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2011年11月 1日 (火)

まーた、やってしまった。お客様の気分をこわして帰してしまった。

 またやってしまった。

 お客様に余計なことを言ってしまった。

 いったん喋りだすと、いけないと思いながら止まらなくなる。

 話をしながら、またやってしまっていると思いつつ言ってしまう。

 自己弁護になるのかもしれないが、使命感みたいなものがわきおこってきて言わざるを得なくなるのだ。


 どういうことを言ってしまったかというと、次のような話だ。

 歳の頃60代半ばの男のお客様がお見えになった。

 当社の貸し店舗の張り紙を見て来られたお客様だった。

 当社の近辺の貸し店舗について、いろいろ聞かせていただきたいということであった。

 60代半ばでどんな商売をするのかと思って尋ねると、子どもさん(お孫さん?)が店を開きたいということで下見をしているとのこと。

 子どもさんは現在は商店に勤めていて、良い店舗が見つかれば辞めて自分の店を持ちたいという話だ。

 そんな相談で、当初は近辺の空き店舗をいくつか紹介していたのだが、相談を受ける中で、いつもの余計なおせっかい虫が騒ぎだした。

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の旧市街地の落ち込みはひどくて、買回り品を見てまわるようなお客さんの流れは極度に少なくなっている。

 現在勤めている会社に内緒で店舗を探して、良い出店値が見つかったら辞めて店を出そうという話だ。

 その候補地をお父さんだかお祖父さんだかわからないが、他の人が見てまわっても話にならないだろう。

 良い店が見つからなかったらそのまま勤めを続ける。良い店が見つかったら辞めて独立して出店するというのは中途半端だと思った。

 で、「空き店舗はたくさんあります。本気で探す気になったら、家賃を始めとして入居条件を有利になるように家主に交渉してあげますよ。」

 「今、小売業は大変で、大型店とは違う個性的な品揃えをしないと苦戦しますよ」

 「自信を持って売りたいものがあって、そんな店を出したいんだという強い思いがないと、なかなかうまくいきませんよ」

 「どうしてもやりたいものがあって独立開業するというのでないといけないんじゃないかと思いますよ」

 「どうしてもやりたいという強い意志があるのなら、先に今勤めているお店に話をして、辞めることを決めて開業を進めることが大事だと思います」

 「勤務しているお店に内緒で出店計画をして、開店の段取りが終わって辞める話をするというのは、今の勤務先にたいする裏切り行為のような気がしますね」

 「辞めた後も、今勤めている店に応援してもらえるような辞め方をした方がいいと思いますよ」

 と、私の考えを押しつけてしまった。

 不動産屋として出過ぎた話になっているとは思いながらも、こんなひどいことを言ってしまった。

 余計なことを言い出した瞬間、「いかん。また出過ぎたことを言いはじめている」と思って、話をやめようと思ったのだが、人の良さそうなこのお客様が「子どもは若いから、私たちがチラシを作ったり広告費用を出してやるつもりだ」とおっしゃる平穏すぎる顔を見ていると、先行きが心配になってきて、ついついやってしまった次第。

 そんな話をしていたら、別のお客様が来店されて、それを機に「また相談にきます」とおっしゃって出て行かれた。

 そんなことで名前もお伺いしてなかったけど、お客様大変すみませんでしたと大いに反省している今日は11月1日。

   

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