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2011年1月28日 (金)

日本の長期国債格下げで、管首相「疎い」発言

マスコミが管首相の「疎い」発言に集中砲火をあびせている。

日本の長期国債が格下げになったことについてへの記者団に対するコメントの中での「疎い」という言葉をほじくっている。

私が一番最初に見たのは早朝5時のニュースだった。

菅さんは、「今、初めて聞いた。衆議院本会議から出てきたばかりで、そういうことに疎いので改めてにしてほしい」と回答を避けたように感じた。

私の印象では、衆議院本会議に出席していて詳しい情報を聞いていてないということを、(情報に)疎いという言葉になったのだろうと思った。

しかし、「疎い」という単語の持つ意味としては、そういう捕らえかたはしてもらえないだろう。

私は、この「疎い」発言は、言葉尻を捕らえられて大きなワイドショーネタに発展していくだろうなと思いつつテレビを眺めていた。

案の定、その後の朝のワイドショーでは「疎い」は経済に疎くて長期国債の格下げが日本にどのような影響を及ぼすのかわからないという発言をしたかのように取り上げられていた。

ただし、私が見た限り朝の時点ではどの局も、た。

「衆議院本会議から出てきたばかりで」までの部分をカットして報道をしている局はないかとチャンネルを回したが、私が見た限りでは「今、初めて聞いた。衆議院本会議から出てきたばかりで、そういうことに疎いので改めてにしてほしい」というコメントをそのまま報じていた。

しかし、これはやはり想像とおりになった。

昼のニュースでトップで取り上げられていたが、そこでは早速「そういうことに疎いので」というコメントだけを切り取って報じていた。

またしてもマスコミの悪行である。

国民全部が「政局的な攻防だけをしていないで、政策について論じてほしい」と思っている。

テレビのコメンテーターも口を揃えてそう言っている。

そう言いながら政局がらみの権力闘争が激化するような報道ばかりに時間を割いている。

「疎い」という言葉の言葉尻を捕まえてその言葉のみを追求していないで、改めて「格下げ」についての意見と対策を聞くのが筋だろう。

マスコミというものは、正義の仮面をかぶった芸能レポーターみたいなものだから仕方がないと言えばそれまでだが、1つくらいは、馬鹿みたいに生真面目な番組があってもいいと、いつも思っている今日は1月28日。

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コメント

管首相の日本の国債の格付け引き下げについて「そういうことには疎いので」と答えたことを弁明し、その真意とは「詳しく聞いていない」という意味と答えたが、それは明白な誤魔化しである。


疎いとは、下記の三つの意味を折衷した意味。


1.そのことについての知識や理解が不十分である
2.親しみが持てない。わずらわしく思う。
3.不案内である。関心がない。

ということだが、彼の真意としては、「国債の格付けは、民間がやっていることだし、いちいちそれに政府が口出しするようなことは意味もないし関心もない。それに私は、国債の格付け引き下げなどには興味もないし、知識や理解も不十分なのである」


ということなのだが、首相の位置にあって、口先軽く「国債の格付けには疎い」というようなことをしゃべるのは、先の鳩山前首相と同じく余りにも言葉が軽いのだ。しかもその責任をとろうとせずに、ひたすらに誤魔化そうとする。鳩山は、「最低限でも普天間基地は、県外か国外」と言ったり「私は、首相を退き議員も辞職する」などと言ったが、いずれも簡単に撤回した。


民主党は考えてみれば、先の自民党以上に言葉が軽い実態を見せる政党であった。


つまり民主党は、権力を取ってからの真剣さや戦略が全くないのだ。政権を維持することが至上目的となっていて、自民党政治に代わって、危機に瀕している日本のありようについて真剣に戦略が練られていないから、自民党でも公明党でもだれでも、政権維持のためには引き込もうとしている。公務員にしても、高級官僚の制度改革にしても、すべては「壁に書いた餅」であった。


マニュフェストなるもので、国民につかの間の夢を見せたのだ。


政権を維持するためには、国民の高い支持が必要だが、管首相は先の衆議院選挙前に発言した「消費税発言」が最も大きな影響を選挙に与えたのに、いつの間にか民主党支持率の低下や選挙の敗北の責任をすべて小沢問題にすり替えてしまっている。


そして民主党の支持率のアップとして、「小沢の金と政治」の決着や「強制起訴にあたって議員辞職」という問題にすり替えられてしまっている。そして小沢が一族郎党とともに、民主党を飛び出せすことがあれば、すぐに公明党などを巻き込んだ政権再編を考えている。それこそ大政翼賛会の到来である。


国民は、いつも置いていかれる。忘れられている。いかにも国民のための政治を行うように言葉を操りながら、結局はどこにでもいる権力欲に目がくらんだ政治家がたちが自分の権力を誇示しているに過ぎない。



言葉先で獲った政権は、言葉先で滅んでいく。それは「疎い」と発言した言葉から、始まっていくかもしれない。それは小さなように見えて、実は小さくない。


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