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2011年3月

2011年3月31日 (木)

福島第一原子力発電所、廃炉へ

 やっとのことで、東京電力が福島第一原子力発電所の1号機~4号機の廃炉を明言した。

 「やっぱりな」と思った。

 結果論で言うわけではないが、素人の私でさえ廃炉になるのだろうと感じていた。

 事故直後のサンデーモーニングで、涌井雅之さんが「原子力のことが多少でもわかる人間にとって『身の毛もよだつ』事態だ」と炉心溶融の危険が迫っていることを指摘されていた。

 涌井さんは番組中、何度も「身の毛もよだつ」と言う言葉を口にされていた。

 危機を肌身で感じておられるのが私には伝わった。


 今回に限ったことではないが、関係者の情報発表の仕方に大きな問題がある。

 不利な情報は小出し。「大丈夫」「安心」「解決に向かっている」と安心材料を拾い集めて発表する。

 そして、それがことごとく、覆されるということの繰り返し。

 これでは、聞いている国民は発表を信じられない。

 常に「本当はどうなんだ」という疑問が残る。

 今回の事故では、まず、「最悪は廃炉あり得る」と明言するべきだった。

 そして廃炉を念頭において事故処理対策にあたるべきだった。

 どう見ても簡単には納まらない深刻な事態を抱えていると、誰しもがわかっていたことだ。

 まずは、「廃炉を見据えて全力を挙げて事故処理にあたる」と発表し、ただし、それが最悪であって、それ以上悪くなることはないという説明をすることだ。

 そして、事態が予想より軽微に進めば、聞いている方は安心できるというものだ。

 その場つくろいの楽観的な予想で、その都度状況は悪化していくということの繰り返しでは、不信感と不安がつのるばかりだ。


 といっても、最悪の事態を想定して、そのことで相手を不安に陥れずにものごとをすすめるのはたやすいことではない。

 しかし、そんなに困難なことでもない。

 真剣に、ゆっくり、詳しく説明すれば、必ず理解してもらえる。

 私が仕事上、問題を解決するときはそうしている。

 問題解決の依頼を受けたときもそうしている。



 依頼者に、まず最悪予想できる結果を予想し、それを覚悟してもらう。

 「最悪の場合、こんな条件になるかもしれないけど、そこまでいかないで解決します」という話をするのが私のやり方だ。

 確かに、すんなり理解してもらえず、「そんな条件は呑めない。もっと、私にとって良い条件にして来い」と言われることも少なくない。

 しかし、私が言っているのは最悪のことであって、必ずそれよりはいい結果を出す自信はあるのだという説明をすると、大抵の場合は納得してもらえる。

 仕事のやり方としては、一番可能性の高い楽観的予想だけを話しておいて仕事をすすめる方が楽だとは思う。

 ほとんどの人は、そうしているだろう。

 そして、想定より悪い事態が起こったときに、次善策を考えればいいと思っている人が多い。

 しかし、私の性格は、悲観的で性悪論者なところがあって、どうしても最悪の事態を想定して、そうならないように物事をすすめるというやりかたになってしまう。

 ただし、どんなことがあってもこれ以上悪くなることはないという想定であって、「想定外」という言葉とは無縁だと言える。

 私のやり方を見て、「起こりもしないことを心配してもしょうがないだろう」という人も多い。

 しかし、今回の原発事故の処理のやり方を見ていて、こういった危機に際しては私のやり方の方がいいと、手前味噌で感じてしまった今日は3月31日。

2011年3月30日 (水)

東日本大震災、これからのこと。

 自分の日常は何にも変わっていない。

 テレビで報道する側の人たちの日常も、何の変わりもないのだろう。

 しかし、日ごとに少しずつではあるが、新しく報道されるニュースを見ていると、先行きに恐怖を覚える。

 震災から受ける打撃は日本中に及び、自分も無縁ではあり得ないだろう。

 劇的な災害を見せつけられて、見ている私も興奮状態にあったようだ。

 地震から20日。

 毎日、報じられるニュースを見ていると、今回の震災が想像もできないほど甚大な打撃を与えそうだ。

 被災に遭われた方のことを考えると、こんなことは言うべきではないのかもしれないが、地震がもたらすものは、日本を根底から変えてしまうようなものかもしれない。

 そんなことを考えていると、自分の先行きにも不安を覚える。

 被災地の方々も、危機に遭遇した緊張状態から、現実に引き戻されて、元の生活に戻るために何から手をつけたらいいのか途方にくれているのではないだろうか。

 その興奮状態から抜け出た先にある不安は、私の比ではないだろう。

 復旧は長期戦になる。

 日本中の人たちが、何年もの間、同じ緊張感を共有することが必要だ。 

 そのための、マスコミの立場は重要だ。

2011年3月29日 (火)

東日本大震災で損傷の主要物流網9割復旧

 今日の日経新聞(西部支社版)1面トップは「主要物流網ほぼ復旧」だった。

 それによると、東日本大震災で損傷した陸海空の物流網の復旧が急ピッチで進み、国土交通省の集計では復旧率はほぼ9割に達した。

 東北自動車道は一般車両も通れるようになった、

 15ある港湾のすべてが開港したと報じていた。



 テレビでも、瓦礫の中に道路が確保されている映像が映し出されるが、復旧についての報道はあまり見かけない。

 どこから手をつけたらいいのかわからない状況の中で、確実に復旧に向けての作業が行なわれている。

 行政が批判の矢面に立つ場面が目立つが、現場では着実に復旧が進んでいる。

 自分の家族を失いながらも、復旧に尽力する人もたくさんいることを、今日の日経新聞は教えてくれた。

 被災地である自治体は頑張っている。

 それを統括する政府・官庁が復旧に向けて強力なリーダーシップを示すことを強く願う。

 

2011年3月28日 (月)

東日本大震災、このとてつもなく大きなもの

 大震災は終わらない。

 被害の数字は日に日に大きくなるばかり。

 原発事故は拡大している。


 今までは劇的な災害に遭遇して興奮状態にあった被災者の方々も、
立ちふさがる現実を前に立ちすくんでいる。

 支援の声は大きいけど、本格的な支援は難航している。

 なにから手をつけたらいいのか途方に暮れている。

 「日本は必ず復興する」「復興にむけて一丸となって」というけれど、何をしたらいいのか。

 繰り返し、
悲惨な現実、深刻な現実をいやというほど見せつけられる。

 「できることをしてあげよう」という声は聞こえてくるが、具体的に「こうしよう」という声は聞こえてこない。

 
 原発事故についても、「ここがまずかった」という人は多いが、「こうやれば解決できる」という意見を出す人はいない。



 私にコメントを下さった方が、「思考回路を停止させます」と言ってブログを休んでいる。

 この方の気持がよくわかる。真剣に考えると、「頭が飽和状態に」なってしまう。

 総理大臣でさえ、「頭が飽和状態」になって、「思考回路を停止」させているのかもしれないのだから。


 でも、総理大臣が私たちと同じでは困ってしまう。

2011年3月26日 (土)

敷引特約有効、最高裁が初判断

 地震と津波の話から逃れることのできなかったこの2週間だったが、世の中はそればかりではなくさまざな出来事が起こっている。

 国連安全保障理事会の制裁決議を受けてのリビアでの多国籍軍との戦争も、世界に大きな影響を与える重大事件だ。

 当地、宮崎県では新燃岳の噴火が続いている。

 いろんな事件が起こっているが、東日本大震災の被害の大きさに、すべてがかき消されている。


 そんな中で、私の仕事にからむ重大な事件が報道されていた。

 賃貸住宅の敷金から、家主が無条件に一定額を差し引くと定めた賃貸借契約の「敷引特約」が消費者契約法に基づき無効かどうかが争われた訴訟で最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は24日「不当に高額でなければ特約は有効」とする判決を言い渡した。

