大連立構想再燃
菅総理大臣の辞任が確定的になってきて、民主党と自民党の大連立構想が再燃してきた。
次期民主党代表選に出馬表明している野田佳彦財務大臣は、代表戦に先だち大連立を目指すことを明言した。
野田氏曰く。「救国内閣を造るべきで、連立だ。そうでないと政治は前進しない」
自民党では駄目。民主党が国を救うと言って政権交代をしたはずだった。
それは民主党が政権を獲るための言葉だけのことだった。
おなじくねじれ国会で政権運営に行き詰まった福田(当時)総理が小沢さんとの密約で大連立を目指したことがあった。
そのとき民主党から猛反対が起こった。
その理由は、次の選挙で政権をとることが確実視されているということだった。
国を救うためではなく、まずは党を救うこと、助けることが政治家の最重要課題なのはいつもいっしょなのだ。
大連立に意欲的な人、大連立に慎重な人。
その人たちの一番の判断基準は、自分の政治活動にどうすることが得策かというところにあるんだなあ、と思った今日は8月15日。
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