驚異の、ドキュメントスキャナー、キャノンimageFORMULA DR-2510C
「ドキュメントスキャナー」なるものが話題になっている。
紙資料をすべてドキュメントスキャナーで取り込んで、雑誌を始めとした紙資料は廃棄するという整理法が流行っているようだ。
スキャナーで取り込んだ資料を、「エバーノート」という「クラウド・ソフト」に保存すると、これまた話題のスマートフォンでその資料を共有できるという話なのだ。
「スキャナー」だの「エバーノート」だの「クラウド」だの、わからない人に説明するほど私も詳しくはない。
ただ、なんとなく便利が良さそうで、そう思いはじめるととにかく欲しくなるのが私の悪いクセ。
ということで、「ドキュメントスキャナー」を購入してしまった。
私の買ったドキュメントスキャナーはキャノンの「image FORMURA DR-2510C」というもの。
「ドキュメントスキャナー」と言えば、なんといっても売れているのは富士通の「Scan Snap」だ。
「スキャナーで資料整理」的な本でも「Scan Snap」ばかりが紹介されている。
で、私がなぜキャノンにしたのかといえば、これまで使っていたスキャナーがキャノン製だったからだ。
フラットベットスキャナーと言われるもので、通常スキャナーと言えばこれを指す。
価格は1万円程度と安いのだが、付属しているOCRソフトがなかなかすぐれものだったのだ。
OCRソフトと言うのはスキャナーで読み取った情報の文字情報を読み取ってテキストデータ(文字データ)に返還してくれるソフトのことである。
スキャナーが読み取るのは、文字であっても画像としてしか読み取らないので、それを文字として認識させてくれるソフトなのである。
わかっている人には幼稚な説明だが、わからない人にはまったく伝わらない説明になっているかもしれない。
とにかく、そういう事情でキャノンのドキュメントスキャナーを買ったのだが、これか想像を絶するすぐれものだった。
なにせ読み取りが早い。
今までのフラットベットスキャナーだとA4の原稿1枚を読み込むのに数秒かかっていたものが、1枚の読み込み時間は0.1秒といった感覚なのだ。
両面を勝手に読み取ってくれて、両面10枚の原稿を1秒程度で読み取ってしまう。
さらに驚いたのが、A3 の原稿の読み取りだ。
以前使っていたフラットベットのスキャナーでもA3 の原稿も読み取れた。
A3 の原稿の場合、それを2つ折して半分をスキャンして、次に残りの半分をスキャンする。
つまりA42枚に分けてスキャンすることになる。
それを重ね合わせてA3にするのだが、重なる部分を手動で調整することになり、1枚スキャンするのに数分を要していた。
ドキュメントスキャナーはその作業をコンマ1秒でやってくれるのだ。
A3の原稿を2つ折してスキャンするだけ。
A4 の原稿同様、あっというまにスキャンが終り、なんとできあがったものは勝手にA3に合成してくれているのだ。
これには、管理人大感激であった。
本や雑誌で紹介されてあって、ほしくなって買ってしまったものの期待外れという文具や事務機器も少ないないのだが、このドキュメントスキャナーは期待を超えたすぐれもの事務機器だった。
管理人は、スクラップしたくて新聞や雑誌を切り抜くのだが、スクラップするのが面倒で切り抜きが溜まりっぱなしになっている。
溜まった切り抜きを整理しようと思ってフラットベットスキャナーを買ったのだが、スキャンするのに時間がかかりすぎて、切り抜きが増える一方だった。
ドキュメントスキャナーだったら、瞬速でスキャンできる。
いろんな本でドキュメントスキャナーを勧めている意味がわかった今日は1月7日。
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