 差し引かれた敷金の返還を求めた借り主側の上告を棄却し、請求を棄却した1、2審判決が確定したというものだ。

 敷引特約は関西地方や福岡県などで慣習化しているもので、賃貸契約において契約終了時に敷金のうち一定額を返還しない旨を定めた契約だ。

 同種訴訟では地裁や高裁で特約を無効とする判断が相次いでいたが、判決は「特約にはあらかじめ敷金から差し引く額を決めてトラブルを防止する意味があり、貸主の取得額が賃料などに比べて不当に高くなければ有効」と述べた。

 訴訟の原告となった京都市の借り主は、06年の入居時に敷金40万円を納めた。退去時に特約に基づき21万円を差し引かれたため「部屋の傷や汚れと無関係に一定額を差し引く特約は無効」と訴えていたものだった。


 
そもそも、「市民相互の財産や身分を規律する私法」の基本となる「民法」では、公共の福祉や公序良俗に反するものでない限り、契約自由の原則が認められている。

 だから、それぞれ、敷金から一定額は差し引くことに同意して締結した契約は有効だと言えるわけだ。

 しかし、消費者契約法施行後、賃借人からの敷金返還訴訟が相次ぎ、賃借人の訴えを認める判決が相次いだ。

 そのため、消費者金融機関に対しての過払い返還請求の次は、敷金返還請求で一儲けしようという弁護士、司法書士の動きもあったくらいだ。


 確かに、一部の家主や不動産業者に、不当に高額な現状回復費用を請求するものがあった。

 私の個人的な意見としては、自然損耗については敷金から差し引くべきではないと思っている。

 しかし、長年の不動産取引の習慣で、畳・障子・襖の取替についてや、退去時のハウスクリーニングを借主の負担で行なうという特約に合意して契約したものであれば、その契約は有効だとも思う。

 敷金返還について問題になるのは、具体的な説明がなく、契約終了時には原状回復費用を負担するという内容の契約だ。

 賃借人も敷金から一定の金額を差し引かれるとは了解しているので、大きなトラブルになることは少ない。

 しかし、賃貸契約終了にあたって敷金が一切戻ってこなかったり、ひどいときには部屋全部の壁や天井のクロスを張り替え、敷金以外に追い金を請求するというものまであった。

 そもそもは、このような不当に高額な現状回復費用について敷金返還請求訴訟が起こされていた。

 そういった場合の判決の中では、現状回復について、自然損耗は借主に請求するべきものではなく、賃貸物件の損傷については家主の負担と判断されたた。

 すると、その判決を自分に都合のいいように過大に解釈して、常識的な敷金精算についても訴訟を起こす賃借人が出てきた。

 インターネットの世界では、敷金返還交渉を請負サイトなるものが現れた。

 何の資格も持たず、弁護士法に抵触するのではないかと思われるサイトが数多く見られるので要注意である。


 先にも言ったが、民法では契約自由が原則で、それぞれが充分納得して契約した契約は有効だ。

 しかし、弱者を救済するために新たな法律を制定する。

 そうすると、法律をたてに不当に契約を反古にして自己の利益を図る悪質な賃借人が現れた。

 敷金返還請求の中には、そんな不当な請求も混在していた。

 充分に納得して契約をして、正当な範囲で敷金の処理を行なうことに異論をはさむものはいないだろう。

 納得の上契約をしておきながら、それを後になって不当だという訴訟がまかり通れば、契約の自由が成り立たなくなる。


 
今回の最高裁の判決は、非常に良識のある判断下したものと言える。

 自己の利益のみを考える利己的な訴訟が頻発することに対して釘を刺した判決だ。


 敷引きというのは、関西地方や福岡以外の地区ではなじみのない制度だが、敷金返還についても大きく影響を及ぼす判決だ。

 ただし、「不当に高額でなければ」というところが今後、微妙な取り扱いになるところだろう。

2011年3月25日 (金)

ACジャパンCM 携帯電話しながらの自転車事故

 昨日に引き続き、ACジャパンの広告について思うこと。

 女子高生が携帯電話でメールをしながら自転車に乗っていて事故を起こすというCMがある。

 自転車で女性をはねてしまって、「その代償はとても重かった」「ごめんなさい。大丈夫ですか」という女の子の声にかぶせて、「自転車も車です。数千万円の賠償が課せられることがあります」というナレーションが流れる。

 何度見ても、このCMには違和感を感じてしまう。

 ケガさせた相手を思いやる言葉ではなく、損害賠償を受けるから大変だよ、と「啓発」しているわけだ。

 ACジャパンの言う「社会啓蒙」は、人の身体や命より、事故による損害賠償というお金の方が大事なのだろうか。

 お金の方が人を動かす力が大きいということなのか。




 ちなみに、万一の事故の補償のために、自転車保険というものがあるので紹介しておこう。

 自転車は車に比べて、事故の規模が小さいケースが多いので、保険料も安い。

 年間2000円から3000円程度が相場のようだ。

 自転車保険は、基本的には傷害保険と個人賠償責任者保険がセットになっている。

 傷害保険は自分がケガをしたときの補償、個人賠償責任保険は他人に危害を加えたときの補償だ。

 自転車事故は、大きな事故になるケースが少ないため、保険のことがないがしろにされているが、年間3000円程度で安心が買えるのなら安いもの。

2011年3月24日 (木)

日本中の水が消えてしまった

 日本中のお店の店頭から水が消えてしまったようだ。

 今日、東京の友人から電話があった。

 税理士をやっている男で、今月は確定申告についての相談で何度か話をしている。


 
その延長の話かなと思って電話をとると、「東京では水がまったく手に入らないので、送ってもらえないか」ということだった。

 放射能は健康に大きな影響はないと言われているが、気になって、水道の水には抵抗があるというわけだ。


 
「お安いご用だ。すぐに送ってやるよ」と安請け合いをして、スーパーに行ってビックリ!

 飲料水の棚の水が陳列されていたところがポッカリと空いている。

 なんと、水は1本もない。

 あわてて、別なスーパー、ドラッグストアー、ホームセンターと廻ってみたが、どこも水は売り切れ。

 お茶や炭酸飲料は通常通りにあるのに、水はどこも完売。



 同じ考えの人が多いせいなのか、被災のニュースに触発されたための買いだめなのか、とにかく水が消えてしまっている。

 友人のことを考えると、なんとかしなくてはいけないと思って、明日の入荷を待ってなんとかしようと思ったりしたが、これが「買い占め」なのだと気付かされる。

 「買い占め」が良くないんだとは思いつつも、友人のためになんとかしてやりたいというのが人の情。

 それで、何軒ものスーパーを駆けめぐっていたのだが、水はないけどお茶はあるじゃないかという気持になった。


 日本中が不安から水を買いだめしたので、一時的に水は消えてしまっただけなのだ。

 そうならないように「買い占めはやめましょう」と報道されているのに、つい自分だけはと買い占めに加担していた自分に気付く。


 そもそも、どうあがいても水は無いのだ。

 それで、私は友人に電話した。

 「こちらも、水は品切れだよ。後の入荷予定もたたないらしい。」

 「こんなふうに、みんながじたばたするから、水が無くなってしまうんだよ。悪いけどのどが渇いたらペットボトルのお茶を飲んでおけよ。そのうちにスーパーの棚は水でいっぱいになるよ」

