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2012年2月14日 (火)

犯罪を犯すのを待ち伏せる警察

 国道10号線を車で走っていたら、前方に突然パトカーがサイレンを鳴らして飛び出してきた。

 「前のナンバー○○○○の車、停まりなさい」と拡声器で停止命令を出し、脇道に連れ込んだ。

 道路は適度に混んでいたから、スピード違反ではないだろう。

 考えられるのは、運転中の携帯電話だろう。

 運転中の携帯電話は危険だから、捕まっても仕方がないと思う。

 しかし、どうして警察は隠れて犯罪者を捕まえるのだろう。

 危険を防止するのが目的ならば、警察官の姿を運転者に目立たせることだ。

 犯罪を未然に防いでも、警察官の成績にはならないから、犯罪を犯させてそれを捕まえるのだろうか。

 運転者にとって不愉快な「ネズミ取り」は、その典型だろう。

 スピードの出し過ぎが事故の原因になるから取り締まるのだろうが、事故を防止することが目的なら、隠れていないでパトカーを運転者が見えるところに待機させておくことだ。

 ネズミ取りは、スピード違反をしそうなところにスピードガンを設置して、その数十メートル先に待機していて、スピード違反した車を留めて販促切符を切るというものだ。

 このネズミ取り一車線から2車線に車線が拡がって車がスムーズに走れるようになったところだったり、車線が広く交通量が少ないのに制限速度40キロになっているところがったり、運転者がスピードを出しやすいところでやることになっている。

 道路が広い直線道路で、歩行者が少なく、交通事故を起こしにくそうなところが多い。

 カーブの多いところや道幅の狭いところ、歩行者の多いところでスピードを出す運転者は少ない。

 運転者が、ここなら多少スピードを出しても大丈夫と思って、スピード違反をしてしまいそうなところを見つけてきてはネズミ取りをしているよう見える。

 見せしめの意味なのだろうが、これで交通事故を減らすことができるとは思えない。

 事故を防止するためには、事故が起こりそうなところに警察官が目立つように立っておくことだ。

 国家権力が、国民が犯罪を犯すのようにしむけて、それを取り締まるようなやり方はやめた方が良い。

 警察官の方々だって、こっそり隠れて闇討ちをするような仕事は誇らしくは思っていないはずだ。

 検挙率を上げることより、犯罪を未然に防いで犯罪の発生を少なくすることの方が、国民を幸せにするというものだ。

 

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