大相撲、春場所中止か?
大相撲八百長事件は、3月の春場所の開催を見送りになるるかもしれないという、深刻な事態になってしまった。
大相撲の八百長問題は、大昔から言われていたこと。
八百長問題に関しては、何度も週刊誌や新聞を賑わせてきた。
昨日、改めて広辞苑で八百長の語源を確かめてみたが、語源も相撲がらみ、そして意味の説明についても「相撲などの・・・」と相撲がその語源に大いに絡んでいる。
しかし、相撲協会は八百長を一切否定してきた。
八百長記事に対して、いつくかの裁判を起こして、すべて勝訴してきた。
そのすべてがウソになってしまった。
今回の事件で、大相撲全体がショーであるかのように錯覚させてしまう。
八百長相撲は一部の者がやっていたことだろう。
もっと早く、八百長の存在を認め、自らを浄化するべきだっただろう。
子供の頃大好きだった、若乃花・栃錦の一戦が八百長相撲だったとは思いたくない。
今回の八百長発覚で、大相撲は国民的信頼を失ってしまった。
例のごとくに、マスコミは一斉に相撲協会叩きをやっている。
相撲の存在を否定するかのような報道もある。
繰り返しになるが、私は大相撲ファンではない。
しかし、このまま相撲がなくなってしまっても良いとは思わない。
今、マスコミは面白がって相撲協会を叩きまわしている
そしてそれにつられて、多くの国民も相撲バッシングの波に乗ってしまっている。
だけど、冷静に考えてみよう。
何百年もの歴史のある相撲が、この世の中から消えてしまっていいのか。
歌舞伎、神楽、能、落語 etc. といった日本の伝統文化のひとつである相撲が、単なる興行として消してしまっていいのだろうか。
日本相撲協会は過去の過ちを真摯に反省し、事実をすべて洗い出して、国民の信頼を取り戻すべく出直しをはかってもらいたい。
ここからは蛇足の提案だが、年6場所を年4場所に戻すことだ。
年6場所はあまりにもスケジュールが過密過ぎる。
そもそも公益法人なのだから、利益追求を目的にするべきではないのだ。
協会の金儲け主義も、八百長事件の原因のひとつだ。
剰余金を500億円もため込む必要はない。
それらの金を放出して、幕下以下の力士の福利構成をはかることも八百長問題の解決策のひとつになりはしまいか。
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