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2011年5月27日 (金)

海水注入問題

 福島原発で、海水注入を中断しただとか、注入は継続していただとか、何をどう騒いでいるのかさえわからなくなってしまう。

 誰かが常に嘘をついているのだ。

 聞いた者は、嘘を信じて嘘の上塗りをして発表する。

 テレビカメラの前で発表したことを、数日だったり、数週間だったり、一カ月近くたって訂正されたのでは、何を信用していいのかわからなくなる。

 報道にも厭き厭きして、ただただ自分が何にもできない無力感だけが増す。



 日本国内では、ぼろかすの菅総理だが、サミットでは指導力を発揮していると好評のようだ。

 どこから見ても指導力に長けていると見えるはずはないのだが、そこが外交の不思議なのだろう。

 放射能汚染水の処理をフランスのアレバ社と契約するようだが、アレバ社が提示した処理費用が、なんと1トン2億円という法外な価格。

 日本の窮状につけこんだ足元をみた価格としか思えない。

 汚染水は最終的には20万トンになるというから、提示価格をそのまま呑むと40兆円という天文学的な数字になる。

 こんな美味しい仕事の見返りが菅さんの賛辞だったとしたら、なんと高い賛辞代だろう。

 日本はこんな屈辱的な外交をいつまで続けるのだろう。 

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