洋上で過ごす大晦日
今年は洋上で大晦日を迎える。
地中海クルージングといきたいところだが、宮崎港から大阪に向かうフェリーの二等寝台の中だ。
二段ベッドで一室定員12名。
小さな子供連れが二組も同室で、すこぶるにぎやかい。
就学前の小さなお子さんで、大声をあげてはしゃぎまわっている。
今のうちにおおいにはしゃぎまわって、くたくたに疲れて深い眠りについてくれ。
夜がふけて私が眠りにつくと、室内にひびきわたる大きなイビキで迷惑をかけることになる。
おたがいさまで、お許しいただきたい。
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今年は洋上で大晦日を迎える。
地中海クルージングといきたいところだが、宮崎港から大阪に向かうフェリーの二等寝台の中だ。
二段ベッドで一室定員12名。
小さな子供連れが二組も同室で、すこぶるにぎやかい。
就学前の小さなお子さんで、大声をあげてはしゃぎまわっている。
今のうちにおおいにはしゃぎまわって、くたくたに疲れて深い眠りについてくれ。
夜がふけて私が眠りにつくと、室内にひびきわたる大きなイビキで迷惑をかけることになる。
おたがいさまで、お許しいただきたい。
昨日の朝日新聞の「特派員メモ2011」に愉快な話があった。
朝日新聞の各地に散る特派員たちが、「日々の暮しや取材の中で感じた思いを切り取った」思いを切り取ったもの。
そんな中で、ジャカルタの郷富佐子特派員さんの記事に笑ってしまった。
「詐欺師に励まされて」という題で、インドネシアでも大流行の振り込め詐偽の体験記を書いていた。
車で移動中、郷特派員の携帯電話が鳴った。
男性の声で「警察です。あなたの夫が乗合バイクと事故を起こして警察に捕まりました。和解交渉中で、相手が法外な額を要求しています」と言ったそうだ。
振り込め詐偽と気づいた郷さんは、どうせ道路が大渋滞でヒマだから、この振り込め詐偽につきあうことにした。
それで、「私は独身です」と答えると、「失礼しました。バイクの運転手が非常に起こっているので混乱してしまいました。夫ではなく、ななたの父親です」と苦しい言い訳をした。
「父は亡くなりました」と答えると、「では、あなたの弟です」。
心広い郷さんは、「おしいな。兄ならいたのに」とおもいつつ、「弟もいません」と答えた。
すると何を思ったのか、相手は「外国に住んで家族もいないと寂しくないですか。将来を占って上げましょうか」と言う。
意外な展開だが、それも断ると、「でも、近々きっと良いことがありますよ」と言って電話は切れた。
郷さん曰く、「まさか、詐欺師に励まされるとは。しばしぼうぜんとした」。
詐偽被害にあわなかったら笑い話になるのかもしれないが、通常なら「独身です」の次の「父は亡くなりました」の時点であわてて退散というところだろう。
この記事の最後に、「スリは多いが、なぜか落とした財布はいつも戻ってくる。ここはまさにチャンプルー(ごちゃまぜ)の国である」と締めくくっている。
良さも悪さも混じっているのだろけど、差し引き、インドネシアは良い国なんだろうなと、楽しい気持ちにさせられた特派員報告だった。
ところで、「チャンプルー(ごちゃまぜ)」ってのはインドネシア語(?)なのだろうか。
沖縄の「チャンプル」の語源はこれなのか?
