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2012年4月

2012年4月30日 (月)

新しいスタッフが加わりました

 紹介が遅れましたが、先週から新しいスタッフが入社しました。

 すぐに紹介しようと思っていたのですが、書くのをちょっとためらってました。

 というのは、この人が私のブログの読者だったからです。

 私のブログのスタッフ募集の記事で最初に応募してくれた人です。

 応募理由が、「私のブログのファンでした」というのが殺し文句になりました。

 私の一番の弱点は、ほめられ弱いこと。

 職安でも募集していたのですが、結局他の人とは一人面接しただけで、それ以外の人との面接はしないでこの人に決めました。

 職安の申込み要項では決まりきったことしか書けないけれど、ブログでのスタッフ募集は、私のわがままな注文をたくさん出していたので、それを承知で応募してくれる人がいたことに驚きと感謝を覚えて、来てもらうことにしたのです。

 入社して2週間になりますが、頼りになる存在になりそうです。(などとほめると、お世辞みたいになるから、書くのをためらっていたのです)

 ブログは他人に読まれることを想定しているのですが、仲の良い友達や身近なひとに読まれるのは、なぜか気恥ずかしいのです。

 新しいスタッフ(えりかさん)を入れて失敗したと感じたのは、目の前にいる人に自分のブログが読まれているんだと思うと、ちょっと恥ずかしいような気がすることです。

 まあ、面接での就活トークだとは思うけど、私の「ブログのファン」だと言ってたからには、私の考え方の否定者ではないだろうと思って、気にしないで今まで通りに書いていきたいと思っています。

 お世辞に負けて採用させてもらった感もある新スタッフ「えりかさん」ではありますが、思いのほか、力強いスタッフになりそうな予感です。

 まずは、事務所がきれいになってきました。

 なによりも、私がブログでの募集要項で一番重要事項としていた「与えられた仕事をするのではなく、自分で仕事を作り出す」ことをしてくれてます。

 昨日、日野原さんのことをブログに書かせてもらいましたが、私ももうひとふんばり仕事を頑張ってみようかな、なんて思っている今日この頃です。

 

2012年4月29日 (日)

あるがままの日野原重明さん

 100歳で現役の医者の日野原重明さんが、こんなことを言っている。

 「朝日新聞土曜版のbeに『あるがままに行く』という題で毎週書いていますが、毎日あるがままにいきています。毎日あるがままち生きています、やりたいことを十分にやる。やりたくないものはない。もうやりたいことばかりで選択に困るくらいです。」

 100歳にして「やりたくないものはない。やりたいことばかりで選択に困る」というのがすごい。

 ゴルフの始球式もやる。ソフトボールのシートノックもできる。

 病院の理事長で、レントゲンやらMRIなど2億円、3億円する効果の機会の値段交渉もやる。

 「現役の現役」だそうだ。

 それでいて、お昼はご飯なし。牛乳だけ。

 朝もご飯もパンも食べなくて、牛乳とオレンジジュース、バナナ1本だけ。

 毎朝体重を測って、増えそうであれば糖分をとらないようにしている。

 そして、できるだけ運動をする。

 週に1回、コーチに来てもらってストレッチをしている等々、この歳になられても、身体の管理を怠っていないのだからすごい。

 それもこれも、選択に困るほどやりたいものがあって、それをやるために身体の管理をされているのだろう。

 私も、やりたいことはたくさんあるのだが、やらないままにこの歳まで来てしまった。

 残された時間を考えると、やりたいと思ってきたことの何百分の一もできないなと後悔することが多くなっていたが、日野原先生の言葉に何か励まされたような今日は4月29日。

2012年4月28日 (土)

新物件情報 平成22年築のきれいな中古住宅

            平成22年築(築2年)のきれいな中古住宅

Photo   所在地 延岡市松原町

土地 214.31㎡(64.83坪)

建物 1F 88.00㎡

    2F 66.00㎡

    計 154.00㎡(46.59坪)

 平成22年11月新築

  2550万円

4

木造セメント瓦葺2階建

屋根付ガレージに車が2台。

来客のときは玄関前にもう1台
停められますよ。

お勧めポイント

6

明るく、広い玄関。

7

タップリ収納の下駄箱。

大きな姿見で、お出かけ前に全身点検。

レインコートや、ゴルフバックも入ります。

季節はずれの靴や、日ごろ使わないものは天袋に。

10

玄関ロビー

15

約20畳の、広々LDK



奥様に人気の対面キッチンです

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機能的なシステムキッチン

作り付けの収納棚が使い易そうです。

50

ゆったり、広さのあるテラス

2012年4月27日 (金)

小沢さん無罪判決に思う②

 昨日アップしたはずの記事が下書きになっていたので、今アップした。

 読みなおして補足したい。

 私が、小沢さんは無罪になるに違いないと思っていたのは、小沢さんが真っ白の無罪と思っていたからではない。

 この裁判に対する小沢さんの言動を見ていて、小沢さんは有罪になる証拠を一切残していないんだろうな思っていたからだ。 

 昨日も書いたが、今回の裁判は贈収賄事件で裁判を行なっているのではなく、政治資金規正法の虚偽記載について小沢さんが共謀していたかどうかを争っている事件なのだ。

 共謀の事実について、小沢さんは証拠を残していなかったのだろう。

 判決内容を見ても、裁判所は、小沢さんは資金の流れを承知していたと断じている。

 ただし、共謀の事実があったと認めるにはいたらかったという、極めて黒に近い無罪としている。

 この判決をもって、小沢さんのもとに参集した議員たちが次の選挙で当選するようだと日本の将来も暗いだろう。

  

 

 

昨日の夜のニュースも今朝のニュースもトップで取り上げられていた。

 

2012年4月26日 (木)

小沢一郎さん無罪判決に思う

 小沢一郎さんに無罪判決が出ていた。

 気になっていたニュースだが、判決の瞬間のニュースは時間がなくて見ていない。

 余談だが、いつものことながら若い報道記者が100mランナーのごときスピードで裁判所から転げ出てきて、待ち受けるテレビカメラの前で、ゼーゼー息を切らしながら、「小沢さんに無罪の判決がでました」と叫んだことだろう。

 いつもながらの茶番劇はやめにしてもらいたいのだが・・・

 ちなみに、小沢さんが被告となっていたのは、政治資金規正法の虚偽記載の問題だった。

 一般受けしやすいように「政治とカネ」問題とも言われていたが、小沢さんから流れた資金についての裁判ではなかったのだ。

 政治資金規正法における虚偽記載については、小沢さんの秘書たちに有罪の判決が出ている。

 小沢さんが問われていたのは、秘書が行なった虚偽記載について小沢さんが知っていてやらせたことかどうか(共謀していたかどうか)ということだった。

 そこいらに精通している小沢さんだから、知っていたとしても、知っていたという証拠は一切残していないことは素人の私にも明白だ。

 だからこそ、検察の特捜部も不起訴にしたわけだ。

 それを不服とした人の申立により、その妥当性を審議するのが検察審議会だ。

 検察審議会における審査員は一般国民から選任され、端的に言えば法律の素人が検察の処分について審査するというわけだ。

 昨今、たびたび起こる検察の不祥事を見ると検察も信用できなくなるが、法律の専門家である検察が起訴しても有罪にはならないと判断して不起訴にした事案であるから、それを起訴して有罪になる可能性は少ないと言える。

