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2012年3月 3日 (土)

インセンティブ 国会議員に多いカタカナ語 日本国民のための政治家なのに

 今朝のワイドショーを見ていてわからなかったカタカナ語、「インセンティブ」

 橋下市長を交えて政策論議を交わすという番組。

 生活保護問題のところで、公明党の石井(?)議員が自論を述べる際に使った言葉が「インセンティブ」

 わからない単語も、話の前後の流れで意味がつかめることもあるのだが、恥ずかしながら、「インセンティブ」の意味がまったくわからなかった。

 私の貧弱な英語力を恥じるべきなのかもしれないが、私の周囲を見るかぎり、特別能力の劣っている人間ではない。

 私の個人的感想だと、一般庶民の7割は「インセンティブ」の意はわからないだろうと思う。

 7割というのは、自分を卑下して言っている数字で、本音のところでは8割から9割の人がわからないのではないかと思っている。

 今、愛用のカタカナ語時点を引いてみた。

 ①刺激、誘引、動機

 ②《経》企業が販売促進のために提供する報酬・賞およびその行為

 とある。

 石井議員の話の内容を忘れていて、どんな話の流れの中に「インセンティブ」がでてきたか覚えていないが、「刺激」なのか「報酬」なのか、意味がわからない。

 私は、安易にカタカナ語を使うべきではないと思っている。

 自分のブログでも、日本語で表現できる言葉は、極力カタカナ語にしないように意識して書いている。

 先日、「ゲートキーパー」について、 「ゲートキーパー」などという意味のわからない言葉を使わず、「こころの相談員」って言った方がずっと伝わりやすいとかいたところ、同感のコメントをいただいた。

 「ブログ」という言葉のように日本語で言い換えることのできない言葉ならしょうがない。

 しかし、日本語に適切な言葉があるものをカタカナ語に置き換えることは、意識してやめてもらいたい。

 テレビに出る政治家、評論家、文化人(と言われる人)に、カタカナ語を多用する傾向がある。

 政治家は、いつも「国民のための政治」と言っているではないか。

 国民のためを思うなら、まずは国民にわかりやすい言葉で語るべきだ。

 是非是非、カタカナ語を使ったときは、同時通訳的に「『インセンティブ』つまり『報酬』のことですが」といったふうに、解説付きでやってもらいたいものだ。

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