民主党議員11人が離党届を出した。
タイミングが実に微妙。
「民主党が国民のためにならない政治に進んでいて許しがたい」と言っているが、そんなことを真に受ける国民は一人もいないだろう。
政治家が、政治家のための政治をやっているってことを明白にするだけのことだ。
野田総理は、消費税増税に不退転の決意をもって消費税増税を実現させるとおっしゃっている。
「政権の延命のために政治をしているわけではないし、民主党のために政治家になったのではない。」
「日本の平和と繁栄、国民の幸せを実現するために政治家になった。その原点をふまえて決断し、政治を前身させていきたい」と言っている。
言葉は立派だが、なぜ消費税だけなのかがわからない。
不退転の決意をもってするなら、国会議員の定数の削減、税金の無駄遣い公務員給与の削減なんかは簡単に実現できるはず。
不退転の決意を傾ける方向を間違っている。
昨日の、事故調査・検証委員会の中間報告を受けて、今日の朝日新聞は事故検証に多くの紙面を割いていた。
1面ではその概要だけを報じているだけだが、2面3面の全部、6面7面では広告記事を一切配せず、前面を検証記事に当ててていた。
さらに、社会面の29面もすべて事故検証記事に割いている。
朝日新聞は、10月から「プロメテウスの罠」という題で、原発事故の分析記事を長期連載している。
記事を読むと、国家が国民の命をなおざりにして、いささかの反省もないことに怒りを覚える。
今日の検証に関する記事を読むと、その怒りはさらに増幅する。
1日100程度のアクセスしかない私のブログだが、この一カ月アクセス解析を見てみると、「プロメテウスの罠」にまつわるキーワードでの来訪者が200を超している。
新聞記事がすべて真実だと思い込んでいるわけではないが、記者の署名付きの記事と取材相手のほとんどが実名での記事で、朝日新聞の気合を感じている。
このところ仕事が忙しくて、ブログに割いている時間がなくて、記事の詳細を紹介することはできないが、テレビ報道ではまったく取り上げて来ないことに疑問を感じている、今日は12月27日火曜日。
正月だからといって昔みたいには大層なことをしなくなっているのに、やっぱり正月は特別なんだろう。
田舎町で道路の渋滞なんてあんまりないのだけど、今日は普通混んでいない道まで混雑している。
仕事をやり残して右往左往している私にとってはこの混雑は大障害なのだ。
たしか去年も同じようなことを書いたなあ。
「去年今年(こぞことし)・・・」
「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズで、民主党の政治改革の象徴だった八ツ場ダムの本体工事が復活した。
高速道路無料化、議員定数削減と主要な公約は総崩れとなった。
消費税増税はマニフェスト違反だといって、離党までちらつかせて大騒ぎしていた小沢さんは、この件に関しては静かだなあ。
小沢さんの自己都合によるテレビ露出はいつものこと。
久々にテレビ露出していた前原さん。三役会で予算の承認は絶対にしないと言っていたが、「最終的には政府に委ねる」と、あっさり引き下がった。
最近、私の頭の中で、いかりや長介さんの「だめだ、こりゃ」の声が走り回る。
この季節になると高浜虚子の「去年今年貫く棒の如きもの」の句が頭の中でうごめく。
「去年今年」は「こぞことし」と読む。
句の意味は、さまざまに解説されている。
1日で、大晦日からお正月へ変わるが、そんな1日で変わることのない強い信念を表しているという解釈をする人もいる。
「貫く棒の如きもの」という言葉に強い意志を感じるという解釈をする人も多いようだ。
私は、高校の国語の時間の先生の解説にとらわれている。
先生の解説は、「高浜虚子が貧しい生活をしていて、世間はあわただしく大晦日だお正月だといって、その準備をしているけど、自分は正月といってもいつもの生活となんにも変わりない」というような解説をされた。
それ以来、この句がちょくちょく頭をよぎる。
それは、年末のことだけではなく年中だ。
なんにも努力無しで、いきあたりばったりの生活をしていて、人間が成長しないなあという自己反省をするときに、いつもこの句が頭に浮かんでくるのだ。