 今回の小沢さんの事案がまさにその例で、法律の専門家から見ると無罪になる可能性が高かったというのが実際のところだろう。

 テレビ的には大騒ぎにならないと面白くないから、そんな冷めた意見を述べる法律家の登場はほとんど見かけないことになる。

 検察審議会における強制起訴による裁判は今回で2例目。

 いずれも不起訴である。

 法の精神は「疑わしきは被告人の利益」。

 それにもかかわらず、被告人の罪を追求するのが検察の仕事である。

 その検察が「起訴できない」と判断したものについては、「これにて終了」とするべきではないだろうか。

 私は、小沢さんは好きではないし、小沢さんを認めていない。

 小沢さんは権力を後ろ楯にして企業に献金を共用しているのではないかと思っている。

 しかし、今回の件は法的には無罪になるべくしてなったと思っている。

 無罪である小沢さんだが、今回の騒動で小沢さんが被った打撃は多大であることには同情する。

 2009年の法改正により、検察審議会で2度の起訴相当となると強制起訴しなくてはならないという法律は見直すべきだと思う。

 マスコミも、「疑わしきは被告人の利益」という言葉を強く噛みしめるべきだ。

 マスコミは、「疑わしき」人を犯人扱いにして大騒ぎしすぎるのをやめるべき。

 と、思うことの多い小沢さん問題だった。

 

2012年4月25日 (水)

ダルビッシュ完投寸前で交替。インターネットのすごさを思い知る。

 今日は朝から忙しくて、今、パソコンを立ち上げた。

 Yahooのニュースでダルビッシュが好投しているとある。

 速報を見ようと思ってアクセスしたら、実況中継をやっているサイトがあった。

 それで、そのサイトにアクセスしたら、なんと8回のレンジャーズの攻撃中の実況放送につながった。

 アメリカのテレビの実況放送だから、アナウンサーも解説も全部英語。

 英語はからっきしの英語苦手おじさんとしては解説はわからない。

 しかし、インターネットのありがたさ。

 画面の右に、日本語で実況の解説が出ている。

 8回までダルビッシュが投げていて、しかも無失点。

 8回の攻撃が終るとダルビッシュがマウンドに上がっていくではないか。

 先頭打者をセンターフライに討ち取る。

 野球ファンとまでは言えないおじさんの私だが、思わず「やったー」と叫んでしまう。

 完封か?

 2番手の打者との対決をはらはらしながら見つめる。

 さすがのダルビッシュも完投を意識してか、力んでいるように見える。

 すこし甘い球になったところをクリーンヒット。

 そこで監督がマウンドに上がる。

 監督の言葉に、ダルビッシュはすがすがしい雰囲気でマウンドを降りた。

 その後をまかされたリリーフ投手が、次の打者を併殺に討ち取り、ダルビッシュは無敗の3勝目を手にした。

 思わず、事務所内で、声を出し手を叩いてしまった。

 ダルビッシュはすごい。

 そして、インターネットもすごい。 

2012年4月24日 (火)

ちっともエコじゃない「エコバッグ」

 今日は事務所の模様替えをした。

 というのも、先週から新しいスタッフがはったので、若干の模様替えが必要になったから。

 それで、今まで不要な物を入れていた机を片づけていたら、引出しから未使用のエコバッグがでてきた。

 一時期エコバッグが流行って、事務所内に何個もエコバッグがあったことがある。

 私は、常時、捨てるのには惜しい不用品を、店頭に小さな机を置いて「自由にお持ちください」と表示して、必要な人に持って行ってもらっている。

 エコバッグも、そうやって必要な人に持って行ってもらった。

 エコバッグなんてのは、家庭に一つか二つあれば充分なものなのに、何個もある。

 何かの機会に、いただいたエコバッグ達だ。

 「あるから、いらないよ」と言っても、無理やり受け取らされた物もある。

 「エコ」だ「エコ」だって、ちっともエコじゃない。

 「エコバッグは」エコの名をかたりながら、資源の無駄遣いをしているんだよね。

2012年4月23日 (月)

家主経営セミナー

 アパート、貸家経営のセミナーに来ている。

 不動産会社とは無縁なところから、アパートを取得してアパートを経営している人たちが沢山いて、その方々の話には衝撃的な感動を覚える。

 なんと、自分の貸家・アパートを大切に取り扱っていることか。

 どうやってお客様に気に入ってもらうか、それはそれは、信じられないほど細やかな心遣いをされている。

 よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)不動産屋の私は、反省することばかりだ。

 私だけでなく、不動産会社の多くは、セミナー講師をされている家主さんに見習わなくてはならないだろう。

 1社で数百軒、数千軒のアパートを管理していると、つい、その一つ一つがその他大勢の中の一つになってしまいがちです。

 サラリーマンをやりながらの家主さんや、主婦業をしながらの家主さんは、多くの賃貸物件の中の自分の物件に最大の心遣いをしている。

 会社の帰りにアパートの玄関や廊下の掃除にいく家主さん。

 足しげくアパートに行って、入居者に声をかける家主さん。

 退去した部屋のリフォームを自分でする家主さん。

 玄関や共用部分に花を活ける家主さん。

 水道の締まりが悪いと、すぐに駆けつけて自分で直す家主さん。

 排水管の詰まりも、すぐに自分が行って、自分で直せたら無料で直してあげる。

 そして、「堅いものを流さないでね」とか「油は直接流しに流さないでくださいね」と入居者にお願いするから、入居者も素直に従う。

 私たち不動産業者は、(よだきんぼ<宮崎弁でなまけもの>の私だけかもしれないが)、水道の水漏れや排水管の詰まりを自分で見に行くことも無く、水道屋さんに連絡してすませることも少なくない。

 「ここまでやるか」と思えるほどの気遣いをしている家主さんだから、カリスマ家主として成功し、こうしてセミナーの講師をしているのだろう。

 納得のセミナーだった。

2012年4月22日 (日)

不動産業はきつい仕事?

 自分のブログのアクセス解析見てみたら、「不動産 仕事 きつい」という検索ワードで私のブログへ訪問した方がおられた。

 不動産の仕事がきついなんて記事を書いた記憶がなかったので、どんな記事が検索にかかったのかと検索してみた。

 私の記事は、この検索をした方への答えにはなっていなかったが、グーグルで39番目に検索されていた。

 この検索ワードで一番最初に検索されていたサイトに、「仕事の激務度ランキング」というのが発表されていて、それによると不動産仲介業は堂々の第2位にランクされている。

 仕事のつらさ、休日の少なさ、残業時間の多さ等を加味してランキングしているものだった。

 ついでに、いくつかウェブページを読んでみた。

 「教えて goo」で「不動産の仕事はきつい?」という質問があり、その質問に対して、「収入に直結する仕事だか、高収入を目指す人はきついなんてことは考えない」

「ノルマがあったらいやだと思っているような人には勤まらない可能性が大きい」

「この物件を売ったらいくらの手当がもらえるかということをエネルギーにして、1枚でも多くのチラシをまき、1件でも多く電話をかけ、1人でも多くの人に会うというのでなくては勤まらない仕事だ」

そして「そういう人なら、年収1000万円は軽いし、そうでない人は『向いてないんじゃない?』と言われる業界だ」との回答があった。

  実にその通り!の回答だ。

  しかし、高収入を求めずにそこそこやろうと思う人は、のんびりやっててもそれなりに生活できるのも不動産業界ではないかと、よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)不動産屋の私は考えている。

  私の仲のよい不動産業者にも、その両方がいる。

  朝から晩まで仕事のことを考え、多くの人と会い、思いついたアイデアを次々に実行する。

  恐らく当地(宮崎県の北端の街、延岡市)で1番か2番め(か3番目)にすごい不動産業者の社長とも仲良くしているし、一番のんびりやで、さすがの私も「もう少し前向きに考えて、もっと身体をうごかせよ」と言いたくなるような友達もいる。

  私の師匠はその両方を併せ持つ人で、すごい怠け者になったり、爆発的な大きなプロジェクトをやりあげたりする。

  私は、そのミニチュア版で、怠け者の部分が勝っているが、ときどき「やるときはやる人」になる。

  幸い私がお付き合いさせてもらっている不動産業者は、当地ではまずまずの不動産会社のかたばかりで、そんな人に刺激を受けながら、「よだきんぼ虫」と闘いながら働いている。

