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2011年6月20日 (月)

原発シニア隊

「原発シニア隊」なるものが結成されているそうだ。

これを提案したのは、山田恭輝(やすてる)さん(72)。

元技術者だということだ。

山田さんが「原発シニア隊」の原形を思いついたのは、福島第一原子力発電所が爆発する様をテレビで見たときだった。

被曝により放射能の影響が出てくるのは何年も先のこと。

だから、先の比較的短い高齢者は放射能の被害が少なくて済むという発想だった。

高齢であっても、事故現場で生かせる蓄積した知識や能力があるのではないか。

次の世代に負の遺産を残さないために働きたい退役者がいるのではないかと思い、手紙やメールで同世代の知人たちに呼びかけた。

その結果、数百人もの賛同者を得た。

原発事故の回収については、東電と関係会社の社員の方々が中心となって必死の活動にあたっておられるが、被曝線量の上限を超えて作業をすることはできないため、長期的には作業員不足が必至だ。

そんな現実の中で、山田さんの呼びかけで集っている「原発シニア隊」の存在は願ってもないことのように思える。

原発での作業経験がないとことが不安視され、もろ手を挙げて受け入れるという体制はすぐにはとれないようだが、支援希望者の資格等を検討し、受け入れの方向に進んでいるようだ。

山田さんは、事故のありさまをみて技術者魂がうずいたとおっしゃっていた。

それか技術者魂だ、とまで言っておられた。

高齢だから、原発の影響を受けてもかまわない。

自分たちが次の世代の捨て石になるという高尚なご決意には、ほとほと頭が下がる。

それにくらべて、政治屋さんたちのなんと不甲斐ないことか。

政治屋さんたちは、選挙の度に、演説の度に、ことあるごとに「命を賭して」という言葉を軽々に発せられておられる。

政治屋さんにはご高齢の方が多い。

ここは自分の言葉に責任をとっていただいて、被災地に居を構えて被災者と生活をともにして、被災地が何を欲しているかを体験し、それを国政に反映してはいかがなものか。

そうすれば、きっと歴史に名を残す政治家になれると思う。

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