もちろん年末にもこの句が浮かぶ。
若いときは、今年も何にもしないで過ごしてしまったが、来年こそは飛躍の年にするぞと、気持ちを新たにしていた。
しかし、もう「来年こそは」と言うには残りの時間が少ない歳になってしまった。
「去年今年」なんにも変わらないまま来てしまったと、反省するのも虚しい。
なんて深刻なことばかりを考えているわけではない。
ここ数日の悩みは、私の使っている手製の手帳(B7版、コクヨのキャンパスノート)を元日から新しいものにしたものかどうかということだ。
キャンパスノートは33枚66ページなのだが、今使用中のものは12月15日から使いはじめて、まだ8枚しか使っていない。
このペースだと12月31日までに使うのは20ページくらいで、ノートの3分の2は余白になる。
1冊70円もしないから金額的には問題にならないのだが、新年度には手帳を変えて気分も変えるというのが恒例のこと。
で、どうしようかと悩んでいたのだが、今年は手帳も「去年今年(こぞことし)」でいくことにした、というどうでもいいようなことをながながと書いた今日は12月22日木曜日。
NTTドコモのスマートフォンで、メールアドレスが別な人のものと置き換わるトラブルが発生して、10万人の人が影響を受けたそうだ。
私もドコモのスマートフォンを使っているのだが、幸い影響は受けなかったようだ。
ドコモのお詫び会見で、スマートフォンの人気による急激な利用者の増加で、サーバーの能力を超える処理が発生したせいためだと説明していた。
スマートフォン人気が自然発生的なような言い方に聞こえたが、人気を煽ったのはドコモなのだ。
テレビ、新聞をはじめ、あらゆるメディア総動員でコマーシャルをして、購買意欲を煽り立てているわけだ。
処理能力に見合った販売方法を考えるか、販売量に見合った設備投資をするか、どちらかだろう。
情報管理の信頼性は最重要課題だ。
今日のお昼のニュースで、突然、金正日総書記死亡のニュースが報じられた。
良くも悪くも、独裁者の手で強引に秩序を作り出しているような国がある。
独裁者がいなくなったとき、タガがはずれて国が一斉に混乱をきたすことになる。
その典型がイラクのフセイン。
アメリカがイラクに侵攻して8年。混乱は一向に収まりそうにない。
北朝鮮は核を保有していると思われている。
それを思うと恐怖をおぼえる、今日は12月19日月曜日。
やっぱり、野田総理の発した「収束」という言葉を否定する声が集中している。
テレビのワイドショーニュースのタレントが、「多くの人たちが収束したとはおもっていない」と言っていたが、それは絶対に違う。
「多くの人」ではなくて「すべての人」だろう。
昨日書いたことなのだけど、言ってる張本人の野田さんだって本当に収束しているなんて思っていない。
それは野田さんの表情にも明らかだ。
言っている本人も自分の嘘がばれるのは承知の上で、頭にたたき込んできたセリフを虚しくつぶやいているようにしか見えない。
細野豪志さんも同じ。
苦しいけど、口裏をあわせたセリフを繰り返しているだけ。
日本だけでなく、世界中の誰一人として「収束」しているなんて思っていない。
だれがこんな馬鹿げた筋書きを作ったのだろう。
昨日、野田総理が記者会見で宣言するのは「冷温停止状態」を宣言するのかと思っていたら、なんと「原発事故の収束」を宣言するに及んだ。
「発電所の事故そのものは収束にいたったと判断される」という、いつものことではあるが、日本語として判然としない表現ではある。
しかし、事故が「収束」したと思っているのは世界中に一人もいないだろう。
言っている当の本人も思ってないし、昨日からテレビに出まくりの原子力行政特命担当の細野豪志環境大臣も本当は「収束」したなどと思っているはずがない。
せめて「冷温停止状態になった」ということにとどめておけば、少しはだまされる人もいただろう。
世界中の誰一人として信じられない「収束」宣言は、かえって世界中の(もちろん日本中の)信用を失墜するだろうということがわからないのだろうかなあと、なさけなく思う今日は12月17日土曜日。
今日、福島第一原発が「冷温停止状態」を達成したと宣言するらしい。
メルトダウンを認める発表には時間がかかった。