  私の自論は、不動産業にはテクニックはいらない。一所懸命やれば誰でも成功できるというものだ。

  しかし、怠け者でもなんとかやっていけるのも不動産業だ。

  真面目にやっていれば誰でもやれるし、極端だが詐欺師みたいな不動産屋でもやっていけているのも不動産業だ。

  そんなことを思った日曜日だった。

  このことについては、また取り上げてみたいと思っている。
(※ 私のブログの読者に、「このことについては、また別の機会に書きたい」と言いながら、その後なんにも書いていないことがあると指摘されたことがある。そんなご意見があったら、コメント入れて下さいね)

 

入に直結する仕事ですから、高収入を得たい人はキツイとかどうとか考えないんじゃないですかね。

ノルマがあったらいやだなとか思ってるような人には勤まらない可能性のほうが大きいと思います。

この物件を売ったらいくらの手当てがもらえるとか、そういうことをエネルギーに1枚でも多くのチラシをまき、1件でも多く電話をかけ、一人でも多くの人に会う、というのでなくては勤まらない仕事ですね。

そういう性格の人なら、年収一千万円はかるいし、そうじゃない人はすぐに「キミ、むいてないんじゃない?」といわれる業界です。

 

2012年4月21日 (土)

女性タレント市議の当選無効と居住用財産(マイホーム)売却の際の税金の特例

 今年2月の埼玉県新座市議選挙で当選していた立川明日香さんの当選が無効との判定が下った。

 立川さんは2月19日投開票の市議選で当選し、「美しすぎる市議会議員」と話題になった。

 当選後、市民から、市に生活の本拠が無いとの意義申立があり、市選管が調査していた。

 公職選挙法で「引き続き3ヶ月以上選挙区内に住所がある」という要件をみたしていなかったとみなされたというわけだ。

 市町村議について公選法で定められた「引き続き3か月以上、選挙区内に住所がある」との被選挙権の要件を満たしていなかったとされた。

 立川さんは昨年9月20日に同市に転入したものの、住民票に記載された住居では、今年2月まで水道が使われていなかった。

 また、電気の使用もわずかで、ガスの契約は当選後だった。

 最高裁は公選法の規定について「意思だけでは足りず、客観的に生活の本拠たる実態を必要とする」との見解を示しており、公職選挙法の立候補の要件を満たしていないということになった。

 当選無効の決定に不服があれば、告示から21日以内に県選管に審査申し立てを行うことができる。

 県選管の裁決にも不服があれば、その告示から30日以内に高等裁判所に提訴できる。

 最終的な決定まで議員の身分は保障される。立川さんは申し立てを行う意向だという。

 立川さんは記者で、「居住実態とは何なのかわからない。選管からの説明もなかった。今回の選管の判断は疑問がある」と言っている。

 「居住実態とは何なのか」を「選管が説明していない」というが、「居住実態」とは文字どおり「本当にそこで生活しているのか」ということだ。

 生活をするということは、そこで寝て、起きて、飯を食って、風呂に入って、選択をしたり、テレビを見たり本を読んだりすることだ。

 生活をするということは、水も使い、電気も使い、ガスも使わなければできないことだ。

 そもそも、そこに住んでいないことは周囲がそう認めていて、その証としての水道、電気、ガスの話なのだが、田中さんは、「選管の判断に疑問がある」とのことで不服申立をすると言っている。

問責決議を受け、辞めてほしいという世論にもめげず、大臣職を辞任しない国家だから、市会議員がそれにならうのはしかたがないとも言える。

 しかし、高等裁判所の最終的な決定まで立川さんの身分は保証される。

 それまでは税金から議員報酬は支給されるのだろう。

 立川さんの職業はタレントというから、もめてマスコミが取り上げてくれると、無料でプロモーション活動をもらっているようなものだから、当面意義申立は取り下げないだろう。

 税金を使ってタレントのコマーシャルをするようなものだと疑問が残る。


 さて、この「居住実態」ということで似たような問題になるのが、「居住用財産を売却したときの税金控除の特例だ。

 居住用財産を売却したときはさまざまな税金控除の特例がある。

 居住用財産とは、すなわちマイホーム。

 マイホームを売った際の一番有名な特例に「3,000万円控除」という特例がある。

 売却益から3,000万円を控除するというものだ。

 普通、自分の家だけが所有の不動産という人が大多数だが、なかには家を複数所有する人もいる。

 そんな人の中に、売る方の家に住民票だけ移して「居住用の3,000万円控除」を受けて税金を免れようと考える人がいる。

 何度か、そんな相談を受けることがある。

 しかし、3,000万円控除というのは、日本の税制で控除額の最高額であるから、当然税務署の調査も厳しくなる。

 だから、「住民票を移して税金を免れようとしても駄目ですよ。ばれたら、追徴金を加算された税金を払うことになりますよ」といさめることになる。

 住民票を移動して、その後比較的短期間のうちに売却したものについては調査が入ることを覚悟しておいた方が良い。

 調査については、水道、電気、ガスの使用料も当然調査されるだろう。

 さらに、近隣の人たちにもそこに居住の実態があったかどうかを聞くことになる。

 立川さんの居住実態についても、選管は近隣の住民に聞き込みしていることだろう。

 公職選挙法では、「3ヶ月以上」と期間が明確にされているが、居住用財産についての居住期間は明記されていない。

 例え1年間、住所を移してそこで生活をしていたとしても、売却のために一時的に引越していたというのが実態であれば、税務署から否認されることもあり得る。

 しかし、実際に1週間しか住んでいなくても居住が認められる場合も考えられる。

 例えば、サラリーマンが家を新築していて、その間に転勤の辞令がでて新居にほとんど住むことのないまま売却するというような場合は居住用として認められるだろう。

 実際、当地(宮崎県の北端の街、延岡市)の主幹大企業である旭化成の社員さんには、新築して数カ月で転勤になった人がたくさんいる。

 ただし、新築した時の金額より高く売れることはないので、特例を使うにはいたらないが、バブルの頃に譲渡益がでるような取引があれば特例は使えたことになる。

 税金の場合の「居住実態」は期間制限は無制限とも言える。

 市会議員になりたかったのなら、たった3ヶ月の期間くらい、その町に住めば良かったのだ。

 立川さんは職業がタレントさんというが、市会議員を続けるのなら、新座市に居を移しているのだろうか。  

 

 

2012年4月20日 (金)

問責決議可決と田中直紀防衛大臣

 田中直紀防衛大臣と前田武志国交大臣の問責決議が可決された。

 国策の議論はそっちのけで、問題発言・問題行動を追求することに明け暮れている政治屋さんたちのあり方を国民は糾弾すべきが、今日はそれはさておくことにして、テレビでみる田中さんの姿はお気の毒としか思えない。

 それは私一人の感想ではなくて、全国民的な感想ではないだろうか。

 国会討論の場面は言うまでもなく、記者のインタビューに答えるときの映像でも、見る人をはらはらさせる大臣というのは田中さんだけだろう。

 田中さんの本音はどうなんだろう。

 本音は「やめてやる」とケツをまくりたいのではないだろうか。

 政治のしがらみで、辞めようにも辞められないに違いない。

 田中さんだって、自分が防衛大臣に不適だとわからないほど愚かではないだろう。

 24時間、市中引き回しの刑みたいな仕打ちを受けて、とどまりたいなどと思っているはずがない。

 前田さんだってそうだ。 

 立法の最高機関を職としている人が、公職選挙法という法律違反をしていて、気がつかなかったという言い訳が通じるはずも無いことをわからないはずがない。

 スピード違反を犯して制限速度の標識が見えなかったと言い訳すれば、違反キップを免れるのだろうか。

 そんな子ども染みた言い訳をしてまでも、辞任しないといいはっているのは、辞めてはいけないという逆らうことのできない蜘蛛の糸にからめられているとしか思えない。

 政治屋さんという職業で飯を食うということは、他のどんな職業にも増してつらい職業だとお気の毒でしようがない。

 

 

2012年4月19日 (木)