 「何週間も、何カ月も水が足りないということは無いよ。もしそんな事態になったら、こちらの水道水をタンクにつめて送ってやる」

 「ご飯をたく水も、何日かの間だったら、お茶で炊けば良い。茶飯というのもいいだろう」

 友達がいがないと思われるかもしれないが、そう言ってやった。



 すると友人は、案外冷静で、「わかってるよ。今の状態で水道の水を飲んでも身体には影響はないこともわかっている。わかっちゃいるけど、なんとなく気味が悪くてね。」

 「今後、状況がもっと悪くなったら、そのときにはまた頼むよ」ということであった。



 それにしても、群集心理は怖いものだと実感した。

 その大衆を、うまく操縦できない政府にも問題ありだろう。

福島第一原発で、作業員3人が被曝

 東京電力福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋地下1階付近で24日午後0時9分ごろ、淡水注入用のケーブル敷設を行っていた作業員3人が被曝(ひばく)した。

 被曝線量は約170~約180ミリ・シーベルト。

 このうち2人は両足の膝の皮膚が放射線物質で汚染され、福島県立医大病院に搬送された。

 この後、放射線医学総合研究所(千葉市)に移送される見通し。

津波による海水や放水で浸水した水につかって作業をしていたそうだ。(読売新聞、時事通信)

 命にかかわる危険の中で、日本のために懸命に働いていてくれている人がたくさんいるのだ。

 お掛けする言葉が見つからない。

気に障るAC広告

 私は、東日本大震災報道の影響を受けて大量に流される「AC」のテレビコマーシャルに不快感を覚えていた。

 実際、あの広告に対して、しつこいだとか、不快だというクレームが多数寄せられているようだ。

 同じ広告を何度も何度も見せられて、「AC」というメロディーが耳に焼きついてしまった。



 この
「AC」というのは、正式には社団法人ACジャパンという。

 国の管理下にない民間の組織で、テレビCMや公共広告により啓蒙活動をする団体である。(旧称は、広告機構)


 私も勘違いしていたのだが、テレビ、ラジオ、新聞社のなどの加盟会社の会費で運営されており、税金党の投入はまったくない。

 もちろん、今回のCMについても、テレビ局との間に金銭的なやりとりは一切発生していない。


 ただ、
私同様の勘違いが多いようで、CMに使う税金を被災地に回すべきだというような苦情も多数入っているそうだ。

 なかには、「今から刃物をもって押しかけるぞ」という脅迫電話もかかってきたという。


 ACジャパンは、従来から、マナーやモラル向上などの啓蒙運動のCMを流してきていたわけだが、今回のことで「悪いイメージが一人歩きしてしまうのが怖い。わたしたちの本当の姿を知ってほしい」と訴えている。


 こんなことも、被災された方の窮状を思うと、なんの役にもたたないことで申しわけないのだが、震災の教えてくれた新しい知識として書かせていただいた。

東北太平洋沖地震?東日本大震災?どちらが正式名称?

 今回の大地震に気象庁がつけた名前は「東北太平洋沖地震」

 テレビ報道の多くは「東日本大震災」

 私は、正式名称の「東北太平洋沖地震」とよんでいたのだけど、ちょっと長すぎると感じていた。



 それで正式名称はどちらなんだろうと調べてみたら、結局、どちらでもかまないということがわかった。

 気象庁がつけた正式名称「兵庫県南部沖地震」を、「阪神淡路大震災」「阪神大震災」と言うのと同じことのようだ。


 被災者の方々の大変さを思うと、こんなささいなことに気持を煩わせていては申し訳ないとは思うのだが、解決ができてすっきりした。

2011年3月23日 (水)

震災被害者救済のために、早急に予算を再編せよ。

 震災から2週間、報道は被害状況に多くの時間を割いている。

 被害状況は、いくら報道してもしくつせない。

 毎日のように、新しい被害状況が報じられている。

 福島第原発事故も、作業員さん、自衛隊員、消防隊、機動隊の方々の懸命の努力にもかかわらず、一向に終息しそうに無い。


 そんな中でも、現地では被災者の方々が復旧に向けての生活を始めている。

 瓦礫の山の中で、立ちつくしていた人たちが、元の生活に戻るために動き始められている。

 そんな人々の姿も、わずかではあるが報道されるようになった。


 そんな中で、政府の動きが見えて来ない。

 テレビを始めとするマスコミが取り上げないせいなのだろうが、管総理大臣はもって、大きな声で被災者や国民に向けて声を発するべきではないか。

 そして、復興財源を捻出するために、迷走していた来年度予算を早急に組み換えるために全力をあげるときではないのか。

 与野党間の争いの種であった、子ども手当、高速道路無料化、農業補償、法人税減税を見直して災害復興財源とすることに国民は異論を唱えないだろう。


 マニフェストの呪縛をふっ切って、迅速な予算再編にかかるべきだ。

 そして、予算再編によってひねり出した財源を、被災者への支援と被災地の復旧にあてるべきだ。


 史上最大の危機を、行き詰まっている日本の「政治の復興」のきっかけにすることだ。

 そうすることで、この未曽有の大災害から日本が立ち直る日が近づくことだろう。



 先日書いたことだが、もう一度言おう。

 「菅さん!あなたしかいなんです。撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは日本は潰れるんです!」

2011年3月22日 (火)

福島第一原子力発電所で復旧工事に携わる方々に心から敬意を表します。

 東京電力は22日、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の電源復旧作業について、「1~4号機のいずれかは今日中に電源供給できそうだ」との見通しを示した。電源が本格復活すれば、冷却水の循環設備などが本格できる可能性が高まる。

 東電はそれぞれ1、2号機と3、4号機の電源復旧作業に取り組み、すでに外部電源の送電線とのケーブルは接続。現在は電源を供給する前に、制御や冷却機器が使用可能かどうかの点検を進めている。

 22日は、2号機の冷却水循環装置や、4号機の中央制御室の一部の復旧を優先して取り組むという。(産経新聞)

 見るかに放射能をばらまいているような、あの建物の中に入って点検し、復旧工事をしている人がいるわけだ。



 
本当に、本当に、心から敬意を表します。

海江田経済通産相の許し難い発言

 時間をおうごとに、震災で亡くなられた方、行方不明の方はその数を増していく。

そんな状況の中でも、被災者の方々は復興に向けて前向きに生活されていることに敬意を表する。


 多くの人の努力もあって、あの混乱の中でも確実に復旧作業は進んでいる。そんな多くの方々にも頭が下がる。

 そして、深刻な状況のままの原発事故現場では、危機回避に向け、多くの人が懸命な努力を続けておられる。

 そんな人たちの努力の結果、5号機への動力が再開され、原子炉の本格的な冷却が始まったというニュースが報じられている。


 
2号機でも電力供給を目前にして、部品交換作業などが続いている。

 爆発で大きく壊れている建屋の中で、器機を点検している作業員さんがいる。

 自衛隊や消防庁の隊員さんは原子炉への放水を続けている。

 文字どおり、命と引き換えの決死の作業だ。


 そんな中で、海江田経済産業相が圧力発言したことが問題になっている。

 放水作業中の東京消防庁の隊員に長時間の放水を強制し、「やらなければ処分する」と言ったというのだ。

 海江田大臣は22日の記者会見で、「私の発言で消防の方が不快な思いをされたのであれば、申し訳なく思う。おわび申し上げる」と述べたていたが、謝り方がなっていない。

 「不愉快な思いをさせたのであれば」という言い方は無いだろう。

 『させたのであれば』というのは仮定形だ。

 発言が事実であれば、不愉快に思わないものはいないだろう。

 放水作業は、政府と東京電力の福島原発事故対策統合本部の要請で予定の7時間から13時間半に延長され、放水車の装置の異常を示す警告表示が出たという。


 市民派の顔をしていた海江田氏にしてこの発言だ。

 国民を守る立場にあるべき者が、国民に犠牲をせまるのは権力者を持つものの常套的 行為であることを再確認させられた。

2011年3月21日 (月)

管総理の谷垣さん入閣要請は英断だったのか?