政府や関係機関が、メルトダウンが起こっていることを隠ぺいしていたという印象が強い。
対照的に「冷温停止状態宣言」は早すぎるのではないか。
ここでもまた、真実を隠しているのではないかと疑ってしまう。
「冷温停止状態」というのは原子力圧力容器底部の温度が100度以下で安定したということ。
しかし、燃料棒が圧力容器から抜け落ちているとしたら、圧力容器の温度が下がるのは当然で、そこのところろはどうなんだろう?と不安になる。
失った信頼をとりもどすためには、もっと説明が必要なのではないだろうか、と思った今日は12月16日金曜日。
政府は今日、整備新幹線未着工3区間の年度内同時着工を認める方針を固めたという。
北海道新幹線の新函館-札幌、北陸新幹線の金沢・敦賀、九州新幹線の諫早・長崎の3区間。
その総工費は2兆7500億円。
当地、宮崎の鉄道は日豊本線。
本線とはいうものの、大分から鹿児島間は単線。
宮崎県内のみ、すべて単線区間だ。
高速道路網が同じ状況。
現在、遅々とした歩みではあるが、もう少しのところで高速道路網がつながりそうになっている。
といっても、宮崎県内の高速道路がつながるのはまだ10年以上かかりそうな話なのだ。
昨日地元の夕刊紙に高速道路の来年度の概算予算が報じられていた。
その記事の道路整備計画と予算額は、整備新幹線のそれとくらべて鼻くそみたいな数字だった。
高速道路の整備距離は数年がかりで5㎞・10㎞単位。
予算はわずか数十億。
こちらは、鉄道網、道路網がつながっていないのだ。
つながっていない高速道路を道路網につなげるのに1000億はいらないはず。
整備新幹線へつぎこむ3兆円弱の予算の3%をこちらにまわしてもらえないものかと、憤りを感じている今日は12月15日木曜日。
朝日新聞のプロメテウスの罠という連載特集記事のことを何度か書いた。
10月3日から連載を開始しているが、日本の体制の嘘のひどさを思い知らされる。
今日の記事は「日本より厳しい基準」という副題がついて、ウクライナの諸品に対する放射能検査の状況を報じていた。
ウクライナはチェルノブイリ原発事故の地。
当時のウクライナは共産主義独裁国家ソビエト連邦で、情報統制下にあった。
ソビエトの公式発表は、そのまま信じることができないものだった。
しかし、そのウクライナの現状を見ると、日本よりはるかに厳しい基準で放射能と取り組んでいる。
日本における食品に対する暫定規制値は放射能セシウムで、水と牛乳哺乳製品は1キロあたり200ベクレルだが、他の食品は一律500ベクレルとしている。
一方のウクライナは、食肉は200ベクレル、牛乳は100ベクレルだ。
水にいたっては2ベクレルと非常に厳しい基準を儲けている。
その他の食品についても、じゃがいも60ベクレル、野菜類は40ベクレル、パンは20ベクレルと細かく定められている。
報道の自由に浴していると思っていた、我が国日本の現状は、過去の言論統制をしていたソビエト連邦より情報提供において閉鎖されているのではないか、と感じた今日は12月14日水曜日。
今日、お客様にお菓子をいただいた。
「私が大好きなお菓子なんですよ。お口に合うかどうかわかりませんけど、食べてください」と言われた。
そういえば、先週、掃除会社の女社長さんから、「少しだけですけど、食べてください。私は大好きで良く買うんですよ」と言ってお煎餅をいただいた。
昔は常套句であった「つまらないものですが」と言っていただくより、「私が好きなものですけど・・」と言われた方が、嬉しい気分になるものだなあと感じた。
女性ならではの感性か。
ひょんなことで忌野清志郎 さんの歌う「イマジン」を聴いた。
忌野清志郎 さんの思いがこもった意訳詩での「イマジン」だった。
それで、今更ながらにだが「イマジン」の歌詞を自分でも訳してみようと、インターネットで「イマジン」の歌詞を検索してみた。
自分で訳してみようと思ってのことだったのだけど、対訳したものがゾロッと出てきてしまった。
訳詩の方を見ないように英語の歌詞を読むことにした。
英語が超苦手の私にも理解ができるような易しい単語だけしか使われていない。