ヒートテックを脱ぐ日

 今日、ようやっとのことでヒートテックを脱ぐことにした。

 ヒートテックというのはユニクロの防寒昨日ウェアで、水分を吸収し繊維自体が発熱するというもので、薄くて暖かい。(ウィキペディア)

 コマーシャル通りの機能性で、2003年の発売以来愛用している。

 着始める時期は11月くらい。

 脱ぐのは4月の初旬だったのだが、今年はついつい脱ぐタイミングが遅くなってしまった。

 脱ごうかなと思っていると、朝夕が肌寒くなって脱ぎそびれるということが続いていた。

 なにせ薄くて、着用していてもまったく邪魔にならないから、まいいかということになるのだ。

 で、今日、「えいやっ!」と脱ぐことにした。

 春の冷気が気持ちいい。

2012年4月18日 (水)

ギャラクシーノートその後

 ギャラクシーノートは、その大きさが目立つみたいだ。

 使っていると、「おっ、スマートフォンを使っているんですか?」と度々声をかけられる。

 スマートフォン歴は1年半以上になる。

 ドコモ最初のスマートフォン、エクスペリア、ギャラクータブ7インチサイズ、そしてギャラクシーⅡと使ってきた。

 これまでスマートフォンを使っていても、そんなに話題になることはなかったのだが、ギャラクシーノートにしてよく声をかけられる。

 画面がでかいので目立ってしまうようだ。

 昨日は、行政書士会の(私は行政書士事務所の看板を掲げている)総会があって、その後の懇親会から飲み会になった。

 そこで、私のギャラクシーノートが話題になって、私の使い方をいろいろご披露させていただいた。

 スマートフォンはなんでもできる魔法の玉手箱みたいなものなのに、使いこなしていない人が多い。

 まずは、ドコモのテレビCMでかんがんやっている「おしゃべりコンェシェルジュ」というアプリを使って見せると、見た人全員が欲しくなる。

 「おしゃべりコンシェルジュ」は、ドコモが、がんがんCMを流している。

 しかし、使っていない人にはなんのCMかわからないだろうなというようなCMになっている。

 昨日私は「おしゃべりコンシェルジュ」のデモンストレーションを12、3人の人に見せた。

 1人をのぞいて、ほぽ全員がスマートフォンに切り換えることを考えはじめた。

 土地や家を売るより、スマートフォンのセールスの方が絶対に私には向いているだろうなと思った1夜だった。

 

2012年4月17日 (火)

駅員が、パスモの乗車歴をネットで公開。パスモとスマートフォン

 東京メトロの男性駅員が、ストーカーしていた女性の乗車歴をインターネット場に公開していたことが判明した。

 パスモ(記名式の「IC乗車券」)の利用状況は、業務用端末をつかえば駅員は簡単に知ることができるそうだ。

 この駅員は、ストーカーの標的にしていた女性の乗降履歴を、ネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込んでいた。

 乗降した駅、利用した日付等が書き込まれていて、そのうち1件はラブホテル街に近い駅だということで、男性と性的関係を持ったのではないかというような内容も書かれていた。

 1時間に1本か2本の電車しか走っていない当地(宮崎県の北端の街、延岡市)では、パスモやスイカはまったく無縁のものだが、東京なんかに行くとその便利さはわかる。

 都会にいて、しょっちゅう電車を利用する人にとって、手放せない便利なものだろう。

 インターネット、IT関連では、便利さゆえに手放せないものはたくさんあるが、便利さと個人情報漏洩の危機は常に裏おもての関係にあることを痛感させられた。

2012年4月16日 (月)

人のことを言う前に、自分のやることやらなくては。

 野田政権は、原発再稼動に向けて急激に舵を切ったように見える。

 つい先日まで、野田総理は「安全性のチェックを最優先する「と言っていた。

 枝野さんが、「私は、現時点では再稼動に反対」と言ってた。

 それが、急に何かに取りつかれたかのように強引に再稼動へ向けて走り出した。

 野田さんの消費税増税に対しての態度もそうだが、後ろから、抗いがたい強い力で押されているように感じてしまう。

 なんてことを、言うのは簡単なこと。

 私は、今やらなくてはならないことを山ほど抱えている。

 よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)で、なんでも先送りしてきて、片づけなくてはいけないことが積もりに積もっている。

 今日は、新しいスタッフさんの初出勤だった。

 私のブログでのスタッフ募集に応募してきた女性だ。

 ときどき私のブログを見てくれていて、スタッフの募集があったら応募しようと思っていてくれたらしい。

 よだきんぼで、だらしない私だが、新人さんにあきれかえってしまわれないように、やることをやろうと思っている。

 やることをやっていたもので、今日のブログの更新は遅くなってしまった。 

2012年4月15日 (日)

Razikoが突然使えなくなった

 スマートフォンで「Raziko」というアプリに重宝していた。

 ラジオが聞けるアプリで、東京の放送局が聴けていた。

 当地宮崎は、高速道路が無い。

 鉄道は単線のJRのみ。しかも1時間に普通電車が1本、特急が1本。(日豊本線なのに)

  テレビの民放はたったの2局のみ。

 ラジオも、民放は普通のラジオが1局とFM局が一つ。

 そんな文化過疎地で生活しているから、「Raziko」を知って楽しいラジオ生活をしていた。

 日本放送、文化放送、TBS放送。その他いろんな地方のラジオを聴くことができた。

 それが、突然聴けなくなってしまった。

 どうしたものかとネットで調べてみたら、私と同じ悩みを抱える人の書き込みであふれている。

  その対処方法を教えてくれるサイトも見つかった。

  簡単にできるというが、ちょっと腰をすえてやらないとできないみたいだ。

  今月から、宮崎で唯一の中波の民放ラジオの「宮崎放送」が「Radiko」で聴けるようになったと宣伝していたが、民放1局じゃ面白くないんだよなあ。

  同じ日本にいて、こんな不便に耐えている当地(宮崎県の北端の街、延岡市)のような孤島のために、僻地特法でも作って、「Raziko」の復活をさせてくれてもいいだろう。

 

2012年4月14日 (土)

予想通りの「大飯原発再稼動妥当」

 昨日の予想通り、野田政権は大飯原発再稼動は妥当という判断を下した。

 正確には、予想より何日か早かった。

 それだけ再稼動させることを、誰からか、迫られていたのだろう。

 こんな見え透いたシナリオの茶番劇に国民は辟易している。

 それにしても、野田総理を始めとする関係閣僚が『安全性を確認」して「再稼動を妥当だと判断した」のだが、彼らがどれだけ原発をわかっているのだろうか。

 技術的な素人が安全性を高らかに宣言するより、「経済的、政治的判断で再稼動をせざるを得ないと判断する」と押し切った方が、私には納得がいく。

 枝野経済産業相が、「再稼動について国民に責任をもって説明し、理解を得られよう努める」と言っている。

 これも、いつもの政治家の言葉遊びだ。

 「努める」のであって、国民に理解してもらえるかかどうかは二の次だ。

 想定外の事故が起きてしまえば、全発事故の修復がどれだけ困難かは身にしみて経験させられている。

 「安全」を前面に押し出すのではなく、事故が起きた場合を想定して、事故の際の周辺地域、周辺住民の救済策を図ることが大事だ。

猫ひろしさんの五輪出場はどうなる?

