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2011年4月 1日 (金)

「震災一色」に思ったこと

 今朝のワイドショー スーパーモーニングで、長嶋一茂さんの話を聞いて、ふと思った。


 日本中がこのまま震災一色でいいのだろうか?

 その話というのは、長嶋一茂さんが出演していたバラエティー番組に、被災にあった子どもが観覧に来ていたという話だった。

 出演者のだれかが、「あんな被害にあって、なんでこんなところに来ているのか?」と聞くと、「だって、笑いたかったんだもの」と答えたそうだ。

 死者と安否不明者が2万人を超え、家財をなくした避難民は20万人にも及ぶ。復興の道は未だ定まらず、原発事故の行方もわからない。

 メディアも震災一色から抜け出せず、テレビCMも未だに震災モードだ。

 計画停電のせいか、被災者のことを考えてか、人通りの少ない東京の歓楽街の様子が報じられる。


 このまま、日本中が自粛を続けなくてはいけないのか。

 いや、続けていていいのだろうか。

 被災地の子どもでさえ「笑いたかった」のだ。

 日本中が被災者に遠慮してずっと沈んでいるだけでは、被災地は浮かぶことはできない。

 被災者を思いやる気持は持続しなくてはいけないが、普通の生活に戻っていってもいいのではないだろうか。

 そうすることで、経済を回していかないと被災地も浮かぶことができないだろう。




 最近知ったブログで、「かるいPTSDにかかったかもしれない」「頭が思考停止してしまった」とつぶやいていらっしゃる方がいる。

 こんな人がたくさんいることだろう。

 「そんなに深刻に落ち込まずに、普通の日常にもどってもいいんだよ」とメディアで声をかけてほしいものだ。

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