「イマジン」が発表されて40年、ジョッレノンが亡くなって31年経って初めてじっくり歌詞を読んでみた。
あらためてジョンレノンの良さがわかった。
それにしても、自分はいい加減に生きてきたなあと、つくづく思う。
40年間、意味をしらないまま「イマジン」を歌っていた。
歌の歌詞をしっかり聞き出したのは、ここ数年のこと。
意味も考えずになにげなく歌っていた歌の歌詞の意味に気づき、驚かされることが多い。
なんとなく、その場を乗り切る生き方が、歌についても同じだったのだなあと、つくづく思い知らされる今日この頃だ。
ずっと前から気になっていたのだけど、ココログ(ブログ)とツイッターを連携する機能。
ちょろっと思いついたことを、ちょこっと書くってのはツイッターの得意技なんだろうけど、ツイッターってのが理解できない。
で、今日、エイ!ヤー!とツイッターに登録して連携してみたけど、やっぱり意味わからん。
夕方のニュースを見ていたら、野田内閣をどう思うかという該当インタビューに答えて「どじょう内閣というけど、泥の中にもぐりっぱなしだ」と答えた人がいた。
うまいこと言うなあ。
JR延岡駅前広場、改札口を出てすぐのところに、手形・足型モニュメントが設置されている。
当地(宮崎県の北端の街、延岡市)ゆかりの、歴代のオリンピック、パラリンピックに出場選手の実物大の手形・足型だ。
その多くは、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の基幹企業である旭化成の陸上部と柔道部の選手だ。
このところ一時の勢いを無くしているが、マラソンでは宗さん(双生児で活躍)、銀メダリストの森下さん、「ぬげちゃいましたね」の谷口さんと国民の記憶に残っている選手を数多く排出している。
そして柔道も強かった。
のちにプロレス界に入った坂口征二さんも旭化成柔道部からオリンピックに出場している。
そんな輝かしい記念碑の中から近々撤去されることになった手形がある。
柔道でオリンピック2大会連続金メダルを獲った内柴選手の手形だ。
一時の衝動で過去の栄光のすべてを失ってしまうことは、はなはだ残念でしかたがない。
浅田真央さんのお母様が逝去された。
真央さんは3年ぶりのグランプリファイナルの試合を前に急遽帰国することになった。
グランプリファイナルを棄権するのも無念だっただろうが、それにもまして最愛のお母さんを若くして失うことになった悲しみは、はかりしれないくらい深い悲しみだろう。
それなのに、いつものことではあるが、マスコミの暴力的な取材のあり方には怒りを感じる。
悲しみを全身に背負って帰国した彼女を待ち受ける報道陣。
そして、彼女に投げつけられるインタビューの声。
世界的にも話題になるようなニュースだから、マスコミがそれを餌食にしたいのはいたしかたがないところなのだろうが、せめて遠くからカメラにおさめるところでとどめるべきだろう。
ニュースを報じるキャスターが神妙な顔をして「お悔やみもうしあげます」と喋っているが、偽善以外のなにものでもない。
もし私の家族が殺されて、そこにカメラとマイクを突きつけられたら、私はその機材の一切を破壊することだろう。
今日は、朝8時半から草刈りに駆り出されていた。
いくつものボランティアグループが、五ヶ瀬川の堤防に花街道と桜街道を作ろうという運動を3年前からやっている。
延岡市のど真ん中に流れる五ヶ瀬川の堤防を数キロを、花と桜の街道にしてしまおうという壮大な計画なのだ。
私は、私の師匠さんから声がかかり、先月も草刈りに出た。
桜街道の企画もこの師匠さんが中心になった運動で、この人が運営しているボランティアグループは数限りない。
事業欲もすごいが、それにもましてすごいのが街づくりに関する事業。
この桜街道創設運動も、そんなボランティアの一つで、先月は200人弱メンバーで草刈りをした。
先月は全部やりきれなくて、やり残した部分の草刈りに今日も駆り出された次第。
今日は、午前中の3時間くらいで終わった。
それにしても、私の師匠の元気の良さには驚愕する。
朝が弱い人なのだけど、師匠がすべてを仕切っているので早くから来て準備をしている。
そして、最初の挨拶。
草刈りが始まると、草刈りをしている数百メートルのエリアを行ったり来たり。