 猫ひろしさんのオリンピック出場に黄色信号がともった。

 猫さんの参加資格を疑問視した国産陸上競技連名が、カンボジア陸連に説明を求めているというのだ。

 国籍変更に関連し、国籍取得後1年が経過していない場合は、連続した1年の居住実績があるか、国際陸連理事会による特別承認を得ないと出場資格が与えられない。

 猫ひろしさんのオリンピック出場について、マスコミはこぞって声援を送っていた。

 新聞、マスコミのネタとしては面白いし誰に害を与えるわけではなく、微笑ましい話として取り上げられていた。

 しかし、私だけではなく、この話に違和感を感じる人は多かっただろう。

 今週の週刊文春、週刊新潮の両誌で猫さんのオリンピック出場にまつわる裏話を報じていた。

 その記事は、私が感じていた違和感を売らずけるような内容だった。

 一人当たりの国民所得が数万円という極貧国に乗り込んで、金で国籍を取得し、金で出場権をつかんだ。

 帰化にかかわる役人や、オリンピック出場選定委員、さらにはもともとの出場候補選手にもお金が渡ったというのだ。

 真偽のほどはなんとも言えないが、今回の猫さんのオリンピック出場がまかり通れば、今後のオリンピック出場の規範が混乱するのではないだろうか。

 猫さんのオリンピックにかける情熱がどれほどのものか、私には計り知ると頃ではない。

 しかし、猫さん以上にオリンピック出場を目指して血の汗をながしてきたカンボジアの候補選手はどうなるのだろう。

 それは、カンボジア選手のみならず、青春をオリンピック出場にかけて長年の苦しい練習を重ねてさえ出場がかなわない日本人選手に対しても礼を失するよのではないだろうか。

2012年4月13日 (金)

北朝鮮ミサイル実験失敗で安心していていいのか

 大騒ぎしていた北朝鮮のロケット(ミサイル)実験は失敗した。

 良かった良かったという雰囲気だが、実験に踏み切ったことが重要な問題なのだ。

 落下物の心配なくなったなどとのんびりしたことを言っているのは大きな間違いだ。

 面子を失墜した北朝鮮は、名誉を回復するためすぐに次の手を打つことを考えているだろう。

 それで、核実験を急ぎ、核実験が失敗して大事故を起こしたら大変だと、小心者の私は逆に心配している。

大飯原発再開ありき

 政府が大飯原発再開ありきで動いているのが透けて見える。

 いかに国民の反感が少ないタイミングを見計らっているようにしか見えない。

 昨日にも再稼動容認の決定を出すのかと思っていたが、国民の反発の風を感じて結論を見送った。

 シナリオをかいているのは、誰なのだろう。

大阪たこ焼きの店「ひっぱり蛸」新規開店

平成26年3月で閉店しました

 昨日(4月12日)、本場 大阪たこ焼きの店「ひっぱり蛸」が開店しました。

 場所は、延岡市栄町、ビッグマート「ユーホー」さんのすぐお隣です。
(駐車場側の一方通行の道路のほうです)

P1010484

顔に自信がないのか(?)写真を嫌がられましたが、無理にとらせていただきました。

人柄はいい方ですよ(笑)

平成26年3月で閉店しました

 当地(宮崎県の北端の街、延岡市)には美味いたこ焼き屋がないから、本場のたこ焼きの店をやったらあたる自信がある」とおっしゃる。

 一言多い不動産屋の私としては、「延岡市ではたこ焼きだけで成功した店が無いですよ。昔、『大阪たこ焼き』というのがあってしばらくは大繁盛したけど続かなかったし、比較的最近では『九州で一番おいしいたこ焼き屋』というふれこみで、3ヶ月以上行列ができたたこ焼き屋さんがあったけど、数年で無くなった。

 だから、たこ焼きだけでなくて、焼きそばとか、ちょっとした軽食もやったほうがいいですよ」と余計な助言をしてしまった。

 すると、「うちは、そんなたこ焼き屋とちゃう。おれのたこ焼きはうまいから、たこ焼きだけでやっていけるわ」と言われる。

 一言多い不動産屋は、すんなり引き下がらない。

 「この近くに、大阪のお好み焼きの有名店『千房』が出店していたけど、そこも最初は繁盛したけど、数年で閉店しましたよ。延岡は大阪や広島と違って、たこ焼きやお好み焼きの文化がないんですよ。だから、やるなら、たこ焼きだけではなくて、せめて焼きそばくらいはメニューに入れたほうがいい。それをしないなら私はお勧めできない。」と主張させてもらった。

 お世話した店が繁盛しないのは、お世話した方としてもつらいのです。

 それに、繁盛しないと家賃の滞納にもつながりますしね。

 本当は気の弱い不動産屋の私は、家賃集金が非常に苦手なのです。

 私の余計なお世話に対して、「オレのたこ焼きは『千房』よりもびっと美味い。美味いからお客さんは来るよ」と自信タップリでした。

 その言葉に納得して、お店の契約をさせていただきました。

 写真では人が並んでませんが、昨日の夕刊デイリー広告のせいで朝からお客さんが殺到して、焼き上がり2時間半待ちの予約販売になってしまっていました。

 私も、12時半に買いに行ったのですが、3時まで待たされました。

 それでも私は運がよくて、私の友人が2時半過ぎに買いに行ったところ材料が切れて予約を受け付けてもらえなかったらしいです。

 私は、なんとかありつけましたが、「大きなことを言う」だけあるなという美味しさでしたよ。(失礼。これだから一言多いって言われるんですよね)

 もう一つのお勧めどころは、冷えても美味しいです。

 明日まで、半額。

 早々に品切れさせてしまった昨日の反省から、今日はお一人様3パックまででお願いしますとのことです。

 通常運転になったら、電話予約も受け付けているそうです。

 P1010488  

電話番号は、左の写真、右下にあります。

ちなみに、私の意見を受け入れていただいて、テイクアウトだけではなくて店内で食べられます。


落ち着いたら焼きそばと、そば飯がメニューに加わるそうですよ。

2012年4月12日 (木)

賃貸住宅の自殺や殺人報道

 三日前に福島市で、窃盗容疑で、自宅マンションの捜査中に容疑者が屋上から飛び下り自殺したという事件があった。

 その部屋から2人の遺体が見つかったと、今朝のニュースで報じられていた。

 警察の捜査方法や事件の経緯はさておくことにして、こんなニュースを見るたびにアパートやマンションの所有者(家主)の方を、本当にお気の毒に思う。

 今朝のワイドショーやニュースでも、事件の現場となったマンションがはっきりと映し出されていたが、家主さんの心中を思うと、人ごとながらお気の毒でしょうがない。

 事件のあった部屋は、なかなか借り手がつかないだろう。

 しばらくの間は、家賃を下げても借り手は見つからないかもしれない。

 この部屋だけではなく、マンションの他の住人で気の弱い人が退去することもある。

 どちらにしても収入はダウンする。

 マンション建設費をローンに組んでいたら、支払いに窮することにもなりかねない。

 家主さんにとっては降って湧いたような大きな災いだ。

 人の不幸を喜ぶのがマスコミで、その不幸が大きければ大きいほどマスコミにとっては都合がいい。

 映像がテレビで報じられていたということは、数十社のマスコミが押しかけていることだろう。

 悲しみでうちひしがれている人の心境を察して、必要以上の取材は遠慮してそっとしてもらいたいと、いつもそう思っている。

2012年4月11日 (水)

ちょっと嬉しかったこと

 このところ気になっているお客様がいらっしゃった。

 去年店舗を借りてもらったお客様なのだが、このところずっとお店が閉まっている。

 食品の製造販売をするお店で、近くの商店街の開き店舗を借りていただいたのだが、その商店街は人通りが少ない。

 少ないというと、少しは人通りがあるように思われるだろうが、少しも人通りがないのだ。

 まったく無いかというと、まったく無いわけではないが、通りに人の姿が見えないこともある。

 このお客様は、当社の空き店舗募集の張り紙を見て来店された。

 営業内容をお伺いして、私は別な物件をお勧めした。

 このお客様は自分でいいと判断して店舗を来られたわけだから、空き店舗をふさぎたい家主の立場を考えると、余計なことを言わずに契約を進めていったほうがいい。

 というか家主のことを考えると、余計なことは言うべきではない。

 しかし、友人知人に「一言多い」と言われる私の性分としては黙ってはおれないのだ。

 「この場所でお客さんの商売をやるのは難しいのではないですか?当社がお預かりしているこちらの店舗の方がいいのではないですか?」と別な物件をお勧めしたのだが、家賃の安さでこちらに決められた。

