被災地をお見舞いする天皇陛下に涙
被災地を見舞う天皇陛下のお姿は、被災地の避難者のみならず、テレビの前の私たちの心も救ってくださる。
各界、多岐にわたる方々の被災地での支援活動が報道されるが、心のゆがんでいる私には、彼らの行動にいくばくかの宣伝行為を感じてしまうのだ。
やむにやまれぬ気持から被災地にかけつけているのだと思うのだが、かれらの行動がテレビで大きく報道されるのを見ていると、心の片隅に、ほんのちらっとではあるが猜疑心がわいてしまうのだ。
それは、私の心の貧しさだと恥じ入るべきことだとも感じている。
しかし、天皇陛下のお姿には、みじんもそんな不埒な事を考えることはない。
天皇陛下が被災者と膝をつきあわせて、一人一人にお声をかけるお姿は心洗われる気持がする。
菅さんが被災地を慰問した映像に感じた気持とはまったく異質の純粋なものを感じる。
戦後に生まれた私は、戦前の教育を受けた人たちのような天皇感は抱いていないのだが、災害があったときに被災地をお見舞いする天皇陛下のお姿には、神々しいものを感じさせられる。
天皇陛下は、ただただ被災者の話しに耳を傾け、ただただいたわりのお言葉をかけるだけ。
ひたすらに、被災者の悲しみやつらさをいっしょになって受けとめてくださる。どんな励ましの言葉より被災者の方々は救われた気持になるだろう。
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