦歌だったことを今になって知った
CCRというバンドがいた。
クリーデンス・クリアーウォーター・リバイバルという長ったらしい名前で、略してCCRと呼んでいた。
もともとはアメリカのカントリーバンドであまりなじみがなかったのだが、「雨を見たたかい」がヒットした。
コマーシャルソングに使われたり、テレビの番組でBGM的に流れたりしているから、若い人も聴いてみると「あ、あれか」という歌だ。
私は、高校までは洋楽を全然聴かなかったから「雨を見たかい」も知らなかったのだが、大学時代に友人の奥山君がレコードを買って来て、プレーヤーで何度も聴かされて覚えさせられた曲だ。
平易な単語しか使われてなくて、どおって内容もない歌詞で、リズムの乗りの良さとボーカルのジョン・フォガティの深い声に魅かれたものだった。
次の画像には歌詞と訳詩がはいっているので、載せてみた。
僕は知りたいんだ、その雨を見たことがあるかい? 昨日、そしておととい、太陽は冷たく、雨は激しかった ★別訳 昨日、おとつい、太陽は冷たくて雨のほうが激しい熱かった 歌詞も言葉通りに感じていた。 そして何も考えずに歌っていた。 それがである、40年経った今頃この雨というのが当時ベトナム戦争で米軍が使用していたナパーム弾を意味していたということを知らされた。 当時からそう言われていたそうだが、私は知らなかった。 そういう意味だと思って聴くと、そうかなと思う。 ジョン・レノンの「イマジン」や「ハッピークリスマス」は反戦と平和を願っていることがわかるが、やはり表現は柔らかだった。 反戦や批判は、興奮しないで静かに語った方が、じわじわと強いメッセージになって伝わるような気もする。 インターネットで教えてもらった、今日は12月12日。
★誰かが昔言っていた、嵐の前に静けさがあるって
僕は知っている、それがいつの日にかやってくるということを
静けさの後に、みんな言うだろう、晴れた日に雨が降る
僕は知っている、水のように光り輝いてふりそぞくことを
僕は知りたいんだ、その雨が晴れた日に降り注ぐのを見たことがあるかい?
人生なんていつもそんなもので
永遠にゆっくりとそして早くめぐっていく
僕は知っている、それは止めることはできない、なぜだろう?
昔誰かが俺に言ってたよ、嵐の前は穏やかなんだって
わかってるよ、しばらくの間は静けさが続いてるってことはね
でもそいつが終った時には、そう皆な言うぜ、晴れた日に爆弾の雨が降るんだって
わかっているよ、そいつは水のようにキラキラ輝くんだって
俺は知りたいよ、お前は爆弾の雨を見たことがあるかい?
俺は知りたいよ、お前は爆弾の雨を見たことがあるかい?
晴れた日にやってくる爆弾の雨をね
わかってるよ、俺のいた間中ずっとそんな風だった
永遠に続くんだ、爆撃は円陣を通り抜け、速くなったり遅くなったり
わかってるよ、それを止められないって、そう思うよ
当時のCCRは、「プラウドメアリー」「ダウン・・オン・ザ・コーナー」と、次々ヒットを飛ばしているロックバンドだと思っていた。
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