 昨日の私のブログは、「菅総理 谷垣 入閣」というキーワードでの来訪が多い。

 検索サイトでどんな位置で検索されているか確認してみて、管総理の谷垣さんへの入閣要請に対して肯定的な意見もあるということに気付かされた。

 私の考え方は変わるものではないが、肯定的な意見があるということを認識する。



 昨日の嬉しいニュース。

 16歳の少年と80歳のおばあちゃんが、倒壊した家の中から9日ぶりに救出された。





 心から敬意を表したい方々。

 原発事故に、命をかけて立ち向かっていらっしゃる、東電社員・自衛隊・消防庁援助隊・機動隊の方々。

 文字どおり、日本のために命を捨てて戦っていただいている。




 叱咤激励したい人々。

 管総理を始めとする、閣僚。国会議員。東電首脳陣。



 

 

2011年3月20日 (日)

総理大臣のメッセージが聞こえない

 この度の地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。

 ニュースを見ていると、被災地ではほんのわずかではあるが、復興に向かう動きも出始めている。

 それにしても、被害にあわれた多くの方々から力強い言葉が発せられるのには驚く。

 着るものもなく、暖をとる手段もない中で、わずかな配給に対して感謝の言葉を述べられる人が多いことにも、感嘆せざるを得ない。


 被災者の方々が、泣き言も言わず再起を強く誓う言葉を発せられているというのに、管総理大臣からの強いメッセージが聞こえて来ない。

 記者会見に作業服姿だが、作業服を着たのなら被災地をまわって、「くじけないで頑張ってください。国はできるだけのことをやります」といって激励したらどうだ。

 未曽有の危機に遭遇しているのだから、独裁的なリーダーシップを発揮して、予算を組み換えて被害者救済にあたってはどうだ。

 管総理は、東電に「あなたたちしかいないでしょう。撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は潰れる」とわめいていた。

 それは、まさしく天に唾する言葉だ。

 「菅さん!あなたしかいないんです。撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは、日本は潰れる!」

2011年3月19日 (土)

管総理が自民党の谷垣総裁に入閣を要請。何を考えているのだ!

 管総理が自民党の谷垣総裁に原発担当大臣としての入閣を要請していたというニュースが報じられていた。

 違和感極まりない事態だ。

 総理大臣として政権を担うということの意義をどう考えているのだろう。

 政権政党である民主党には人材はいないのか。

 谷垣さんが「唐突な申出で・・・」と答えていたが、唐突すぎる話だ。


 管総理は、この非常事態を乗り切る術を失ったということなのか。

 とうの昔に菅さんは統治能力にかけるということは露呈していた。

 どういう根拠で原発問題の解決を谷垣さんにすがるというのだ。

 今までの総理や枝野さんが記者会見で発表してきた見解は、なんだったのか。



 緊急事態のどさくさにまぎれての、負けることが決まっている選挙への戦略だとしたら許しがたい暴挙だ。

 今回の菅さんの行為には、違和感どころか、へどの出そうな不快感を感じる。

被災者の方々の平穏な生活をお祈りします。

 地震の被災者の数は増えるばかり。

 救援は遅々として進まない。

 原発事故はなかなか解決できそうにもない。

 そんな中で、地震の意外のことを話題にする気にはなりません。

 お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々が一日でも早く平穏な生活に戻れますようお祈りしています。

2011年3月18日 (金)

東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)に、社団法人宮崎県宅地建物取引業協会延岡支部から100万円を寄付することになりました。

 今日は、是非お話しさせていただきたいご報告があります。

 身内の話でインターネットに載せる話ではないのかもしれないが、最近年のせいで涙腺の弱くなっている私としては、誰かに話をしてみたいのです。

 今日は、朝から、私の会社所属している社団法人宮崎県宅地建物取引業協会延岡支部の臨時総会でした。

 協会の組織変更が臨時総会における重な議題でした。

 公益法人制度改革により、私たちが所属する社団法人全宅宅地建物保証協会と全国の都道府県で運営していた社団法人の宅地建物取引業協会も公益法人化に向けて組織変更を整えているための総会でした。

 予定されていた議題については審議の結果、無事承認されました。

 閉会しようしたとき、支部長から予定外の提案が出ました。

 それは、この度の東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)へ、私たちの延岡支部から寄付をしたいということでした。

 延岡支部にある余剰金の中から、被災地に義援金を送りたいので承認を得たいということでした。

 私としては、私から提案したかった事項で依存の無いことでした。


 果たして支部)が提案した金額は20万円。

 私は、それを少ないと感じた。

 支部長としては、支部長の個人的な意見を突然持ち出したもので、遠慮しての金額なのだろうと思えました。

 すると、出席会員の中から、即座に、「それでは少ないではないか」という意見が出ました。

 総会の多数決で決めるためには、金額を提示しなければなりません。

 それで、議長が出席者全員に意見を求めたところ、出席者のほとんどが100万円という意見でした。


 
採決の結果、支部会員79名、出席者67名(委任状含む)、全員の賛成をもって、100万円の寄付が議決されました。

 裕福な会計の中での100万円ではないのです。

 予算的に使える金額は400万円程度しかない中からの100万円です。

 だから支部長は気をつかって20万円と切り出したのです。

 それが、逆に会員から増額の提案が出たわけです。

 支部長も自分の意がかなって、心の底から喜ばれていました。


 年のせいで涙腺の弱くなっている私は、なぜか目頭が熱くなって、思わず涙をこぼしそうになりました。

 今回の地震では、国民全員がなにかしなくてはと思っています。


 だけど、してあげられることには限りがあることに、はがゆい思いをしています。



 被災者の皆さん、大変でしょうが、頑張ってください。

 頑張ってくださいとしか言えませんが、世界中があなたたちを応援しています

2011年3月16日 (水)

東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、福島原発事故

 東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)がもたらした被害は、悲しい想像通りの展開になっている。

 今日までに確認された死亡者の数は3700人を超え、届出のあっている行方不明者は8000人余。死者と行方不明者の数は1万人を超えてた。

 時間の経過とともにその数を増やしていくことになるのかもしれない。

 繰り返し報道される被害状況に、本当に心が痛む。


 そして、地震がもたらしたもう一つの、進行中の被害が福島の原発事故だ。

 人類の未来のエネルギー問題にもかかわることで、世界中が注目している。

 後手後手にまわる東電や政府の対応が責められているが、現場では多くの人が命懸けで事故と戦っているのだ。

 その人たちの気持を考えると、思わず泣きたい気持になってしまう。


 政府や経営陣を始めとする関係責任者の対応のまずさを責める声が高いが、
そんな人の下で事故現場では、被害を最小限にくい止めようと、文字どおり命をかけて作業している人がいることを忘れてはならない。


 
菅さん!小沢さん!谷垣さん!あなたたちは、政治家として命をかけると言っていた。

 現場で、本当に命をかけている人がいることを心して国家の危機に対処してもらいたい。

2011年3月15日 (火)

