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2011年1月20日 (木)

中国がGDPで日本を追い抜き、世界第2位の経済大国に

 中国国家統計局の発表によると、2010年のGDPが日本を抜いたことが確実となったそうだ。
 日本は42年もの間保ってきた世界第2位の経済大国の座を明け渡すことになった。
 
 このニュース報道で、テレビがまた馬鹿なインタビューをしていた。

 歓喜の涙を流す中国国民の映像と、抜かれたことにくやしがる日本人の声を報道していた。

 中国人が喜ぶのはよくわかる。

 貧しかった発展途上国から、ようやく脱却できたひとつの証と言えるからだ。

 しかし、それを聞いて心の底から悔しがる日本人がどれだけいるだろう。

 中国の人口は13億。

 国民1人あたりのGDPは、日本にはるかに及ばない。

 長期にわたって世界第2位の経済大国の座を明け渡すのは、少し寂しいきはするが、地団駄踏んで悔しがる人はそう多くはないだろう。

 それなのに、テレビのニュースでは街行く人にこのニュースを伝え、そしてマイクを突きつけ「どう思いますか」と質問する。

 そう聞かれれば「悔しいですね」と答えるしかない。

 そこを切り取って「悔しい」のオンパレード。

 さらに馬鹿なレポーターが、閣僚にもマイクを向け感想を聞いていた。

 取り立てて大きな反応を示さずに行き過ぎようとしたとき、「悔しくないですか?」と言葉をあびせていた。

 そんな馬鹿な質問している自分が、自国を卑しめていることに気がつかない愚かさ。

 三流の芸能レポーターでもあるまいし、自らももっと勉強し、もう少しまともな質問をして欲しいものだ。

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