震災から5カ月。フジツボの密生に時の長さをあらためて思い知らされた。
今朝のワイドショーの震災報道で、ある漁港で漁業関係の方々が海底整備をしている様子が報道されていた。
漁具や粗大ゴミを拾い上げて、漁場を回復しようと地道な作業を続けられている。
そんな時、海底で一台の車を発見したという声が上がった。
アクアラングをつけた探索係の方々に緊張が走る。
車のドアは締め切られている。
中に人はいないか。
そのとき立ちふさがったのがフジツボ密生。
車は一面フジツボで覆いつくされている。
窓ガラスにこびりついたフジツボを石のようなもので叩いて払いのける。
幸い中に閉じ込められてる人はいなかった。
それにしても、捜索隊の行く手を阻むフジツボの姿は数十年前から沈没している難破船ではないかと見まがうほどの密生状態だった。
画面に映し出されたフジツボの姿に、震災から5カ月という時の長さを改めて思い知らされた。
自然は震災とは無関係に時を進めているのに、政治は時を止めたままだなあと悲しく情け無くそして怒りを感じた、今日は8月12日。
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