 お世話した店はなるべく利用するようにしているのだが、いかんせん男の私にはあまり用事の無い店だもので、気になって時々様子を見に行く程度だった。

 余り繁盛しているようには思えなかったが、入居されて1年半、家賃の遅れはまったく無かった。

 それなのに今月は家賃が入っていない。

 電話連絡をしてみたが電話に出られない。

 何かあったのかと思って、お店に行ってみたらシャッターが閉まっている。

 そんな状態が10日間も続いて、何かあったに違いないと思っていた。

 人柄は非常に良い方だったから、病気か事故か突発事項があってのことだろうと心配していた。

 そんなことを思いつつ、今日、お店に行ってみたらシャッターは閉まっているが中に人の気配があった。

 裏口にまわり声をかけてみると、中から元気な声がした。

 家賃が入ってないことを説明したら、「家賃振込用の通帳にしていて、残高が足りなくなっているのに気がつかなかった」というのが理由だった。

 病気や事故で休業していても家賃はもらわなくてはいけない。

 人柄の良い方だけに、家賃の督促をするのは気が重いなと思っていたもので、事情がわかって嬉しい、今日の出来事だった。

2012年4月10日 (火)

今日の無料相談 敷金は返るか?

 今日、年配の男の人が来店された。

 「いらっしゃいませ」と迎えると、「ちょっとお伺いします。30年住んでいる1戸建の家があるんだけど・・・」ときた。

 家が古くなったので住み替えるための家を探しているのか、古くなった家を売るための相談か、はたまたリフォームか建替えの相談か、一瞬いろいろ想像しながら続く言葉を待った。

 「それで、そこを出ることになったのだけど敷金は戻るだろうか?」とのお尋ねだった。

 正直言うと、少々というより大いにがっかりした。

 突然そんな相談を受けても答えようがない。

 本音を言えば、答えたくない相談なのだ。

 毎度のことであるが、借家人は敷金を全部返してもらいたいわけで、家主はできたら1円も戻したくない。

 自分にとって不満な方向で話が進んでいるから相談に来ているのだ。

 そして、少しでも有利な解決方法を教えてもらいたいということなのだ。

 しかも、当然のことながら無料。

 それでいて、自分にとって不満な回答をしようものなら、「どうしてそうなるんだ!」と私に火の粉がかかってくる。

 といって、頼って来られたら答えないわけにもいかない。

 それで、「基本的には契約書にもとづいて精算することになりますけど、契約書ではどうなっているんですか?」

 すると予想通り「契約書は無い」とのこと。

 「契約書を見ないとなんとも言えないですね」と言葉を濁しておくが、「戻してもらわないと次の行き先に引っ越す金がない」とか、いろいろと自分なりの理論主張される。

 私に同意を求めたいのだろうが、敷金は戻してもらえると答えて家主が戻さないと私のせいのように言われてもかなわない。

 30年も住んでいたのだから、敷金は戻してもらわなくてもいいんじゃないかとも思うのだけど、そんなことを言ったら怒りの矛先は私に向かってくる。

 実際、あれこれ話す中で「私なら30年も住んでいたら敷金はあきらめますけどね」とつぶやいたら、「何で敷金はもどらんのか!」と息巻かれそうになった。

 これが割の合わない無料相談の典型だ。

 無料で自分が得するための知恵を貸せということなのだ。

 「残念ですが、私ではお力になれません。弁護士さんにでも相談に行ったらどうですか?ただし弁護士さんは着手金として20万円から30万円はいると思いますよ」

 こんな少額の話を受けてくれる弁護士はいないだろうし、そんなお金を払ったら敷金より高くつく。

 そんなことでなんとかお引き取りを願った。

 

 

2012年4月 9日 (月)

本末転倒。ギャラクシーノートを買ってから仕事をしていない。

 今朝、手帳を開いて唖然とした。

 私は手帳に、その日の行動結果を書くようにしている。

 予定は別の紙に書いたり、鉛筆で書いたり、時間の約束をしたものはスマートフォンに入れたりしている。

 最近は、インクの消えるボールペン、パイロットの「フリクションボールペン」で予定を書いて、実際の行動は普通のボールペンで書いている。

 後で、フリクションボールペンで記入した文字を消すと、行動結果だけが残るという筋書きだ。

 といっても、よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)不動産屋である私は、いつも予定の半分も仕事をしてなくて、空白の多い手帳になっている。

 それでも、比較的重要な仕事の記録だけは残ることになる。

 というわけで、もともと空白の多い手帳なのだが、月曜日の朝の今日、手帳を見て唖然させられたのだ。

 なんと、この4日間は真っ白。

 この間なにをやっていたのか一瞬自分でもわからなかった。

 しかし、すぐにその理由はわかった。

 原因は新しく手に入れた「ギャラクシーノート」。

 これが欲しくなって、このことばかり考え出して、予約したのが発売日前日の5日。

 6日の発売日の午前中に購入手続きをして、午後から前に使っていたギャラクシーⅡからのデーター移動やら、新しい機種に最初から入っているアプリを試したり削除したりで、すっかり仕事から頭が離れていた。

 よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)の私が、少しでも仕事に身をいれるための新しい武器として手に入れたのに、これを日本語で本末転倒というのだなと、つくづく(毎度のことながら)反省した次第。

 4日間に溜め込んだ仕事をあわてて整理している。

 

2012年4月 8日 (日)

大満足のギャラクシーノート

 一昨日購入したギャラクシーノートには大満足している。

 気に入っているのはサイズで、その詳細は一昨日のブログで紹介した。

 他のメーカーに無いサイズで、世界的な大ヒットとなっている。

 一昨日も書いたのだが、日本のメーカーが、なぜこの大きさのスマートフォンに目をつけなかったのか疑問でならない。

 技術的なことで、日本には難しいという問題とは感じない。

 ともあれ、この2、3日はこのお気に入りの新しい玩具をいじくりまわしている。

 小道具好きで、私のことを知っている人達に言わせると、スマートフォンも私にとっての玩具以外のなにものでもないのだが、少しは仕事にも役立てている。

 まずスケジュール昨日だが、時間の約束をした予定はすべてスマートフォンのカレンダーに入れている。

 私は海馬の働きに異常があるようで、短期的な記憶が飛んでしまう欠陥をもっている。

 お客さんと電話で話をしていて、今からすぐにお伺いしますと言って出かけようとした瞬間に、他の電話が入ってその人と話をしてる短い時間に、直前の「すぐにお伺いします」といった用件を忘れてしまうということが、少なからずある。

 これは、老化からくるものではなく、子どもの頃からのことで、治せない病気みたいなものだ。

 まったく忘れてしまうのかというと、そういうわけではなくて、ほとんどの場合後で思い出す。

 しかし、後で思い出すってのが問題で、すぐに思い出すこともあれば、1時間後に思い出すこともあり、数日して思い出すこともある。

 重要な仕事上のことをうっかり忘れていて、冷や汗をかくことも少なくない。

 そんな私にとって、スマートフォンのスケジュール機能は無くてはならないものなのだ。

 私は、時間の約束をしたら、即座にスマートフォンに登録するようにしている。

 そして、予定の時間にアラームを設定する。

 重要事項についてはアラームも15分前、30分前、1時間前といったふうに、いくつも設定しておく。

 例えば、30分前だけにアラームを設定していたとしたら、「あと15分で出かけよう」と思って他のことをしているうちに忘れてしまうことがあるからだ。

 「ことがある」というより、忘れてしまう確率が80%くらいだろう。

 以前使っていた携帯電話にも、スケジュールとアラームの機能はあったが、スマートフォンのそれのほうがはるかに使いやすいし、パソコンのカレンダー機能と連動したり、その他設定が詳細にできる。

