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2011年3月13日 (日)

東北地方太平洋沖大地震へ、寄付金を送ろう。

 時間の経過とともに、今回の東北地方太平洋沖地震の被害の深刻さは深まるばかりだ。

 それにしても、テレビは、どのチャンネルを回しても、なんども同じ映像を流すだけ。

 競い合って刺激的な映像をかき集めて、それをくり返し流し続けている。

 それは、決して被災した方をいたわっているようには感じられない。

 想像を超えた災害に遭遇し、茫然としている被災者にマイクを突きつけるという心ない取材をしている記者もいた。

 彼らは、自分たちが残酷極まりない行為をしていることに気付いていないのだろうか。
 
 被災者を心からいたわるのであれば、視聴者に向けて支援をお願いし続けるべきだろう。



 
そして、支援するについて、一番大切なことも報道することだ。

 被災者にとって、当面は食料と防寒具等が一番必要なものなのだろうが、被災地が一番嬉しくて役に立つのはなんといっても現金だ。

 それは、過去の被災地の関係者が口を揃えて訴えていたことだが、テレビでも新聞でも大きくは取り上げられていないように思う。

 水が不足していると報道するから、ペットボトルが山のように溜まる。
 
 防寒用品が必要だと報道するから毛布の山になる。

 一番困るのが衣類。

 衣類に限らず、品物は、分けるのにも人手を食って、手間と経費がかかるという。

 倉庫に溢れた品物は、何カ月経っても整理ができないままになっていることもある。

 そうなるのは、テレビやマスコミが本当に被災者のことを考えた報道をしていないからだ。

 なんといっても役に立つのは現金なのだということを、くどいくらいに、いやらしいくらいに報道することだ。

 襲いかかる津波のシーンや壊れた建物の映像を、繰り返し流し続けることに大きな意義があるとは思えない。

 これから先、テレビは他局よりも悲惨なシーンをかき集めることに紛争することだろう。

 それが、どれだけ役に立つことなのだろう?

 それを一切やめろとは言わないが、「被災者の方々に暖かいご支援をお願いします」と、ことあるごとに視聴者に訴え続けることもやってほしい。

 そして、繰り返しになるが、「支援は、なによりも現金で」ということも強調してもらいたい。



 被災地への寄付金については振り込み手数料はいらないこと、そして、百円でも千円でも、現金が一番役に立つのだということを繰り返し報道することだ。



 
すでに、ヤフー、グー、ソフトバンク等のネット系や、銀行が募金活動を開始している。

  インターネットになじみのない方も、近日中には、郵便局や銀行で振り込み料無料で義援金を受け付けることになるので、ぜひそちらで寄付金を送りましょう。

 

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