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2011年2月27日 (日)

ここまで言って委員会、八百長問題での板井さんの発言は真実を語っていた。

 今日の「そこまで言って委員会」に、板井さんが出演していた。

 板井さんは元力士で、随分昔に大相撲八百長問題に言及して話題になった人だ。

 あの時の板井さんの印象は、相撲界で目が出なくて、そのウップンをぶちまけているではないかという先入観があって、板井さんの話をよく聞かなかった。


 今日の板井さんの話を聞いていてわかったのは、彼は本当に正直な人だし、心から相撲を愛していることだ。



 それと、嬉しかったのは、貴乃花一門は絶対に八百長はしていなかったということ。


 以前、ある週刊誌に、先代の貴乃花も八百長に関連したかのような記事があって、貴乃花ファンだった私としては、もやもやしたものを抱いていた。

 板井さんの発言は、それをきっぱり否定してくれた。

 現協会長の放駒親方、元大関魁傑も、絶対に八百長をしなかった一人だと断言してくれていた。

 魁傑も好きな相撲取りだったので、これまた嬉しい話だった。

 板井さんによると、相撲に八百長はある。

 それは相撲界に入ったときから見ていることで、誰でもわかっていることだからは、自分が喋ったことがあんなに大騒ぎになるとは思っていなかったと言っていた。

 そんな中でも、絶対に八百長しない力士もいた。

 それはすべて親方によるもので、親方が厳しくしっかりしている部屋は八百長はしない。

 板井氏は、野球やサッカーを始めとした他のスポーツも好きだが、もし相撲が全く八百長なしで闘ったら、誰が見ても他のスポーツは吹き飛んでしまうくらい面白いスポーツになる。

 そして、どのスポーツよりも人気のあるスポーツになるだろうと言っていた。

 相撲界で「かわいがり」と言われるしごきともいえる練習は、他のどのスポーツよりも苦しい。

 関取は、みんなそれを乗り越えてきているわけだ。

 相撲協会の幹部たちより、板井さんの方が本当に相撲を愛しているように思えた。

 相撲協会が本気で体質改革をするのであれば、こんな板井さんのような人材を採用して、本気で改革に取り組むといい、と思った今日は2月27日。

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