福島 原発事故に思う

 福島第一原子力発電所の事故は、深刻さを増大させている。

 チェルノブイリの原子力発電所事故が頭をよぎる。

 チェルノブイリの事故は、ソビエト連邦時代のことで、事故の実態の多くは闇につつまれたまま葬られている。

 しかし、それでも当時の報道は鮮明に記憶に残っている。

 日本でも放射能の影響を深刻な問題として取り上げられていた。


 その後、報じられた映像でも放射能の恐怖は充分感じさせられるものだった。

 事故のあった4号炉は、事故後、石棺と呼ばれるコンクリートの建造物で覆われて、放射能の流出を遮断している。

 このコンクリート建物には耐用年があるわけで、今後、老朽化への対策が必要になってくるだろう。

 放射能は永久に残り続け、原子燃料の放射能を封じるために、建物の補修も永遠の課題として残り続けるわけだ。

 チェルノブイリの事故による放射能汚染の量は、広島に落とされた原子爆弾の400倍。

 チェルノブイリでは、事故後周囲30㎞に居住する住民は強制的に移転をさせられ、永久に使用できない土地になった。



 
一昨日も書いたことだが、原子力発電所は危険極まりない代物なのだ。

 危険極まりないものだという確固たる自覚をもって扱うべき代物なのだ。

 危険極まりない、一歩間違えば取り返しのつかないことになるということを重々承知して取り扱うべき代物なのだ。

 「安全でクリーンなエネルギー」という地域住民をごまかすためのキャッチフレーズを使っていると、それを取り扱う立場のものまでがその言葉にまやかされてしう。

 それでは困るのだ。

 危険なのだということを強調して、その上でどんな事態があっても事故を起こさないという決意のもとに建設・運営をせねばならない。

 「安全だ」と言っておきながら、「「想定外のことが起こったので、事故は仕方がない」ということは許されないのだ。


 
今回の東電幹部を見ていると、想定外のことが起こってパニックになって、どうすればいいのかわからないのが見て取れる。

 彼ら自身、まやかしの「安全」という言葉を信じていたのだろう。

 「安全ではない」「一端事故を起こしてしまうと重大事故になる」「人間がやることだから、間違いは起こる」

 それが前提で取り組むことだ。

 そして、万一の事故が起こったときの対応を充分に検討すべきなのだ。


 
今回の事故については、世界中が注目している。

 そして、世界中が、最悪の事態にならずに収集することを祈っている。

 私も、最悪の事態は回避できるということを信じている。

 そして、それを心から祈っている。

2011年3月14日 (月)

東日本大地震へのオバマさんのコメントは力強かった

 言語の違いがあるのだろうが、日本の大震災に対してのオバマさんの支援表明のコメントは力強かった。

 「日本の皆さんは我々にとって、とっても身近な友人だ。私はハワイで育ち、日本文化には大変親しんでいたこともあり、日本には個人的なつながりが深い。それだけに、非常に心配している」と悼みの言葉を述べ。

 「日本は資力に富み、大変強くて技術的に進んだ経済を有している。日本がより強く回復することを確信している」と激励のメッセージを発する。

 また、日本は最も密接で強固な関係のある同盟国の一つだとして「いかなる必要な支援も提供する」という支援の言葉には、心強いものを感じさせられた。

 オバマさんのスピーチの上手さは、大統領選でも際立っていたが、壊滅的な被害を受け、途方にくれている被災者にとって、なんと心強いスピーチだろうと思った。


 
今回の地震は、日本の歴史が変わることになるかもしれない重大事件だ。

 被災者のみならず国民全部が大きな不安を抱いている。

 今、総理大臣に求められるのは強力なリーダーシップだ。

 昨夜、記者を前にした管総理のコメントにはオバマ大統領のような力強さは感じられなかった。


 
野党時代の菅さんは言葉に迫力があった。

 あのときの菅さんのように、力強い言葉を発して、国民を鼓舞してもらいたいものだ。

 あなたは日本のリーダーなのです。

2011年3月13日 (日)

東北地方太平洋沖大地震へ、寄付金を送ろう。

 時間の経過とともに、今回の東北地方太平洋沖地震の被害の深刻さは深まるばかりだ。

 それにしても、テレビは、どのチャンネルを回しても、なんども同じ映像を流すだけ。

 競い合って刺激的な映像をかき集めて、それをくり返し流し続けている。

 それは、決して被災した方をいたわっているようには感じられない。

 想像を超えた災害に遭遇し、茫然としている被災者にマイクを突きつけるという心ない取材をしている記者もいた。

 彼らは、自分たちが残酷極まりない行為をしていることに気付いていないのだろうか。
 
 被災者を心からいたわるのであれば、視聴者に向けて支援をお願いし続けるべきだろう。



 
そして、支援するについて、一番大切なことも報道することだ。

 被災者にとって、当面は食料と防寒具等が一番必要なものなのだろうが、被災地が一番嬉しくて役に立つのはなんといっても現金だ。

 それは、過去の被災地の関係者が口を揃えて訴えていたことだが、テレビでも新聞でも大きくは取り上げられていないように思う。

 水が不足していると報道するから、ペットボトルが山のように溜まる。
 
 防寒用品が必要だと報道するから毛布の山になる。

 一番困るのが衣類。

 衣類に限らず、品物は、分けるのにも人手を食って、手間と経費がかかるという。

 倉庫に溢れた品物は、何カ月経っても整理ができないままになっていることもある。

 そうなるのは、テレビやマスコミが本当に被災者のことを考えた報道をしていないからだ。

 なんといっても役に立つのは現金なのだということを、くどいくらいに、いやらしいくらいに報道することだ。

 襲いかかる津波のシーンや壊れた建物の映像を、繰り返し流し続けることに大きな意義があるとは思えない。

 これから先、テレビは他局よりも悲惨なシーンをかき集めることに紛争することだろう。

 それが、どれだけ役に立つことなのだろう?

 それを一切やめろとは言わないが、「被災者の方々に暖かいご支援をお願いします」と、ことあるごとに視聴者に訴え続けることもやってほしい。

 そして、繰り返しになるが、「支援は、なによりも現金で」ということも強調してもらいたい。



 被災地への寄付金については振り込み手数料はいらないこと、そして、百円でも千円でも、現金が一番役に立つのだということを繰り返し報道することだ。



 
すでに、ヤフー、グー、ソフトバンク等のネット系や、銀行が募金活動を開始している。

  インターネットになじみのない方も、近日中には、郵便局や銀行で振り込み料無料で義援金を受け付けることになるので、ぜひそちらで寄付金を送りましょう。

 

ついに起こってしまった?原子力発電所事故。福島第一原子力発電所。

 福島第一原子力発電所で爆発事故があった。

 25年前の、チェルノブイリの原子力発電所事故の惨状は私の記憶にしっかりと焼きついている。

 チェルノブイリ事故では、発電所の周囲数十㎞の住民がその地を捨てた。

 そこから飛び出した放射能は、永遠に消えることはなく、人間はそこ近づくことはできない。

 多くの犠牲者を出し、その後遺症は、いまだに深刻な問題を残している。


 
私たちの生活に電力は欠かせない。

 増え続ける電力需要を確保するためには、原子力もまた欠かせない手段なのかもしれない。


 私が子供のころに、クリーンで永遠のエネルギー発生手段だと思っていた水力発電も、生態系を破壊する手段だった。

 化石燃料を燃やしての発電も二酸化炭素を発生させることは周知の事実だ。

そもそも、人間が快適な暮しを求めるということは、自らの生活環境を傷つけることになるという矛盾をはらんでいる。

 人が快適さを求めるための電力は供給のためには、原子力に頼ることもやむを得ないのかもしれないが、原子力は、取り返しのつかない災害を引き起こすことになることも忘れてはならない事実なのだ。