 さらに、さらにである。

 ギャラクシーノートにプレインストールされているスケジュールアプリがなかなかいい。P1010482

左がギャラクシーノート
プレインストールのカレンダーアプリ

これだと、老眼の私にも耐えられる大きさだ。

右がギャラクシーⅡ
この大きさだと、ちょっとつらいものがあった。

ギャラクシーⅡで使用してたスケジュールの定番無料アプリ「ジョルテ」と比べてみても、機能的にも負けてないし視覚的には私にとってこちらの方が良い。

 残念なのは、私の職業(不動産業)で必需の六曜表示(大安とか仏滅)が無いことくらいだ。

 それで、「ジョルテ」もインストールしているが、常用するのはサムソンオリジナルの「SPlannnaer」に決めた。

 スマートフォンはパソコンみたいなものだから、スケジュール機能だけではなくて、こんなことできないかな?と思ったことは、大抵のことができる。

 私は小道具好きで、さまざまな小道具を大きなバッグにいれて持ち歩いていたのだが、おかげでバッグに入れておく道具が随分少なくなった。

 その主だった物を挙げてみよう。

 ボイスレコーダ。(運転中や歩行中に思いついたアイデアを吹き込んでおいたり、商談の内容を録音したりする)

 方位磁石(東西南北を調べる)

 水準器(床の傾きを調べる。地盤沈下や家のゆがみを調べる。)

 懐中電灯(夕方の空家の案内や、暗い現場でのメーター調べ)

 巻き尺(巻き尺代わりの測量器)

 手書きメモ(メモ帳代わり)

 電卓

 面積計算機(土地の面積を計算する)

 住宅ローン計算機

 万歩計

 今までは個別に持ち歩いていた、以上の道具がスマートフォン1台に入っている。

 さらに、名刺管理のアプリ(名刺をカメラ機能で撮影するだけで電話帳登録までしてくれる)には重宝している。

 あと家計簿、カロリー計算機、テレビ、ラジオ、カーナビ。

 なかでも、カーナビは秀逸。

 グーグルマップと連携しているので、勝手に最新の地図に更新してくれる。

 この数年新たに開通した道路で、私の車についているカーナビにはまだ入っていない道路情報が、スマートフォンのナビには入っている。

 ギャラクシーⅡの4インチ画面でも重宝していたが、5.3インチ画面のギャラクシーノートはメインのカーナビとして使えそうだ。

 そんなこんな、便利なアプリ(ソフト)は無料で手に入る。

 ちなみに私の使っているアプリはすべて無料だ。

 かくのごとく私にとっての必需品スマートフォンだが、「ギャラクシー ノート」は現在のところ私にとっての究極のスマートフォンである。

2012年4月 7日 (土)

ぐだぐだの亀井さんⅡ

 昨日の夜のニュースでは、亀井さんの国民新党離党が報じられていた。

 どう考えても理解できない屁理屈押し通そうとして、どう収まるのだろうと思っていたのだが、思っていたよりあっさり引き下がった。

 「党の混乱の責任をとって」みたいなことを言っていたが、そんなきれいごとで離党を決めたわけではないだろう。

 橋下さんや石原さんの新党の動きを見て、新党結成に紛れ込もうとする魂胆ではないだろうか。

 しかし、橋元さんも石原さんも消費税増税には肯定的だ。

 消費税増税反対を主張して国民新党を離党した亀井さんが、今度はどんな屁理屈をつけて新党に参加するのだろう。

 

 

2012年4月 6日 (金)

ぐだぐだの亀井さん

 誰もが思っていることだろうけど、政治屋さんは自分たちに都合のいい仕組みを作ろうとしているだけだ。

 それにしても、国民新党のごたごたは、あきれて何も言う気にならない。

 言う気にならないなら何も言わなくてもいいのだろうが、それは言葉のあやというもので、言いたくないけど思わず愚痴が口から出るということだ。

 亀井さんはすっかり男を下げている。

 たった8人の党員のうち6人から解任を議決された。

 亀井さんについてきたのはたった1人だけで、通常の感覚なら、国民新党の議員総会で圧倒的?多数により亀井さん解任が議決されたと思われるのだが、亀井さんはその議決を無効だと主張して譲らない。

 もともと亀井さんの元に集まった、たった数人の少数政党だったため、こういう事態を想定していなくて、党則にきちんと定められていなかったというのだから、なんとも恥ずかしい話だ。

 立法の最高機関で国家の法律を作る立場にある者が、満足な党則も作れないなんてことはチョー恥ずかしいことだということにも気がつかないんだから、恥ずかしくてお天道様の下を歩けないだろう。

 どうみても、最高にみっともないのは亀井さんだと思うのだが、この結末をどうつけるのだろう。

新しい玩具を手に入れた。ギャラクシー ノート。

 一昨日から、私の頭の中の5分の4くらいを「ギャラクシー ノート」に占領されていた。

 1週間前くらいの日経新聞で新製品紹介されてからずっと気になっていた。

 特徴は画像のとおり、5.3インチの大型画面だ。

 能率手帳ポケットくらいの大きさ。(左側は、私が加盟している宅地建物取引業協会の手帳とほぼ同一サイズ)

P1010455

 私は、2年前からスマートフォンを使っている。

 インターネットとカレンダー機能の使いやすさに重宝しているのだが、老眼の私ににとって画面が少々小さいと感じていた。

 7インチのギャラクシータブを試してみたが、1台持ちのスマートフォンとして使うには携帯性が悪かった。

 2台持ちをするのであれば、10インチタイプのタブレットのほうがいい。

 持ち歩きようの1台として、5インチサイズのものがあれば、カレンダースケジュール欄も見やすく、まったくの手帳代わりになるのになと前々から思っていた。

 それで、インターネットで5インチサイズのスマートフォンを世界中で探してみたが見つからなかった。

 手帳代わりに使うのだから、手帳サイズのスマートフォンがあって良いはずなのに、どこも作っていない。

 すべての人に受けいられるサイズではないかもしれないが、5インチという画面サイズの需要は絶対にあると思ったいた。

 日本のメーカーこそ、他社に無いサイズで差別化をはかって他社にないサイズを売りにして顧客を取り込んだらいいのにと思っていたのだが、結局先にやってしまったのはサムソンだった。

 もともと私が希望して探していたサイズだったので、迷わず購入した。

 正直言うと、「迷わず」ってのはちょっと嘘で、今使っているスマートフォンの月々支払いがまだ1年以上残っているので迷ったのだが、その迷いを打ち消す魅力を持っていたというわけだ。

 日本のメーカーに、私みたいな考えを提案する人はいなかったのだろうか。

 モノ作りのは遅れをとっている。

 まずは、カレンダー開いてみたが、満足できる大きさだった。

 スマートフォンのいいのは、データがクラウド化されていることで、今まで使っていたデータがそのまま利用できること。

 直前に使っていたスマートフォンのスケジュールが同期されて、そのまま利用できる。

 また、付属品として手帳カバーがついていて、手帳風になる。

 P1010458

P1010459

 今日は、新しく手に入れた玩具で楽しく過ごすことになる。

 

 

2012年4月 5日 (木)