草刈りが終わると、刈り取った草(草といっても灌木が大半で、雑木林を切り開く感じなのだけど)をごみ収集車に積み込む作業。
数カ所で積み込み作業をするわけだが、積み込んだあとの道路に散らばった草をかき集めている。
師匠は、もう65歳になるはず。
この活力はどこから出てくるのだろう。
とてもじゃないけど太刀打ちできないなあと思った今日は12月11日日曜日。
昨日の不動産業仲間との忘年会での話。
メンバーの一人が大幅に遅刻したことに話は始まる。
遅刻の原因は、滞納家賃の集金のため滞納者の帰りを待っていたという。
メンバーは当地(宮崎県の北端の街、延岡市)では大手の不動産会社の専務さん。
「専務みずらから集金までやるの?」と聞くと、「年末だから滞納家賃を精算していて、数が多いから全社員に振り分けて集金している」とのこと。
賃貸物件の管理は、不動産会社にとっては安定した固定収入になるのだが、これがなかなか大変な仕事なのだ。
当社は、管理物件はごくわずかしか持たないが、それでも結構気を病むことが少なくない。
遅刻した彼の話から、ひとしきり仲間の管理の苦労談がとびかうことになった。
私が、長年不動産業に従事してきて感じることは、年々わがままなお客さんが増えているということだ。
お客様にたいして、「わがまま」なんて言葉を使うのは失礼で、権利意識が強くなっているというべきだろうか。
巷で、学校の先生を悩ませる「モンスターペアレント」とか医師や看護婦に暴力をふるう「モンスター患者」という話を見聞きするが、さまざまなところに「モンスター」なお客がいるようだ。
昨日の仲間の話で一番びっくりしたのは、「室内にゴキブリが出るからなんとかしろ」という話。
その他、いろいろと信じられないような苦情処理の話で変に盛り上がってしまった。
機会があったら、そんな話をまとめて紹介したいと思っている今日は12月10日土曜日。
内柴さんの事件は大変残念で遺憾な事件だ。
内柴さんは当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の基幹企業である旭化成の柔道部に席をおいていたので、当地ではなじみのある選手だった。
本人は事件を否定しているから、犯罪者として断定できるものではないが、もし無罪になったとしても彼の過去の栄光をすべて失ってしまうだろう。
事件の詳細はマスコミの推測にまかせるとして、起こしてしまった事象は残念としかいえない。
この種の事件でいつも思い出して、残念に思うのが、荒木一郎さんだ。
荒木一郎さんは、俳優でシンガーソングライターだった。
私は俳優としての荒木さんも大好きだったし、次々とヒット曲をとばすシンガーソングライターとしての荒木さんのほうがもっと好きだった。
私の歌の嗜好としては、ビートルズと同等に好きな部類のアーティストと言ってもいいくらい好きだ。
今も、彼の歌を聴くと心が動く。
そんな荒木さんだったが、彼も婦女暴行容疑で逮捕された。
不起訴になったが、その事件が彼の芸能生命を奪った。
私も男だから、男の生理は承知している。
しかし、男は生理に抗ってがまんをしなくてはいけないことがあるのだよと、つくづく思う今日は12月9日金曜日。
昨日のボクシングのダブルタイトルマッチだけど、勝った亀田興毅選手の試合より、負けた大毅選手の試合の方が興奮させられた。
亀田一家は好きではないが、大口をたたいて、それを実現しようとする彼らの努力には敬服せざるを得ない。
彼らの身体が彼らの努力を証明している。
それでも、彼らを好きにはなれないなあ。
それをわざとらしく応援するTBSの姿勢はもっと嫌いだ。
興毅選手の相手は弱すぎるのが素人目にも明らかで、KO勝ちにも清涼感を感じなかったのは私だけではないだろうなあと、ついでのブログを書いた今日は12月8日。
今朝の朝日新聞1面トップに「教科書デジタル化」が報じられていた。
2面の半分くらいにもその関連記事があった。
しかも連載のようだ。
生徒にパソコン端末をもたせて、黒板は電子黒板。
果たしてパソコンは教科書としてふさわしい機器なのだろうか。
私は、教科書は紙の本でないとダメだと思う。