 私が納得できないのは、原子力発電は安全でクリーンなエネルギーだといういつわりの宣伝である。

 原子力は危険きわまりない代物だという前提で、それでも原子力発電に頼らなくてはならないという説明をするべきだ。

 万一、事故を発生させたら、その修復は他のどんな手段によるものよりも困難を極める。

 それを真っ向から認めて、その上で原子力発電に取り組むべきだろう。


 原子力発電所建設にあたっては、常に地元住民の反対を受ける。

 それに対して、過大な保証金というアメと同時に、原子力発電は安全だという理論をもって反対する住民を説き伏せていく。

 この過程が私が納得できないやり方だ。

 原子力は確かに危険極まりなく、万一事故を起こしてしまえば大惨事になる。

 だから、私たちは細心の注意をもって建設にあたるので、なんとかご理解いただきたいというのが正しいやり方であろう。

 安全だという理論を全面に立てていると、説明する側自身がその言葉に錯覚をしてしまって、安全基準に微妙なゆるみを生じさせかねない。

 地元の賛成を得んがために、絶対に事故は起こさないなどというが、絶対に事故が起きないのなら、電力の最大消費地である東京近郊に発電所を作ればいい。


 原子力は、一端暴走してしまうと地球上で最大のやっかい者になる。

それを重々承知の上でつきあうべき相手なのだ。

 危険を承知の上で、それに対応した厳しすぎる基準で建設運営にあたることが肝要だろう。

2011年3月12日 (土)

東北・三陸沖地震の

 宮崎から帰って来た。

 電車は止まったままだし、インターネットで調べたら道路も通行止めが何カ所もあって、最悪は熊本回りで帰らなくてはならないと覚悟していた。

 念のために警察に問い合わせをしたら、国道10号線の通行止めは部分的だということを聞き、レンタカーで帰って来た。

 インターネットの情報は、リアルタイムではなかった。



 昨日、地震の惨状を知ったのは深夜に近くなってからだった。

 テレビに映し出される被災地の情報を、信じられない思いでずっと見ていた。

 そして、つけっぱなしのテレビを見ながら、スマートフォンで自分が帰る手段を探していた。

 被害に合われた沢山の方たちを憂いながらも、自分にとって最大の心配事はどうやったら自宅に帰ることができるのかということだということに気がついて、自己嫌悪に似た気持になった。

 頭の中で井上陽水の「傘が無い」が流れた。



 一夜明けて、朝のテレビ報道を見て、地震と津波のすさまじさを改めて思い知らされる。

 想像を絶する被害の大きさが、かえって実感として感じとれないような気がする。

 多くの建物が地震で潰れ、津波で壊されている。

 それに加えて、真っ暗な中で、町全体が大火事になって燃え盛っている映像が流れていた。

 なんでここまでの大火事になったのか、不思議な思いだったのだが、壊れた船や、工場の油を津波が運んできたものに引火したことによる火災だったそうだ。




 命拾いした方が大変なご苦労をするのはこれからだ。

 私闘に明け暮れていた政治家の方々は、心して支援・救援の対策にあたってもらいた

地震と津波の恐ろしさと、被害に遇われた方への悲しさで眠れません。

夜中にホテルに入って、テレビをつけて初めて地震と津波のすごさを知って、ずっとテレビを見ている

日本がなくなってしまうのではないかと不安になるほどの大地震だ

無いことを祈っていた人的被害も、今後どこまで拡がるかわからない。

電車がとまって、ホテルに泊まることになったことなど、なんでもないことだ。


犠牲になられた方のことを思うと胸が痛む。

2011年3月11日 (金)

東北地震のひどさを知らなかった

現実のできごとだということが理解できなかった。

今日は、朝7時半に延岡を出発して、9時半から5時まで、県のテクノセンターで缶詰になってインターネット活用の講習を受けていた。

インターネットにつないでいたので、東北で大きな地震が起こったことはわかった。

講習のあと宮崎でちょっとした仕事をすませて、延岡までJRで帰ろうと思ったら電車が動いていない。

この宮崎の地まで津波警報が出ていて、JRは全面ストップ。

そのうち復旧するだろうと思って本屋でゆっくり時をつぶしていたのだけど、どうやら今日は動きそうにない。

それで、9時過ぎ、晩飯に入った店のテレビを見て初めて地震のすざまじさを知った。

今日は宮崎泊まりだと覚悟して、喫茶店で時間をつぶしながらはホテル探し。

スマートフォンで探してみるが、同じ境遇の人が多いようでなかな空室がない。

ファミレスで夜明しも覚悟したが、なんとかホテルはとれた。

ホテルのテレビを見て、想像の数十倍のすごさに、起こっている現実が信じられなかった。

宮崎に足止めをくらったくらいなんでもない。

犠牲者の少ないことを祈ります。

2011年3月10日 (木)

「つなぎ法案」で、ひとまず安心

 「つなぎ法案」が成立しそうだ。

 「つなぎ法案」というのは、今月末に期限を迎える租税特別措置は3カ月間延長するというもので、当面の増税は回避される。


 
私は不動産取引業をやっているだが、4月に控えている取引の登録免許税の軽減措置が切れるか切れないかでやきもきしていた。

 ひとまず、4月の取引については従来通りの減税措置が受けられるということでひと安心。


 当面の私の気がかりであった不動産の登録免許税の問題はクリアーされたが、残る問題は山積している。


 早くまっとうな政治をやってもらわないと国民は大迷惑だ。


 それでも黙っている私たち国民が悪いのかもしれない。

2011年3月 9日 (水)

博多駅ビル、東急ハンズに行ってみます。

 今日は、博多に来ている。

 用件は不動産関係のセミナー。

 午後1時から5時までなのだが、高速バス、7時50分延岡駅前発、12時着。

 帰りの便は午後5時半の高速バスしかない。


 グッズ好きの私としては、今月3日にオープンした博多駅ビル「JR博多シティ」
に入居した東急ハンズをのぞいてみたいのだが、時間がない。

 そのためだけに1泊するほどの時間的、経済的余裕も無い。

 かといって、博多に来ることなど数年に1回のことなので、東急ハンズも捨てがたい。

 それで、思いついた策が帰りの便を宮崎経由にすることだ。

 私の住む町、延岡市から博多までのバス便は、一日たった4便。

 宮崎市からの便は28便。

 延岡への宮崎発JR最終便は午後11時47分。 

 それに間に合う午後6時58分発のバスで宮崎に行き、最終便で帰ることにした。

 車できた方が楽だったかもしれないと思いつつ、セミナーを受講している。

 東急ハンズについては、またの機会に。

 

2011年3月 8日 (火)

不動産を売却した人は、確定申告が必要です。

 朝一番で携帯電話が鳴った。

 去年土地の取引をしたお客様からだ。

 「もしもし、○○だけど、確定申告をするのに売買契約書はどうなっているのかね?」

 税務署に確定申告に行かれたお客様からの問い合わせだ。

 「売買契約書は、お客さんが保管していますよ」

 「そうだったかな?」 

 「よく探して見てください。見つからないときは、当社にコピーはありますよ」と答える。

 その後、連絡がないから見つかったのだろう。


 今、確定申告の期間中。しかも閉め切り間際。

 確定申告の期間はこんな電話を何本かもらう。

 去年土地や建物を売却したお客様からの問い合わせだ。


 確定申告というのは、主には、個人事業主が、前年の1月1日から12月31日までの所得を計算して申告するという制度。

 所得はいつ申告してもいいというわけではなく、毎年2月16日から3月15日までの期間中に申告をしなくてはならない。(3月15日が土曜・日曜にかかる場合は次の月曜日まで繰りさげられる)

 これが確定申告だ。


 サラリーマンは源泉徴収という形で、税金は給料から天引きされているので、あまりなじみはない。

 ただし、給与所得者(サラリーマン)でも年間収入が2,000万円を超える人は確定申告が必要になる。(申告は面倒くさいだろうが、うらやましい限り)