亀田興毅さん大勝。ルールのないスポーツは面白くない。

 昨日の亀田興毅選手のタイトルマッチは判定勝ち。

 ホームタウンディシジョンという言葉があって、審判員の判定が地元の選手に有利に採点されるという傾向がある。

 ボクシングにおいては、特にその傾向が強いように思える。

 昨日の試合は私の目には亀田選手の際立った堅い防御だけが目立つだけの欲求不満がつのるばかりの試合で、亀田選手の一方的な負けに見えた。

 ボクシングなんか見たくないと言う家族の反対を押し切って、なんとか見ることのできた試合だった。

 家族もしかたなしにテレビを見ていたのだが、全員の感想も亀田選手の負けだった。

 結局、試合は判定に持ち越されることになった。

 12ラウンド終了後の亀田選手の苦笑いは、負けを覚悟した笑いのように見えた。

 どう見ても負け試合のようだったが、判定になったからにはドローにもっていけばいいし、亀田選手の勝ちもあるのかもしれないと思って判定結果を待った。

 最初の判定は「115-113」とアナウンスされた。

  これを聞いたとき、やっぱり僅差で亀田さんの勝ちになるのだなと思った。

  しかし次いて「117-110」「118-110」というアナウンスを聞いたとき、挑戦者のマナカネさんが勝ったと思った。

 採点結果のアナウンスから一呼吸おいて、「勝者 チャンピオン亀田興毅」とコールされたとき、館内から軽くブーイングが聞こえたような気がした。

  日本人選手が勝ったというのに、勝利の喜びは無かった。

  解説の鬼塚(元チャンピオン)さんも、「亀田選手にとっても消化不足の試合だったでしょう」と言葉を濁すしかなかった。

  ボクシングに興味のない家族も、「どう見ても勝ちは無いよね」と言っていた。

  亀田選手の試合は、いつも不快感が残る。

  勝つか負けるか分からない試合で、ファンは自分の応援する選手に声援を送るのがスポーツ観戦だ。

  応援する選手が負けそうになると、はらはらして檄を飛ばす。

  勝ったときは自分のことのように喜び、 負けたときはともに悲しみ、再起を期待する。

  そんな、はらはらどきどきがスポーツ観戦の醍醐味だろう。

  亀田選手の試合は、テレビ局を始めとする、彼らを金儲けの商品として利用している組織の方々の都合でこんなことになるのだろうが、プロデューサーとしては失格だろう。


   ブログを書いたあとに新聞を読んでいて、日経新聞が辛辣な記事を書いていた。

  見出しは「薄氷 判定勝ち」で、淡々と試合結果を報じていたが、記事最後の数行で「4度の防衛戦で3度の2桁台の挑戦者選びといい、チャンピオン乱立時代で『裏街道をひた走っている』」と、さらりと言ってのけている。

  そして、(亀田選手が)「ビッグマッチもあるとおもうからもっともっと頑張る」と言うが、その日が来るのはいつのことかと結んでいた。

  「裏街道をひた走っている」という表現はすごい!

 

2012年4月 4日 (水)

理解できない孤立死

 このところ毎日のように孤立死の報道がある。

 私が経営しているアパートに、70歳代、80歳代の独居高齢者が住まわれているから気になるのかもしれない。

 そんなニュースの中で、私の想像を超える、理解のできない孤立死の報道があった。

 一つは、埼玉県蕨市での事件。

 家賃が入らないので管理会社が訪問したところ、死後2年以上経過していると思われる白骨化した遺体が見つかったという事件だ。

 家賃が2008年ごろから支払われていなかったという。

 2年以上の家賃滞納があるのに放置していたということの理由が、私には想像もつかない。

 なぜそうなったか、解説をしてもらいたいと思ってその後のニュースを気にかけていたのだが、これを掘り下げる報道にはお目にかからなかった。

 疑問が解決できずに、もやもやした気分が消えない。


 もう一つが、茨城県つくば市の有料老人ホームで、入居者の女性が死後1週間たって発見された事件。

 老人ホームで孤立死が起こるという事態が理解できない。

 この女性は、要介護者ではなかったそうだが、万一のときに備えた安心した生活をするためにあるのが老人ホームではないのか。

 24時間ずっとつきっきりというわけではないから、知らない間に亡くなることがあるのは仕方がないとしても、死後1週間も気がつかないという事態が理解できない。

 

2012年4月 3日 (火)

子どものいない相続。事実婚で籍に入っていない夫婦間の相続。

 今朝、相続の相談で来店があった。

 20数年前に建売住宅を購入していただいた方だった。

 ご主人が亡くなられて、ご主人名義の家を自分の名義にしたいのだがどうしたらいいかということだった。

 相続人は自分だけだから簡単だと思っておられる。

 私は、この方の相続は簡単ではないぞと思いつつ話を聞いた。

 私が心配だったのは、このご夫婦は、夫婦として長年いっしょに暮らしていたのだ、建売住宅を購入した際に籍に入っていなかったからだ。

 夫婦仲は良かったのだが、どういうわけかその後も籍を入れてなかった。

 事実婚の夫婦であっても、籍に入っていないと相続権はない。

 この方の場合、奥さんの収入で住宅ローンを支払った時期もあるのだが、もし籍に入っていないままなら法律上は相続権は認められない。

 もし籍に入ってなければ、住宅ローンをいっしょに払ってきたはずの家の名義を奥さん名義にすることは難しい。

 それで、まずそのことを聞いてみた。

 幸い、5年前に籍は入れていた。

 これで、ひとまず奥さんが相続は可能だが、続く問題がある。

 この夫婦には子どもさんがいないのだ。

 子どもさんがいれば、奥さんと子どもさんが相続人になるのだが、子どもがいない場合は奥さんとご主人の親が相続人になる。

 親が亡くなっている場合は、奥さんと、ご主人の兄弟が相続人になる。

 今回のケースは、ご主人の兄弟の方が相続人となるので、名義変更(相続登記)をするにあたっては、ご主人の兄弟の方々の同意と、印鑑がいることを説明した。

 すんなり兄弟の方が印鑑を押してくれたらいいが、いくらかくれということも間々あるという話もした。

 それを聞いた奥さんは納得がいかない様子だった。

 親や兄弟から一切援助を受けたわけではないし、住宅ローンを払って来れたのも自分の稼ぎがあってからのこと。

 なんにも世話になっていない兄弟の了解をとらないといけないのはおかしい、と言うのだ。

 奥さんがそう思うのは当然だが、法律はそうなっているのでいたしかたがない。

 当事者にとっては理不尽なことだと私も思う。

 この方の場合数年前に籍を入れていたので相続権があるだけ幸せだったと思うべきだろう。

 あとは、相続権のある兄弟の方の了解をもらって、相続の書類に印鑑証明書を添付して実印を押してもらうことになるのだが、すんなり印鑑を押してもらえずにもめるケースも少なくない。

 こんな理不尽とも思える状況を未然に防ぐために有効で唯一の方法が遺言だ。

 遺言の方法はいくつかあるが、公正証書での遺言にしておくと、他の相続人の印鑑無しに相続登記ができる。

 

2012年4月 2日 (月)

石原伸晃幹事長が、政治家のための政治を明言していた。

 自民党の石原伸晃幹事長が、民主党が小沢さんを切って、衆議院の解散総選挙の時期を明確にすれば、消費税法案に賛成もありえると、恥じらいもなく明言していた。

 賛成してもいいってことは、この法案が国家国民にとって必要なことだという証なのだろう。

 国家国民にとって必要な法案だけど、自分たちの言い分を聞かないのなら法案は通さないということになる。

 もしくは、自分たちの言い分を通すために、国家国民のためにならない法案であっても成立させるということなのだろうか。

 そのどちらでしかないことを露呈する発言だよなあと、こんな政治家に命を託している我が身をなげきたい今日は4月2日。 

2012年4月 1日 (日)

壊れてしまった?亀井さん。

 今朝の報道ステーション・サンデーに国民新党の亀井さんが出演していた。

 この騒動の中よくぞ出てきたものだと思って見ていたが、自分意見を主張するためだけに出てきたようだった。

 司会者やコメンテーターの質問は一切無視。

 MCの長野智子さんが質問しようとすると、「政治がわからない者がだまりなさい」ってな調子で、わけのわからない言葉をただひたすらまくしたてるばかり。

 政治評論家の(名前を忘れたが)方が、亀井さんの話を聞いていると頭が混乱すると言っていたが、同感だった。

 人にはいっさいしゃべらせず、意味の通じないことをわめき続けているようだけに見えた。

 亀井さんの言うには、国民新党は連立政権からは離脱した、自見さんをはじめとする元国民新党の6人は無所属議員として連立政経に残っているというのだ。

 なんとも、みにくい話である。

 亀井さんはこの事態をどうやって元の鞘におさめようとするのだろう。 

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