三洋電機のゴパン購入に半額補助。福島県湯川村。
福島県湯川村で、三洋電機のヒット商品ゴパンの購入に、ほぼ半額の2万五千円を補助する。
「ゴパン」というのは、洗った米をセットすれば、パンに焼き上げてくれるという凄い器械だ。
「ゴパン」については、私の去年の9月6日のブログで、予想の数倍の予約注文が入って発売延期になったという記事で、詳しく紹介している。
10月の発売を11月に延期したのだが、その人気はとどまることをしらず、発売されるやいなや、さらに注文が殺到して12月には受付を中断。4月に再開予定である。
なんせ、洗った米をセットすれば、米をミルで引いて米粉にして、生地をこねて発酵させて焼き上げるという仕事を完全自動でやってくれるというから凄い。
湯川村の補助金策は、ゴパンの人気に便乗して米消費拡大をねらってのことだ。
米の地産地消を図ると同時に、三洋電機に宣伝用の特産米を無償で提供してPRするという一石二鳥の作戦だ。
会津盆地の真中にある湯川村は、水田が村の面積の半分を占め、体位当りの収量は県内市を誇っている。
しかし減反政策で、村の作付け面積は減らされる一方。
米作の将来を心配してのこと。
農家への補助金では消費は広がらない。消費者の「米を食べたい」という気持を刺激したいという妙案だ。
ゴパンへ補助金をつけた自治体は初めてらしいが、全国の自治体で補助金を検討してはどうだろう。
こんな楽しい補助金の使い方を、政治屋さんや官僚さんたちも考え出してみろってんだい。
いやいや、官僚がやると、必ず天下り先をくっつけてくるから、まかせない方がいいのかもしれない。
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