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2011年6月26日 (日)

カタカナ語「チルドレン ファースト」 理解はできたけど、なぜわざわざカタカナ語で言うのかと思った。

 昨日のモーニングワイドショーでのこと。

 放射線物質除去の問題を取り上げたコメントの中で、「チルドレン ファーストで...」というカタカナ語が使われた。

 英語チョー苦手おじさんではあるが、違和感は感じつつ、一瞬の時間差はあったが意味はわかった。

 チルドレン=子どもたち 

 一瞬の時間差がでたのは、チルドレンに続く「ファースト」の意味。

 しかし、瞬時に「レディー ファースト」=淑女優先という言葉がひらめき、それから類推して「チルドレン ファースト」=子ども優先だなと理解するにいたった。

 なぜ「子ども優先で・・」と言わないのだろう。

 私は意味を日本語に翻訳して理解するのに0.52秒を要した。

  これを母国語の日本語と同様の感覚で意味の理解ができる人は、全国民の何%になるのだろう。

  「子ども優先で・・」という言い方を聞いて「ああ、チルドレン ファースト」のことかと思う国民は、絶対に一人もいないだろうと断定する。

  テレビでお喋りになる方は国際的な方が多くいらっしゃって、日本語が不自由になっているのかもしれないが、聡明な頭脳をお持ちなのだから、誰にでもわかる言葉で解説していただきたい。

  それができないのは、愚昧な人が聡明に見せかけることに他ならないのですぞ。

   先日、テレビから身を引いてしまわれた池上彰さんは、やさしい言葉で難しいことを解説してくれることで絶大な人気をあびていた。

  テレビに出演する知識人の方々は、ぜひぜひ池上さんを見習うべきだ。

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