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2010年12月21日 (火)

家賃滞納者のデータベース化について

 昨日12月20日の朝日新聞に、過去の家賃滞納状況などをデータベース化して、入居の際の審査に利用するケースが増えてきているという記事があった。

 私の住む延岡市(宮崎県)では、今のところ、入居審査にこのようなデータベースを利用している会社はない。

 しかし、延岡市においても、最近は多くの会社が利用者に、家賃保証会社の利用を義務づけるようになってきている。

 家賃保証会社は独自の審査方法で審査をして保証の可否の判断をしてくる。

 家賃保証会社からの保証を得られない場合は入居をお断りすることになる。

 審査の可否の理由については不動産会社にも教えてもらえない。

 不動産会社や家主としては、保証会社をつけることによって家賃の滞納がなくなる。

 不動産会社と家主にとって家賃滞納は頭の痛い問題なのだ。

 滞納するのはほんの一部の人なのだが、この一部の人が不動産会社や家主を大いに悩ませるわけだ。

 そこに現れたのが家賃保証会社。

 入居者の連帯保証人になって、入居者に代わって滞納家賃を家主に支払うという会社だ。

 保証会社は入居者の家賃保証をするにあたって入居者から保証料を領収する。

 保証料は、私の会社が利用してる保証会社の場合、入居の際に1回のみ家賃の80%を支払う。

 入居者が滞納すると家賃一カ月分を立て替えて支払うのだから、滞納が多いと成り立たない仕事だ。

 家賃滞納を放置することは自分の会社の破綻に直接つながる。

 それで、滞納者に厳しく取り立てることになるわけだ。

 中には行き過ぎた厳しい取り立てをする会社があって、マスコミはそんな会社のことを「追い出し屋」と称して悪人扱いにしてきた。

 家主にとって家賃滞納は自分自身の死活問題なのだ。

 このことについては、詳しく書きたいことなのであるが、年末で時間がないので、改めて書きたいと思う。

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