平野達男復興対策相の「ばか」発言問題
またしても、である。
平野復興対策担当大臣は、宮城県知事に対して威圧的発言問題で辞任した前松本龍氏のあとを受けて繰り上がって就任した。
前任者が不用意な発言で辞任に追い込まれたというのに、またしても同じ轍をふんでいる。
ただ、この平野復興担当相の発言については、私はマスコミが騒ぎ立てるような問題はかんじなかった。
「ばか」という言葉を使ってはいるが、避難しなかった友人を馬鹿にしての発言ではないと感じた。
登山で遭難して亡くなった親しい友人や、子どもに遺体にすがりついて「ばかばか。なんで死んでしまったんだよー」と嘆くシーンがあるが、そんな場面に使う「ばか」という言葉だったのだろう。
松本龍氏のような、上から目線的な言葉とはまったく違うものだったように思う。
しかし、政治家、ましてや大臣の言葉の影響力は大きい。
発言には周囲の状況を重々考慮する必要がある。
そんな意味で平野復興担当相の発言は許されることではないが、この発言をもってまたしても大臣を辞任に追い込むことに血道をあげる野党の態度のほうが問題だろう。
力を入れるところが違うでしょう?と、国民全部が思っている。
マスコミも、「他人の火事と喧嘩は大きいほど面白い」とばかりに、「ばかな政治家」たちをはやし立てて騒ぎを大きくするのはやめにしてほしい。
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まったくもって仰る通り!だと思います。
マスコミは相変わらずバカばっかで腹が立ちます。
それに踊らされてしまう国民が居る、っていう事も嘆かわしいです。
以上、久々にぼやいてしまいました(^^;).
投稿: chiemi | 2011年10月21日 (金) 10時38分