大晦日、新年を迎える希望と不安
風邪気味かなと思って10日、発熱して6日になる。
なかなか快方に向かわない。
私は、ここ数年病院にかかったことはない。
丈夫が取柄とも言える。
それが、なんでよりによってこのタイミングで風邪に苦しまなくてはならないのか。
というのも、私はこの11年間ゆっくり休みをとったことがない。
1年のうち350日くらいは仕事に束縛されている。
はずかしながら、うちの家内を1年の362日、仕事で束縛している。
家内の完全休業日は正月の三が日だけなのだ。
それで、数年前から三が日には温泉にに行こうと話をしていた。
旅館の予約をしようとすると、母が病気になったり、父の具合が悪くなったりと、なかなかチャンスに恵まれなかった。
そんな中で、父が3年前に、母が2年前に高齢のため亡くなった。
今年は母の1周忌も済み、骨休めの温泉旅行を予約していたのだ。
発熱したのが26日。日曜日の当番医で見てもらったのだが、次の日には平熱に戻ってホッとしていた。
この時に熱が下がらなかったら予約はキャンセルしていた。
それがなぜだか熱が下がって、安心してその日は仕事をした。
ところが、その夜またしても熱が上がったので、今度はかかりつけの病院で診なおしてもらった。
インフルエンザなら、キャンセルしようと思っていたのだ。
しかし、インフルエンザはなかった。
そして、またしても次の日の朝には熱が下がっていた。
一日ごとに良くなったり悪くなったりする。昨日はすっかり回復したと思えるような症状になった。
ところが、またしても夜になると熱が上がる。
熱には比較的強いのだが、なにせ咳がひどい。
そして、今現在は咳も落ち着いている。
「なんだ、こりゃー」「はっきりしろー」なのだ。
もう今日の明日で、キャンセルはできない。
お金の問題は我慢ができるが、楽しみにしている家内がかわいそうな気がする。
行き先は外国ではないのだから、万が一があってもなんとかなる。
自分の体力を冷静に考えてみて、実行には問題なしという判断をした。
ところが、行き先は隣県の鹿児島なのに、測候開始来初めてともいえるほどの12月の大雪で高速道路が閉鎖になっているという。
東北、北海道にいく予定をしてたわけではない。宮崎から鹿児島の話なのだ。
「どうなっちょるんじゃい!」である。
で、さっき5日間不在にしてしまった事務所内を片付けようとしてシャッターを空けたら、シャッターが壊れてしまって、上がりも下がりもしない。
シャッター屋さんは当然休み。
四苦八苦で、なんとかシャッターは回復した。
普通、壊れるところではないのだ。
なんだか、一斉に私の久々の骨休みを邪魔しようとする力が働いているような気がてしきた。
こんなとき、いつも思い出すのが私の師匠の言葉。
私が師匠の会社入社したてのころ、なんでこんなトラブルが起こるの?というような事件が立て続けに起こった。
それを見て私が、「なんでこんなに次々とトラブルが起こるんでしょうね。何かあるんじゃないかと気になります。」と言った言葉に、師匠は「君は器量が小さいのだ。君が見ると大きな問題に見えるかもしれないが、私はこれくらいの問題で終わってよかったと思うよ。」といさめられた。
これも私の頭の中の「墓場までの言葉」の一つだ。
悪いことを今年のうちに全部はき出したんだと思って、期待を抱いて新年を迎えようと思う。
ということで、予定通り、明日から鹿児島(霧島温泉)に行ってくる。
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無事に霧島に到着出来たのでしょうか?頑張って
奥様孝行をして下さい。私は一人で事務所にいます。一人では無く、工事の関係者は屋上です、寒い中で大変だと思います。私も寒いですが、明日も頑張ります。昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願いします。この内容は携帯で見れるのでしょうか?
社長がキャンセルしたギャラクシーをある人がキャンセルが出て自分に来た。と喜んでいました。これはipadで作成しています。
投稿: | 2011年1月 1日 (土) 10時59分