「震災一色」に思ったこと
今朝のワイドショー スーパーモーニングで、長嶋一茂さんの話を聞いて、ふと思った。
日本中がこのまま震災一色でいいのだろうか?
その話というのは、長嶋一茂さんが出演していたバラエティー番組に、被災にあった子どもが観覧に来ていたという話だった。
出演者のだれかが、「あんな被害にあって、なんでこんなところに来ているのか?」と聞くと、「だって、笑いたかったんだもの」と答えたそうだ。
死者と安否不明者が2万人を超え、家財をなくした避難民は20万人にも及ぶ。復興の道は未だ定まらず、原発事故の行方もわからない。
メディアも震災一色から抜け出せず、テレビCMも未だに震災モードだ。
計画停電のせいか、被災者のことを考えてか、人通りの少ない東京の歓楽街の様子が報じられる。
このまま、日本中が自粛を続けなくてはいけないのか。
いや、続けていていいのだろうか。
被災地の子どもでさえ「笑いたかった」のだ。
日本中が被災者に遠慮してずっと沈んでいるだけでは、被災地は浮かぶことはできない。
被災者を思いやる気持は持続しなくてはいけないが、普通の生活に戻っていってもいいのではないだろうか。
そうすることで、経済を回していかないと被災地も浮かぶことができないだろう。
最近知ったブログで、「かるいPTSDにかかったかもしれない」「頭が思考停止してしまった」とつぶやいていらっしゃる方がいる。
こんな人がたくさんいることだろう。
「そんなに深刻に落ち込まずに、普通の日常にもどってもいいんだよ」とメディアで声をかけてほしいものだ。
« 福島第一原子力発電所、廃炉へ | トップページ | 吉野家の牛丼にはまっている »
「ニュース」カテゴリの記事
- イスラエルにミサイル2500発 ガザ地区へ報復の空爆(2023.10.08)
- 9月1日 新学期 関東大震災の日(2023.09.01)
- 日航ジャンボ機墜落事故から37年(2023.08.13)
- 台風6号 外は暴風雨(2023.08.09)
- 台風6号接近中(2023.08.09)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 思わなくなったわけではない(2023.11.12)
- 過ごしやすい季節(2023.11.04)
- 11月1日 再創業(2023.11.01)
- 藤井聡太八冠を見直す(2023.10.12)
- スポーツの日(2023.10.09)
コメント