パソコンはWindowsの前のMS DOSの時代から使っているし、スマートフォンも1年以上前から使っている新し物好きの私だが、なんでもかんでもデジタルに置き換えていいと言うものではないと思っている。
デジタル器機は道具であって、それを使うことが目的になってはいけない。
官公庁を見ていると、なんでもかんでもデジタル化することが目的になっているように思える。
官公庁が多額の予算を使って始めようとしていた電子申請は、使われないままお蔵入りしているものも多いようだ。
卑近な例だが、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)に社会教育センターという施設がある。
大小の研修室があって、私の所属する団体でも研修会等を開催するときに利用している。
研修室はいくつもあって、どの研修室でどの団体の研修があっているかの表示を電子表示板で表示している。
これが実に不便なのだ。
以前は、玄関に置いてある黒板にチョークで書かれていて、一目で目的の研修室がわかった
それがある日突然無くなって、代りに立派な電光掲示板が備えられていた。
しかし、その掲示板には研修室の案内がない。
それで、受付で「○○会の講習はどの研修室になるのですか?」と尋ねると、電光掲示板を見てくださいという。
そこに表示されていないから聞いているのに、と思いつつ掲示板を見ると、表示はくるくると変化している。
今月の催し物とか、館内案内の表示や、もろもろの内容が次々に表示されている。
数十秒ながめていると、やっとのことで研修室の案内が出てきた。
研修室の案内だったら、もとの黒板の方がはるかにわかりやすい。
この電光掲示板には数十万の税金を投入していることだろう。
どう考えても数十万の投資に見合う効果はない。
というか、以前のアナログな黒板のほうがはるかに役に立っていた。
ということで、デジタル器機とアナログな道具はうまく使い分けてほしいという単純な話をながながとしてしまった今日は12月8日。
大いに期待した野田新総理だったが、期待させたのは就任演説だけ。
その後、自分の言葉で喋ることは少ない。
国民への説明は省略して消費税の増税をやりとげたいというのが、野田総理の信念のように思える。
明治の粉ミルクから放射性セシウムが検出された。
噴霧乾燥する際に使った熱風に放射性物質が混入したらしい。
検出されたセシウムは1㎏なたり21~30ベクレルで、国が定める暫定基準値一㎏あたり200ベクレルをはるかに下回っているが、明治はすべて無償交換すると言っている。
原発事故による放射能汚染は終息するどころか、ますます深刻化しているように感じるのは私だけだろうか。
またしても大臣への辞任要求問題。
一川保夫防衛大臣の「米兵の少女暴行事件の詳細は知らない」発言が大問題になっている。
この一川防衛大臣、当初から問題続きである。
防衛大臣として初入閣に際して、「安全保障に関しては素人」だと発言。
つい先日は、ブータン国王夫妻歓迎の宮中晩餐会を欠席して民主党議員の政治資金パーティーに出席。
その席で、「今日は晩餐会にも招待されていたが、私にとってはこの会の方が大事」なんて、あきれ果てる発言をしている。
そして今回の「知らない」発言。
正直と言えば正直。
実際の人物としては、面倒見の良い、気の良いおっさんなのだろう。
しかし、大臣としての資質には欠けるようだ。
当然のことだが、一連の問題発言に対して一斉砲火をあびせられている。
そんな報道の中で石原伸晃自民党幹事長が、一川防衛相を糾弾するコメントがたびたび画面に露出するが、退任要求問題について「レッドカード」という言葉を使って追求している。
ことは非常に深刻なもんだいなのに、サッカーの「レッドカード」という言葉を使っての表現がいかにも軽い。
「即刻退任を要求する」とでも言えばいい。
退任、辞任、罷免という言葉が理解できない大人はいないだろうが、「レッドカード」の意味のわからない人は何割かはいるのではないかと、変なことが気になった今日は12月5日。
新しいホームページへどうぞ。
http://www.fjohokan.com/
2DK
中島町
2.6万円
共益費2000円
駐車料3500円
エアコン付