 また、贈与税についても確定申告が必要だ。

 贈与税というのは、大雑把に言うと、前年度に110万円以上の金銭や財産の贈与を受けた人について申告が必要となる税金だ。

 これも、なにももらったことのない私にとってはうらやましい話。


もう一つ、土地建物等の売却をした場合の譲渡所得や株式の譲渡所得についても確定申告が必要になる。

 譲渡所得税と言って、これは他の所得金額と合計せずに分離して課税される。

 私の職業柄、確定申告の時期は、この譲渡所得についてちょくちょく相談を受けることになる。

 譲渡所得税の計算については、取引時点で詳しく説明しているのだが、いざ申告となって再度問い合わせをしてくる方が多い。

 中には、申告は代行してやってもらえるものだと勘違いしている人もいる。

 税金の申告は不動産業者の仕事ではない。

 あえてどなたかにお願いしたいのであれば、税理士に依頼することになるが、ご自身でやれるようになっている。


 一般の人の大いなる勘違いに、税務署に対するアレルギーがある。

 税務署は恐い。やみくもに税金をふんだくられる。という勘違いだ。

 それで、私の仕事は、その誤解を説くことだ。

 毎度のことだが、「税務署は恐いところではありませんよ。脱税する人には厳しいかもしれませんが、まっとうに税金を払う意志のある人にとって税務署は親切なところですよ」という話をしてさしあげる。

 これが私の本音なのだ。

 仕事がら何度か税務署の職員さんとやりとりをしたことがあるが、私の税務署に対する印象は、他の行政機関よりも応対が親切だ。

 ただし、税金は原則的に自主申告制だから、なにもかにも手取り足取りは教えてもらえないのだが、わからないことは懇切丁寧に教えてくれる。

 だから、わからない点は遠慮なく税務署の職員さんに聞いてくださいと言って、税務署への抵抗を無くさせて税務署に気軽に出向くようにと伝えている。


 何も悪いことをしていなくても、なんとなく警察と税務署に恐怖感を抱いている人が多いようだ。

 私に相談したお客様は、気持を楽にして税務署に出向かれる。


 私のせいで、税務署の職員さんにはお手間をおかけしているかもしれないことを、この場をかりてお詫びしたい。



 かく言う私は、家内が去年売った家の確定申告を頼まれていて、まだやっていない。

 今日、明日中には終わらせなくては。



 重ね重ねになりますが、私が過去にお会いした税務署の職員は全員優しく親切な方ばかりでしたよ。

 まだ確定申告を済ませてなくて、どうしようと思っていらっしゃるかたは、大急ぎで税務署に出かけましょう。



 蛇足ですが、今年、不動産を売却されるかたは、来年の確定申告は早めに済ませましょう。

 早やめに行った方が気持がゆっくりできます。

 決してわたしみたいに、ぎりぎりにのばすことのないように。

2011年3月 7日 (月)

前原誠司外相、政治資金規正法違反で辞任

 今日のトップニュースは、各紙、各ワイドショーともに前原誠司外相の辞任騒動。

 政治資金規正法で禁じられている、外国人からの寄付を受け取っていたことに責任をとっての辞任だ。

 次期首相と目される大物閣僚の辞任で、またしても管政権は大きな打撃を受けることになる。

 今回の前原さんの寄付金受領は、明らかに政治資金規正法に違反している。


 菅さんは、辞めることは無いといって慰留する姿勢を示したそうだが、それがそもそも菅さんの政治センスを疑わせるものだ。

 寄付金の額が年間に5万円。5年間で25万円という少額だったということで、辞めるまでのことは無いといったのかもしれないが、それは大いなる間違いだ。

 強盗に入って、奪った金額が1万円円だったからといって、その罪が許されることはない。

 今回の前原さんの寄付金受領は、勘違いだとか、手続き上の間違いだとか、言い訳できる問題ではない。

 明白な法律違反だ。

 責任をとるのが当たり前のことだ。


 それにしても、国会議員さんはそんなにお金に貧しているのだろうか。

 蓮舫さんも政治資金規正法に抵触しそうな献金を受けていた。

 蓮舫さんの場合は、微妙な問題だったが、もらえる金はなんでももらう。

 ばれたら返せばいいという発想では、政治を司るものとして失格だろう。



 それと、これに関して鳥越俊太郎さんのに一言。

 今朝のワイドショーで、鳥越俊太郎さんは前原さんをムキになって擁護していた。

 明らかに法律違反をしており、本人も言い訳の余地がなくて自ら辞任したのに、鳥越さんは辞める必要はなかったと強引に主張していた。

 今回の前原さんの問題に限らず、民主党が責められると異常に感情的になって擁護する。それは、ときとして詭弁を弄するよう思えるときもある。

 今日の鳥飼さんの理論がそうであった。

 芸能人であっても、マスコミ人であっても、ジャーナリストであっても、支持政党をもつことはいいとは思うのだが、是々非々で、間違いを犯したときはそれを正すことが必要だろう。



 
鳥越さんは、容姿が良く、話し方も温厚で、中年の星として私があがめている人なのだが、民主党が批判にさらされたときは冷静さを失って見える。

 私の自論の、是々非々で、そのことだけはご意見申し上げたい。

2011年3月 5日 (土)

一日中、片付け。

 今日は、朝から一日中、事務所の2階の片づけをしていた。

 先週から今週の始めにかけて、立て続けに仕事でいやな思いをさせられて、だけど、そのあと仕事でうれしいこともあって、気持がこんがらがっていたので、何年かの課題だった事務所の2階の片付けに没頭してみた。

 朝刊も読まないまま2階に上がって、今までずっと片づけをしていた。

 このビルを買って引っ越しをしたときに、とりあえず使わないものをぶち込んで倉庫として使っていた。

 捨ててしまっていいものが、相当あったのだが、整理をするの面倒でついそのままになっていた。

 最近の片付け術の流行りは「不要なものは捨てろ」ということになっていて、そんな本も何冊か読んでいたのだが、なにせ2階のフロアー一杯に荷物があって、なんどか整理をしかかったのだが、膨大な荷物の山を前にすると、つい、いつか時間のあるときにやろう、ということになっていた。

 朝、机に座るってしまうと、また先のばししそうなので、出社と同時に2階の片付けにとっかかった。

 流行りの片付け術にならって、思い切って捨てる片付けをした。

 全部は終わらなかったが、40ℓのごみ袋にして20袋くらいのごみが出た。

 空いた空間に、未使用のままだった応接セットが納まった。

 まだ、結構な荷物が残っているが、あとの整理は簡単そうだ。

 ゴミがなくなって、ひろい空間ができると、心地よいものだ。

 整理が終わったら、この部屋を私の思索室にしようと思っている。

 

2011年3月 4日 (金)

入試投稿事件と、マスコミの暴力

 今日も、入試 ネット投稿事件がニュースのトップを飾っている。

 容疑者も逮捕されたし、国を挙げて大騒ぎするような問題ではない。

 容疑者の少年は、罪を認め自分がやったと言っているのに、共犯がいないとできないはずだとか、いや単独でもできるだとか、勝手にいろいろ憶測して事件を水増ししている。


 なんの抵抗もできないひ弱な少年を、巨大権力をもったマスコミたちが、よってってたかってなぶり殺しにしているようにしか見えない。

 試験に不正な手段を使ったことは悪いことだが、日本中のマスコミが束になって追求するような犯罪なのだろうか。


 
今日の朝のワイドショーでは、私と同意見を述べるコメンテーターもいた。

 大学がこの少年だけを悪者にして、即座に刑事事件として告発したことについても、行き過ぎを指摘し、試験監督の手落ちを反省すべきだという意見も出た。

 そして、少年の将来を考えると、大学側の対応にも問題があるとも言っていた。

 そう言いながら、多くの時間を割いて報道しているのはお前らじゃないか!


