野田総理 「過ちを改むるに、はばかることなかれ」
政府が自殺対策強化月間のキャッチフレーズに決めていた「GKB47」が、不謹慎と参議院予算委員会で取り上げられた。
それに対して野田総理は、「自分も見た瞬間違和感を感じた。『過ちを改むるに、はばかることなかれ』早速見直す」と答弁していた。
違和感は「過ちを改むるに、はばかることなかれという」論語の引用だ。
「過ちを改めむるに、はばかることのない」もっと重要な問題がたくさんあるだろう。
自殺という人の命にかかわることだから、軽い問題だとは言わないが、切迫した日本の国会の予算委員会の中で、総理大臣が論語をもちだして芝居ががって大見得を切るセンスを疑う。
この論語の引用が自らを墓穴に陥れるとは思いいたらないのだろうか。
ちなみに「GKB47」とは、人気アイドルユニット「AKB48」をもじったもの。
「ゲート キーパー ベーシック 47」
「ゲート キーパー」とは自殺予防に取り組む「門番」のこと。
それを47都道府県で増やすという意味らしい。
ベーシックというのは、浸透させるとか広めるという意味合いなのだろう。
一般国民に浸透させたいのなら、誰にでもわかる日本語でキャッチフレーズは作れないのか。
国会で子どもの喧嘩みたいな討論をしていないで、早急に、「過ちを、はばかることなく」改めることをしないと、自殺者が増加してしまうことになるだろう。
« 食わず嫌いだった「フリクションボールペン」 | トップページ | 警察のお手柄だと思ったのに »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 衝撃 朝日新聞大スクープ 安倍元総理 統一教会会長と面談(2024.09.17)
- 兵庫県知事 出直し選挙で再選はあるか(2024.09.09)
- テレビは自民党の選挙応援特番 小泉進次郎候補 演技が達者だなあ(2024.09.07)
- 立憲岡田幹事長 パーティー中止(2024.05.26)
- ガッカリ 立憲民主党岡田克也幹事長 それは、とおらんでしょう(2024.05.25)
「09カタカナ語について」カテゴリの記事
- レピュテーションがわからない(2024.06.16)
- アパレルとは(2022.04.26)
- ハザードマップ(2018.07.12)
- 4年前と同じ思い「経済センサス」(2016.06.04)
- 電話帳登録方法(2015.04.16)
コメント