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2012年4月20日 (金)

問責決議可決と田中直紀防衛大臣

 田中直紀防衛大臣と前田武志国交大臣の問責決議が可決された。

 国策の議論はそっちのけで、問題発言・問題行動を追求することに明け暮れている政治屋さんたちのあり方を国民は糾弾すべきが、今日はそれはさておくことにして、テレビでみる田中さんの姿はお気の毒としか思えない。

 それは私一人の感想ではなくて、全国民的な感想ではないだろうか。

 国会討論の場面は言うまでもなく、記者のインタビューに答えるときの映像でも、見る人をはらはらさせる大臣というのは田中さんだけだろう。

 田中さんの本音はどうなんだろう。

 本音は「やめてやる」とケツをまくりたいのではないだろうか。

 政治のしがらみで、辞めようにも辞められないに違いない。

 田中さんだって、自分が防衛大臣に不適だとわからないほど愚かではないだろう。

 24時間、市中引き回しの刑みたいな仕打ちを受けて、とどまりたいなどと思っているはずがない。

 前田さんだってそうだ。 

 立法の最高機関を職としている人が、公職選挙法という法律違反をしていて、気がつかなかったという言い訳が通じるはずも無いことをわからないはずがない。

 スピード違反を犯して制限速度の標識が見えなかったと言い訳すれば、違反キップを免れるのだろうか。

 そんな子ども染みた言い訳をしてまでも、辞任しないといいはっているのは、辞めてはいけないという逆らうことのできない蜘蛛の糸にからめられているとしか思えない。

 政治屋さんという職業で飯を食うということは、他のどんな職業にも増してつらい職業だとお気の毒でしようがない。

 

 

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