 
少年法で顔や名前は明かせないのは、少年の将来の更正をはかってのことだ。

 それなのに、少年の近所の人たちや、少年の同級生に取材する。

 知らなかったかもしれない人々に、この少年の犯罪を暴露してまわっているのがマスコミなのだ。

 犯罪を置かしたものが、一番知られたくないのが自分の身の回りの人のはずだ。その一番知られたくない人々に少年が容疑者であることをふれまわっているわけだ。

 試験ブローカーといった犯罪組織が、金儲けのために犯したことであれば、そんな組織は徹底的に潰さなければならない。

 しかし、今回の事件は、不正に心を痛めつつも、なんとか希望の大学に入学したいという、子ども染みた考えからの犯罪である。


 繰り返しになるが、真相を徹底的に追求すべき相手は他にたくさんいる。

 例えば、ここのところ話題になっている、前原さんを始めとした民主党議員への献金問題。

 もっと大騒ぎしても良いのではないか。

 例えば、小沢さんの問題。これを政治資金規制法違反による強制起訴だけでの追求で終わらせていいのか。

 政治資金規正法違反の起訴内容では、小沢さんは無罪だろう。

 しかし、そこで問題となった4億円ものお金の動きは、通常の常識では考えられない不自然なものだ。

 入試のカンニングの問題で騒ぐたてると同じくらいの熱意を持って取材を続けてみてはどうか。 


 
他にも、数え上げればきりがない。

 国がつぶれかかっているというのに、天下り先は増え続け、無駄な支出を続けているではないか。

 国防が危機に瀕しているのに、在沖縄米海兵隊の抑止力を「方便だった」と言い放った元総理大臣がいるじゃないか。

 来年度の予算執行期限が迫っているのに、内部の権力闘争にあけくれて、国会をサボタージュした議員がいるじゃないか。

 巨悪から国民の目をそらす手伝いばかりしている。

 マスコミが正義じゃないことはわかっているのだが、ついマスコミの正義を信じたい、3月4日なのだ

2011年3月 3日 (木)

入試問題ネット漏洩に騒いでいるのを、本当の悪党が喜んでいる

 ここ2・3日のトップニュースは、京都大学を始め、4つの大学の入試問題がインターネットに投稿されたという事件。

 新たな進展のないニュージーランド地震より大きく取り上げられている。

 今朝の朝日新聞では一面トップ。

 テレビも新聞も入試漏洩に一番時間を割いている。


 確かにに悪いことだが、私は、マスコミが大騒ぎするほどの大罪には思えない。

 私の大学入試の時代、「裏口入学」がマスコミを賑わせていた。

 当時、どうみても裏口でしか入れないであろう有名校へ入学した級友がいた。

 最近は、裏口入学の話題がマスコミを大きく賑わすことが無いが、無くなってしまったものとは思えない。

 裏口入学は、大金を使って裏ルートで大学に合格させるわけで、こちらのほうが今回の事件よりはるかに罪が大きいと、私は思う。


 今回事件を起こした受験生は、どういう手段を使ってでも京都大学に入りたかったのだろう。

その止むに止まれぬ気持が、悪事に駆り立てたわけだ。

みんなが同じ気持で一所懸命勉強して受験に臨んでいるのに、こんな方法で合格しようというのは許せることではない。

しかし、同じ世代の子どもを持つ身として、この受験生の気持を思うと、切なるのを禁じ得ない。



 この受験生は、こんなに大騒ぎになるとは思っていなかっただろう。

 合格したい一心で、後先が見えなくなって、こんな行動に走ってしまったのだろう。


それなのに、朝から晩までマスコミが騒ぎ立てられ、極悪犯として報道され、逃げ場が無くなってしまうところまで追い詰められていたはずだ。

後悔の念にさいなまれ、彼の人生で最大の反省をしていたはずだ。


 一時、所在不明になっているという報道を聞いたとき、最悪の事態を想像して、心が痛んだ。

 幸い、最悪の事態にはいたらなかったが、この少年の先行きを心配してしまう。


 
悪事をはたらいた結果だと言えばその通りだが、菅総理を始めとする、今の日本の政治を弄ぶヤツらの方がもっと責められるべきだ。


 マスコミも、こんな幼い者の起こした稚拙な犯罪に大騒ぎするのと同じ熱意をもって、政治屋どもを糾弾すべきだ。

 真に罪を糾弾される立場の悪党どもが、ペロッと舌をだしてほくそ笑んでいるんだぞ。

2011年3月 2日 (水)

国会が始まらないと、不動産取引で大増税が起こる

 自分の頭の上を蠅が飛び回っていて、それを追い払うこともできない私が、天下国家のことを論じるなどとおこがましくて、口にすまいとは思っているのだが、ここ数年の政治の混迷には、ついついグチを言わずにはおれなくなる。

 先日、私が所属する宮崎県宅地建物取引業協会で、税理士を講師に招き税務の講習をしてもらった。

 メインテーマとして、相続税の大改正について解説をお願いしていたのだが、それについては講師がまったく触れないまま、最後の質疑応答に入ってしまった。

 それで、私は、相続税の改正案についての概略でも説明してもらえないかと言ったのだが、それに対する答は「あの法案は通るんですかね」で終り。


 
私個人は、新聞や雑誌等で改正内容については理解してたのだが、協会員のすべてに周知しておきたい事項として説明を依頼したのだが、税理士としては、法案が通らないかもしれないものを勉強してもしょうがないということだろう。



 そう考えると、現国会の混乱はさまざまな影響を及ぼすことを改めて感じさせられた。

 不動産取引について考えてみても、さまざまな税金の軽減措置があって、その多くは時限立法で、これまで年度が変わるたびに軽減措置の延長してきている。

 そのためには国会の議決が必要になるのだが、今のままではそれらの軽減措置が4月で切れてしまう。

 期限切れはすぐそこまで来ている。

 期限切れになってしまうと、不動産取引においては、即、大増税になる。

 私の仕事がら、不動産に関する税については実感として不安を覚える。

 私に直接関係しないところでも、大きな問題になることが山積しているに違いない。

 それなのに、今日も国会は自分たちだけの利益しか考えない内部闘争を続けている。

 国民は、私同様、だまって嘆くことしかできないのだろうか。

 革命の志士の登場を請い願う3月2日だ。 

2011年3月 1日 (火)

11年度予算通過と、リビア カダフィ政権

 今日未明、本年度の予算案が衆議院で可決された。

 ぎりぎりのところで今年度中に予算が通ることになった。


 しかし、衆議院本会議の採決では、政権与党の民主党議員10数名が造反により欠席した。

 予算は通ったものの、予算関連法案については年度内成立の見込みがたたず、先送りされたままというお粗末。



 日本の政治は何をやっているのだろう。

 国民のためにといいながら、国民の声は一切無視して党内外での権力争いに終始している。

 こんな政治家を選んでしまったことに、国民も落胆しているというか反省している。

 選んでしまったのは私たちなのだから。




 話は変わるが、
今朝のワイドショーで、鳥越俊太郎さんがリビア問題について、独裁政権崩壊の後は混乱が続くと言われていた。

 長年の独裁政権で、それに変わる体制がまったく整っていないから、方向が定まらず、正常が安定するのには長い時間を要するというわけだ。

 その通りだと思った。イラクにしても悪の権化のように言われたサダム・フセインがいなくなった後は混乱を極め、
内戦状態が続いている。


 日本での政権交代もこれと同じではないのだろうか。

 長期間の自民党一党独裁政権に慣れてしまって、それに変わる体制を整えることなく、政権打破だけを目標にしていたというわけだ。


 日本の政権交代が、恐怖政治による独裁政権崩壊と同じレベルでしかないとは情け無い限りだ。

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