政治家だけが悪いのではない。そうしたのは私たち。遅ればせながら、今年の元旦の日の出。
ここ数年、政治が行き詰まってしまっているのは日本だけのことではない。
アメリカもヨーロッパも政治は行き詰まっている。
選挙で不利になるから、政治家は国民に痛みを分かち合うことを求めることができない。
今の民主党がその典型。
財政健全化、天下り廃止、政治改革と、立派な目標を掲げて政権交代したが、政権を握ってやってきたことは自民党以上のばらまき。
政権を運営する側になってしまうと、国民に痛みを与える政策をとることができない。
選挙による間接民主主義だから、選挙で当選するためには選挙民に痛みを分かち合うことを提唱できない。
政治家は、当選するために利益誘導選挙をする。
そうさせているのは、選挙民が自分に利益をもたらしてくれる政治家にしか投票しないからだ。
結局、日本の1000兆円という天文学的な借り入れも、それを求めた選挙民と、選挙民の要求を安易に受け入れてきた政治家との連帯債務といえるのではないだろうか。
こんな誰もが言っているようなことを、ぐだぐだと言っても何も変わらない。
遅ればせながらではあるが、元旦のブログに書いたフェリーの甲板からの初日の出をアップさせてもらおう。
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