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2011年6月23日 (木)

「ドメスチック」、DVだけじゃない。

 今朝のワイドショーで聞いた意味不明のカタカナ語、「ドメスチック」

 福島第一発電所から放出された放射性物質が偏西風にのって北米を横断し、10日たらずでスイスに到着する様子を、九州大学と東京大学の研究チームがコンピュータで再現したことに関したコメントで、コメンテータが発生した言葉だ。

 「『ドメスチック』なことだけではなくて、世界的に影響を与えている」ってな発言だったと思う。

 私は、「ドメスチック」の意味がわからないもので、「ドメスチック」の意味を考えていて、話の流れを聞き逃してしまった。

 ドメスチック=DV(ドメスチック バイオレンス)しか知らない。

 ドメスチック バイオレンス=家庭内暴力

 ということは、ドメスチック=家庭

 で、今日の話の流れは「ドメスチック」なことだけではなく、世界的な・・・

 ということは、類推するとドメスチック=家庭だから、ドメスチック=身内的というような意味合いかな。

 などと思いつつ、手元のスマートフォンでヤフー辞書を立ち上げ辞書を引いた。

 それによると、ドメスチック=①家庭的であるさま。 ②自国・国内に関するさま。とある。

 私の推定は概ね正解。



 ただし、そんなことをしていたもので、その間の話の流れは聞けなかった。

 なんで、わざわざ「ドメスチック」っていう単語を使うのだろう。

 言いたくないが、私は決して知識がない人間ではない。

 宅建(宅地建物取引主任者)の試験にも受かっているし、行政書士の試験なんぞは1日の試験勉強で受かっている。

 雑学においては、そんじょそこいらの人たちよりはるかに知識豊富なのだ。

 ただ、ただ、中学校以来、英語だけは苦手なのだ。

 日常使わない、英単語をひたすら暗記するというのが性に合わない。

 それでも、なんとか大学は卒業できている。

 学校は「中央大学」で、3流ではないと思っている。

 そんな私だから、英語が苦手と言っても、私の英語の苦手さは標準的な国民の水準だろうと思っている。

 その私にわからない単語は、標準的国民の過半数は理解できないものと思っている。



 話をもどして、どうして「日本国内だけの問題ではなく」と言わないんだろう。

 聞く相手のことを考えずに、相手に理解されないかもしれない言葉を平気で発するというのは、その人の程度はあまり高いとは言えないだろう。

 無理に外国語の用語を日本語に訳して話をしてくれと言っているわけではない。

 「原子力」を「アトミック エナージー」的な言葉にするのはやめて欲しいと言っているだけなのだ。


 ともあれ、今日はDVの意味をしっかり知ったことが収穫だったということにしよう。

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