有限会社 不動産情報館 〒882-0046 宮崎県延岡市恵比須5-4
TEL.0982-35-4566/FAX.0982-35-4571
【宅建免許】宮崎県知事(3)第4211号 【所属団体】全国宅地建物取引業協会会員
【建設大臣認定】不動産コンサルティング技能登録(4)第4616号
【取扱不動産】新築一戸建、中古一戸建、売土地、中古マンション、賃貸アパート、賃貸マンション、貸家、下宿 【掲載地域】延岡市
「いつも先送りするあなたが すぐにやる人になる50の方法」という本を読了。
新書版で、1時間くらいで読み終わったのだが、この本を買ってきてから1ヶ月くらい机の上に放置していたという、おそまつ。
何冊本を読んだって、私の怠惰癖は治りそうもない。
今年のカレンダーも、1枚だけになってしまって早3日。
年末だけ思うわけではないが、高浜虚子の「去年今年貫く棒の如きもの」が頭の中を彷徨う。
例年12月1日に、「流行語大賞」が発表される。
テレビ報道の定番になっているが、年を重ねるごとに面白くなくなっている。
ユーキャンなりの「流行語」の定義があるのだろうが、「流行」という言葉の意味は「はやり」でしかなく、世間に「はやらなかった」言葉を流行語とするのは、融通のきかない私の頭はまったく受け付けない。
私が、おじさんだから納得できないのかというと、そうでもないようで、ワイドショーで流行語のトップ10に入った言葉を解説していた。
解説しないとわからない言葉を「流行語」とは言わないだろうなと、つまらないことを書いた、今日は12月3日。
昨日のスポーツネタに続いて今日はゴルフの話。
私は、これまた格別なゴルフファンと言うわけではないが、石川遼選手のゴルフにかけるひたむきさに惹かれるのだ
理由は、昨日書いた沢村択一投手や稀勢の里関に感じるものと同じ。
その石川選手だが、今季はまだ一度も勝っていない。
身勝利とはいえ、コンスタントに上位に入賞しているから賞金ランキングでは3位の位置にいる。
しかし、私が石川選手に求めたいのは勝利だ。
今年の石川選手に感じる私の感想は、彼のヘアースタイルだ。
わたしのようなおじさんから見ると、ちょっとそれはないんじゃないかい、というようなヘアースタイルをしたりする。
それよりなにより、ヘアースタイルをいじりすぎ。
こんな歳のおじさんが、まだ19歳の青年に魅了されるのは、自分にないひたむきさで精進する姿なのだ。
毎週のように変わる彼のヘアースタイルを見ていると、かれのひたむきさに曇りを感じてしまう。
今日から、男子ゴルフツアーの今季最終戦である「日本シリーズ」がスタートする。
石川遼選手の活躍を祈りたい。
ジャイアンツの沢村拓一投手が新人賞をとった。
有効投票総数250票のうち235票を獲得した、ぶっちぎりの新人賞だ。
私は、野球も格別のファンというわけではないが、沢村投手のひたむきに野球に精進する姿に感銘を受ける。
今日書いた稀勢の里関にも同じ思いを感じるのだが、ひたむきで血の出るような努力と、寡黙で余計なことを語らない男らしさに、尊敬の念を抱く。
私自身にまったく欠けている正反対の姿に、初老のおじさんがしびれてしまうのだ。
特に相撲ファンというわけではないが、大関に昇進する稀勢の里関には心を打たれる。
昇進のお祝いのインタビューへの態度が実に男らしい。
つまらない謙遜はしない。
かといって傲慢さは微塵もない。
いままでやってきた努力を、これからも続けて上を目指しますと言う。
はっきりと「上(横綱)をめざします」と答える大関久しぶりに見るような気がする。
ここ数年、大関になると強さが消えてしまう力士ばかりだった。
勢いがあって大関になるわけで、ファンは大関の次は横綱という期待を持つわけだ。
しかし、昇進のインタビューでそのことを聞かれて毅然とした態度で「上を目指します」という答えは、私の記憶では少ない。
「大関の名を汚さぬよう精いっぱい精進します」というような答え方が多いように思う。
私に欠けている努力と、毅然とした男らしさ。
それを自然に醸しだす若者の姿に、少しは身を改めようと思わされた、今日は12月1日。
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