大飯原子力発電所、手動で停止の秘める問題。
2、3日前、新聞の一面に、関西電力の大飯原子力発電所1号機の緊急炉心冷却装置の蓄圧タンクの不具合を受けて手導で停止したというニュースが報じられていた。
朝日新聞、日経新聞、読売新聞ともに一面で取り上げていた。
どの新聞も、関電の保有する11機の原発のうち2機が七月下旬に定期検査に入るため、現在停止中の原発をいれると11機のうち7機が使えなくなるということで、いずれも電力不足を強調するものだ。
新聞各紙では余り強調していなかったが、緊急炉心冷却装置を主導で停めたということのほうが重大なのではないだろうか。
蓄圧タンクというのがどういう代物かはわからないが、「緊急炉心冷却装置」というのは、炉心が異常に熱を発して、それを「緊急」に冷やさなければならない状況になったのに、その機会が作動しなかったから、あわてて手動で停めたということではないのか?
大飯原発も稼動を始めて30年以上の古い原発だ。
電力会社が事故につて本当のことを言わないのは経験済み。
その後、大飯原発についてとりたてて報道がないのが気になる。
大きな事故につながらなければいいのだが。
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